IWGP

2000年4月から放送したTBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」のあらすじなどなど勝手気ままに書いてます

スープの回⑥

2003年03月28日 | IWGP
RIZEのライブ会場

満員の客の中、律子、ケンさん、マサ、ホームレス達はマコトを探す。
マサがステージから繋がる配線を発見。
ケンさん「マコトが危ない」
みんなでその配線が繋がる部屋へ向う。



その配線は気絶したマコトに繋がれていた。スライはハンマーでマコトの頭を殴るつもりだ。生で骨が折れる音を客にきかせるつもりだ。
RIZEメンバー「有り得ねぇ、こんなライブやりたくねえよ」
スライ「もう今更何言ってんだよ!お前らだって始めあの音聴いたとき喜んでたじゃねぇかよ!」
RIZEメンバー「まさか骨の音なんて思わねぇからよ」
金子「ジェシー何考えてる、こんなことするためにバンドやってきたんじゃねぇだろ!」
ジェシー「・・・」
金子「俺らはな、あんなもん使わなくたってライブやれんだよ!そうだろジェシー?何とか言えよ!」机を蹴飛ばす。
ジェシー「俺だってよ、やりたくてやってんじゃねぇんだよ!でももう遅いんだよ、客はこの音を聴きに集まってきてんだよ!分かるだろお前にも!」
スライ「もうお前達分かんだろ?どんな最高の演奏したってこの音がなきゃお客さんは納得しないんだから」
マコトが意識を戻す「そーゆう事だったか・・まっしょーがねぇな。だったらよ、俺の頭殴れ。太鼓みたいに殴れよ。その代わりよ、もうホームレスは襲撃するんじゃねぇ」
金子「マコト・・」
マコト「俺音楽は永ちゃんしか聴かねぇけどよ、おめぇらのバンドかっけえと思ったよ。でもあのオッサン達は関係ねぇ、手出すな。」
スライ「そーゆうことだよ。ほら!早くステージに上がって!!ハイハイ!!」
RIZEメンバー「ヤダ」
スライ「行けよ!!行けーー!!行かねぇとこいつ頭だけじゃ済まさねぇぞ」
マコト「ほら早く行けよ!!」






ステージにRIZEのメンバーが現われた。
しかし始めることが出来ない。
客「ほら!早くやれよ!」
野次が飛ぶ。
ジェシー「行くぞ!」
演奏が始まる。






律子達は配線が繋がる部屋を探す。
マサ・律子「マコトー!」
そして部屋を発見。ドアを叩く。

律子「マコトを返せー!」
マサ「マコト!返事しろ!!」
部屋の中ではスライが今にもマコトを殴りそう。

そして律子が配線を思いっきり引っ張る。

マコトは配線に引っかかり倒れる。危機一髪だった。
律子「マコト!」
マコト「母ちゃん!」
その声が会場中に響き渡る。
RIZEも客も驚き・・・






ケンさん、ホームレス達がスライの元へ。
スライ後ずさりし倒れこむ。

シンさん「やっと会えたね・・ごめんさっき会ったばかりだ」と殴った。
ホームレス「おい、何で俺達を襲った?」
スライ「仕事だよ。俺は最高の音を作るのが仕事だよ。素材は誰でも良かった。あんたらなんかいてもいなくても一緒だし、別に殺すわけじゃないんだから・・・おいマコト!お前も見たろ、ホームレスの骨折って何百人もの若い奴が熱狂するんだぞ!別に文句ねぇだろ!」と笑う。
ホームレス「いてもいなくても一緒だって・・・」
そこにはGボーイズも到着してた。だからさっきキングラーメンは留守だったのね。
マコト「要するに使い物にならなくなった人間は再利用するってわけだ」
スライ「そーゆうこと。リサイクル」と笑う。

マコトがハンマーを持ってスライの頭の上に立つ。スライ震える・・マコト、ハンマーを振り上げスライの頭に・・が外す。

スライ「やめてくれ・・・」
マコト「俺の街にいらねぇ人間なんていねぇんだよ!」ともう一度振りかざし頭の横に外す。スライは震える。臆病者め。
マコト「分かったか・・」
っと会場の様子を見に行ったマサが戻ってきた。
マサ「やべぇよ、客が暴れ出した」
マコト「めんどくせぇな・・」




