IWGP

2000年4月から放送したTBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」のあらすじなどなど勝手気ままに書いてます

みかんの回②

2000年04月28日 | IWGP
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マサとシュンが姫の写真を持って聞き込みをしている。
遠くにヒカルが座ってる。でもいつもと様子が違う。すると・・そこに山井が来た。何で?!マサとシュンビックリ。
マサ「おぃ殿様キングに電話しろ」
タカシいたよ「必要ないよ~マイブーム」とトランペット持ってる。
タカシ、ヒカルと山井を見て「あれ~マコちゃんのハニーじゃね~黒い交際ねコレは」
シュン、不安そうな顔。




タカシの家のサウナ。
更衣室でマコトとサルが着替えてる。サルの背中には刺青が。その観音様の顔が行方不明の姫の顔にマコトは見えた。

マコト「なぁサル、姫見つかるといいな」
サル「あぁ」と笑う。



次の日の朝。真島家。
マコト急いで階段を駆け降りる。
マコト「わりぃ寝過ごした」
サル「寝過ごしたはいいけどさぁ、何で俺が店番しなきゃなんないんだ」店番させたれちゃってんだ(笑)
律子「おいサル~みかん出した?」
マコト「テメェがサルって言うなよ!」
律子「黙れ!インポ!」おースゴィね、相変わらず(笑)
マコトみかんを律子に投げた。
律子「キャーーーー」すっごぃ悲鳴だね・・(笑)

家を出る。サル、律子が心配そぅ。
サル「オバチャン荒れてんなぁ・・」
マコト「うるせぇ」


ボーリング場
サル「何でボーリングなんだよ・・」
そこに横山がいた。
マコト「久しぶり~」
横山「よぅ」眼鏡をかけてる。変装のつもり?
マコト、サルに横山を中古車屋ディーラーと紹介。
横山「ディーラーの横山でーす」
サル疑わしそぅ。

マコト、サルの見ていないところで「情報がほしいんだ」と姫の写真を横山に。
横山「分かった、関連ありそうな情報は提供してやるよ」
マコト「さすが署長♪」
横山「マコト君、相手はヤクザだ、あんまり深入りするな」
マコト「はーい」もうすっかり仲良しになったね。





池袋西署の一室。
吉岡が1人で摘発したビデオ店から押収した裏ビデを見てる。しかもこの前本当にレイプしている!というやつ。しかもズボンに手入ってるよ・・ヤダなぁ。そこに横山が入ってきた。
横山「製造元は分かりましたか?」
吉岡「いや~まだ」
横山「これ以上こんなものが世の中に出回ってもらったら困る。」

そこに桜井がPCを持って入ってきた。
桜井「被害者の居所が分かりました。マニアからの垂れ込みでこの女によく似た女が入院しているそうです」




羽沢組事務所
氷高「この3日間進展なしか?」
サル「あまり当てになる情報もないので真島さんも手を焼いてます」

そこにマコトから電話が入る。
マコト「今コンビニ(LICS)から見えるマンションにいるんだけど、1つ頼みがあるんだよね」マコト「森永」という部屋の前にいた。



LICS
マコトとサル、卒業アルバムを見てる。マコト中学の時から茶髪だね。
マコト「やっぱりな、この森永和範ってやつ、あそこのマンションに住んでるんだよ」LICSの前のマコトが気になったマンションに同級生が住んでるようだ。


マコト、森永和範の家のインタホーンを押す。
マコト「あの和範君の中学時代の同級生なんですけど」
母親が出てきた。


喫茶店
和範の母「実は・・和範君、高校辞めちゃったんです。あんなに期待されてたのに・・それからすごく言いにくいんですけど部屋から全く出てこないの」引きこもりかぃ?食事はドアの前に置いて、お風呂やトイレは両親がいない間に済ましてるよう。ほしい物はメモに書いて置いてあるんだって。本格的だね。
和範の母「短いメモだけが和範君が生きているという唯一の救いなんです」と泣いてしまう。
マコト「大丈夫です、大丈夫・・・」困っちゃったね。。



和範の家
和範の母「このドアです」
和範の部屋のドアに向かって話かける。
マコト「和範、俺マコト、真島マコト、果物屋の。覚えてるかな?」
マコト和範との中学の思い出を話しはじめた。




LICS
マコトがサルに和範の事情を話した。
サル「俺分かるわ、俺も学校行かなきゃと思って玄関まで行くんだけどドア開けられないんだよ。夕方、お袋が帰ってくるまで玄関に立ってたこともあった」サルはイジメを受けてたんだもんね。登校拒否状態になってしまったこともあったよう。
マコト「明日も行ってみっかなぁ」と和範の部屋を見上げた。



ある公園のトイレ
山井とGボーイズ2人が個室にいる。
山井「金」
2人がお金を渡した。
山井「もし察に引っ張られたらタカシから買ったって言えよ」
Gボーイズ2人「はい」
2人が持っていた姫の写真を山井に取られた。
山井「何だよこれ」
Gボーイズ「マコトさんに頼まれて」
山井「あんな奴相手にしてんじゃねーよ。5分したら出ろ」
と山井が出て行った。2人の手にはデンプン?いやシャブだよ・・・山井、今度は薬にまで手を出してるんだね。本当悪の王道だね。っとゆーかヒカルとの関係も気になるけど・・





和範の家
マコト、和範の部屋の前に座る。
マコト「あのこの前言ってた本、遅くなってごめんな。あとこれはさ、俺からの差し入れ」中学時代に和範から貸りた雑誌と、エロ本?らしき物を和範の部屋のドアにあるBOXに入れる。中学に貸りた本持ってたんだね。部屋の中からは物音ひとつしない。
マコト「また明日来るわ」




真島家
律子がバナナを剥いて横山に渡した。バナナやたらデカイよ・・
律子「すいません、こんな物しかなくて」
横山躊躇しながらも「あぁ・・お構いなく」
律子「横山さんは動物占いだと何?」この頃流行ってたね~
横山「干支はイノシシですけど」
律子「キャァこわい!」えー・・って感じだけど笑えます。
そこにマコトが車(BM)で来た「早く乗れ!喰われちまうぞ」
横山急いでBMに乗り込んだ。

律子「イノシシねぇ」横山の後姿を見送る。
好きになっちゃったんかぃ?!律子と横山と吉岡で三角関係だね。

助手席に乗った横山、何の用かと思いきや「お化けワゴン」の話をしにきたのだ。
しかしその「お化けワゴン」ずっと前に流行った会談話のようでマコトは知ってた。逆におどかされて終わり・・何だったの??




LICS
サルが助手席を空けると1枚の紙が落ちた。その紙には
(聖和医科歯科大学付属病院 外科病棟202 細川ミキ\(^0^)/ )と書いてあった。
マコト「あっディーラーの横山さんだ」
横山がさっき置いて行ってくれたのね。さすがだね。




聖和病院
マコトとサル、細川ミキを訪ねに来た。
ミキの顔には傷がある。裏ビデオに映っていた本当にレイプをされた被害者。
マコト「ちょっと聞きたいことがあって来たんだけど」
ミキ「しゃべんないよ、この前警察の人が来ていろいろ聞かれた」
マコト「この子知らねぇかな?」姫の写真を見せる。
ミキ「この子どうしたの?」
マコト「行方不明なんだ」
ミキ「そう・・何度か見かけたけど」
サル「知ってるのか?!」
ミキ「あんたこの子の彼氏?」
サル「・・そうだよ」
足も怪我をしている。アキレス腱を切られて、やられてビデオに撮られたと言った。
サル「相手は誰?!」
ミキ「黒いワゴンに乗った3人組み。」
サル「その男とはどこで会ったの?!」
ミキ「LICS」
何ぃ?!嫌な予感がして2人は病院を出た。




LICS
サルが1人で張ってる。

和範の家
マコト部屋の前に座って「俺今さぁヤクザ絡みの仕事頼まれてるんだ。まぁ人探しなんだけど。羽沢組の組長の娘がいなくなっちゃったとか何とかでさぁ・・・」

その時部屋のドアが開いた。
和範「入れば」
マコト部屋に入ると和範がいた。スーパーロン毛だよ!そりゃずっと引きこもってたら美容室なんて行かないもんね。でもせめて自分ででも切ってよ・・って感じだが(笑)
和範「こっちきて」と高性能そうな双眼鏡をマコトに覗くよう言った。覗くとサルがうつってる。
和範「4組の斉藤富士夫くんでしょ、覚えてるよ」
マコト「すっげぇ、お前これでずっと見てたのか?」

姫の写真を見せ「この子2週間前の金曜日にそこのコンビニから電話しているはずなんだ」
和範、日記を出す。
和範「あった、12時半頃その子によく似た女の子が黒いワゴンに乗り込んでる」
日記には黒いワゴンの絵も書いてあった。ボディには流れ星。
マコト、姫の部屋でみつけた付け爪を思い出した。流れ星のアートがしてあった。

和範「20時間以上起きていて。TVをモニターしてるか双眼鏡で街を観察してる。意味なんてないし、すごく辛いけどやめられないんだ・・」
マコト「意味ないなんて言うな・・」
マコト和範の日記を貸りる。
和範「マコト・・また遊びに来てよ」
マコト「今度はお前が俺んちに遊びにくるんだよ!」
和範「でも・・」
マコト「絶対来いよ」爽やかだね~そしてすっごくいい奴だね。和範、これで友達が1人できたね。よかったね。

LICSのサルの元に戻る。
マコト和範の日記をサルに渡し「これコピーとってこい」
サル「黒いワゴン・・」
マコト「街中に配るぞ」




真島家
マコトまたヒカルの嫌いな「弦楽セレナーデ」を聴いてる。けっこー気に入っちゃったとか?そこにヒカルが来た。耳を塞ぐ。

マコト「ごめんごめん、聴いちゃった」
ヒカル「・・うん大丈夫、それよりさぁ姫探しどうなったの?」
マコト「リーチかかったまま進展なし。5時間後にはサルの指が落ちるよ」1週間経つんだね。
ヒカル「まじで!?」
マコト「あーぁ、これが俺の限界かなチクショウ。。お前気にくわないんだろ、リカの事ほったらかしにして人探ししてるのがさ」
ヒカル「そんなことない!マコちゃんのせいじゃないよ!その子が見つからないのもリカが殺されたのもマコっちゃんのせいじゃないよ!」とムキになって言った。
マコト「流れってやつかな?」
ヒカル「じゃーぁこの前の続きしよっか?」この前のカップル喫茶のことかね?
マコト「お前さぁ・・まつ毛長いのな」と肩に手を回した。

そしていい感じ~になりそうな瞬間、マコトの携帯が鳴った。
和範からだ。
「黒いワゴンが止まってる。サルくんが狙ってる、ヤバイかもしれない」サルが1人でLICSの前で張ってるところに黒いワゴンが現われたようだ。
マコト「分かった!5分で行くわ!」電話を切るとそのままヒカルがくっついてた。
マコト「お前何してるの?」
ヒカル「だって、流れで・・」
マコト「あーそっかそっか、それは後日って事で」と部屋を出て行ってしまった。
ヒカル「そりゃないっすよ・・」ホントだよね(笑)
マコトは愛情より友情っぽいもんね。男はそれでいいんだよ、きっとね・・(笑)



『みかんの回③』へ続く