会場
演奏をやめたRIZEに対し客が騒いでる。
マコトがステージに上がった。

マコト「静かにしろ!今日のライブは中止だ」
ジェシーに警察を呼ぶから自首するように言う。っが客が文句を言いはじめた。

客「お前誰だ!」
マコト「マコトだ!」
それでも野次は飛ぶ。
マサや律子達も来た。
律子「マコト!夢芝居歌いな!」ってなぜ?
そこにGボーイズが上がった「黙れ!クソガキこら!」
ワッキー「マコトさんは3年前のギャング抗争をまとめた男なんだぞ!」
客「それがどーしたんだよラーメン屋!つーかおめぇら引退したんだろうが、おとなしくラーメン作ってろデブ」
Gボーイズと客は殴り合いに。そこに帰れコールも。
マコト「おい!おめぇら本気で言ってんのかよ?」
客「いーからさっさとライブやれよ」
マコト「人間の骨の折れる音がそんなに聴きてぇのか?」
客「何だよ?意味分かんねーよ」
マコト「おめぇらが聴いて喜んでた音はホームレスの骨が折れる音なんだよ、それでも聴きたいのかって聴いてんだよ!!」
客「何でもいいから早く聴かせろよ!」
会場は静まりかえる・・
マコト「よし、分かった。俺もホームレスだからよ。聴かせてやるよ、それで文句ねぇんだろ!」
と台の上にマイクを置き自分の腕をハンマーで殴った。
マコト「痛ってーー!」
客「・・・おい、何やってんだよ、バカじゃねぇの・・・暑苦しいことすんじゃねぇよ、洒落になんねぇよ・・」マコトの行動に驚く・・
マコト「当たりめぇだよバカ!こっちは洒落になんねぇことやってんだよ!おめぇらみたいにな成合でギャーギャー騒ぐほど若くねんだよ!24なんだよ!切羽詰まってんだよ!真剣なんだよボケ!!おめぇら何引いてんだよ!本当はよおめぇらの骨1本1本折ってやりてぇとこだけどめんどくせぇから俺ので我慢しろよ!いくぞ」
っともう一度腕を殴る。しかし避けてしまう。
マコト「怖ぇんだよ!次は本当にいくからな」
もう一度殴ろうとしたとき・・
「あたいが折ってやるよ!」っとタカシだ。

タカシ「マーコちゃーん!久しぶりぶりっす!」
マコト「タカシ・・」
タカシ「ハイ!毎度~キングラーメンなり~」
マコト「関係ねぇだろ、おい」
タカシ「相変わらずダセェ事やってんな~マコちゃーん。まぁそーゆうの嫌いじゃないけどね~」
っと握手する。
タカシ「会いたかった~会いたかった~まぁ決めるときはブクロスタイルで決めるっしょ」とマコトの腕を台の上に置きハンマーを担ぐ。
タカシ「オナニーとかできないよ」
マコト「いいから早くやれ」
タカシ「はい」
っと会場に向って。

タカシ「はーぃ!3つ数えたらいきまーす!」会場からは悲鳴が。
タカシ「はーい!1!」っと言った瞬間マコトの腕を殴った。
タカシ「折ったどー」っとステージを降りて行ってしまった。Gボーイズ達が追う。
マコト、ジェシーに「さぁどーする、最後は自分らで蹴りつけろよ。俺さっきも言ったけどよ、お前らの音楽嫌ぇじゃないからさ」
RIZEメンバー達「マコト、ありがと」
金子「やっぱあんた・・・」と志村けんの顔?でグーポーズ?を。
ジェシー「やっぱすげーよ。北野さん!」
マコト「テメェ骨折るぞ」

マコトとジェシーは握手する。会場からは歓声が。
マコト「ブクロサイコー!」
観客「オー!」
マコト「オーじゃねぇよ!ブクロサイコーって言えよ!」
マコト「ブクロサイコー!!」
観客「ブクロサイコーーーー!!」
やっぱマコトがまとめたんだね。でも骨折れてるの??





警察が来てスライは捕まる。

マコト腕に包帯を巻いて会場の外で座ってる。
浜口「腕どーした?もう1人どこなんだよ?」
マコト「中。ちょっと待ってやってくんない」
中ではRIZEがライブの続きをしていた。
浜口「何?」
マコト「逃げないようにちゃんとホームレスのおっさん達が見張ってるから。」
そこにジェシーとキャシーが。ジェシーは柔道着のままだよ。
キャシー「ねぇタカシちゃん見なかった?」
マコト「見て・・・ますん」
キャシー「どっちだよ?」


会場ではRIZEのライブが続いている。
しばらく出来ないもんね。







池袋大橋
ラーメン戦争の決戦だ。
Gボーイズ、ブラックエンジェル共にとっておきのラーメンを持ってきた。冷めてないの?
サルが試食するの?

京一「どーしたの?早く食べて」
サル「俺は食わねぇ」
Gボーイズ「じゃぁ誰が食うんすか?」
っとサルが呼んだのは雫だった。
京一「その子王様ラーメン(キングラーメン)の店員だろ?ペアじゃないよ」
Gボーイズ「とっくに辞めてんだよ!」
ワッキー「つーかこいつ拒食症なんだけど・・」
マサ「治った!」
マコト「ホントかよ?!」
雫、両方のラーメンを食べる。そして・・

サル「どっちのラーメンがうまかった?」
京一「うちだよね~」
Gボーイズ「何だそのスマイルは!」
マサ「正直に答えていいんだぞ」
すると・・

雫「焼きそば!マコトんちの焼きそばが食べたい!」
みんなからはブーイング。
サル「っということはどっちも負けだな」
マコト「・・・勝った・・・ラーメンに勝ったぞ!!」
みな散って行く。
マサ「雫・・・俺・・マコトじゃねぇぞ・・」
雫「知ってる!あんたはいつもマコトにくっついてる金髪の天パーの馬面のマッチ棒だ!ねーマコト♪あんたかっけ~」マッチ棒が増えたね。
マサ「雫~」と泣く。
雫までマコトファンになっちゃうとは。。
マコト「ブクロサイコー!俺ブクロに一生骨埋めるぜー!」と叫ぶ。
2つのラーメンはサルの子分が食べてた・・・
雫「マコト、デニサン連れて行ってよ!お腹空いた♪」
デニサン、今回出てこなかったね~




『スープの回⑦』へ続く