およそ敵地に入ったときは、深く入れば兵隊は戦いに専念するが、浅く入れば、兵隊は散り散りになる。国を去って国境を超えて戦いを挑むのは、絶地という。（絶地の中で）四方に道が通じているのは、ク地である。深く入り込んでいるのは、重地である。浅く入ったのは、軽地である。背後に行き場がなくて前方の道が狭いのが囲地（いち）である。行くことができないのは、死地である。敵地に浅く入り込んでいるときは、将軍はその志を統一し、軽地なら、将軍はその進む領地の軍隊を途切れさせないようにし、互いに争っている土地では、そこに留まらず、交わっている道では、将軍はその土地を保持するために守りに力を注ぎ、ク地では、将軍は兵士の団結を強め、重地では、兵士に十分な食糧を与え、ヒ地では、将軍は軍隊を速く進ませ、囲地では、将軍はその隙を塞ぎ、死地では、将軍は生きる道がないことを兵士に告げる（そして、決戦の意を固くする）兵士の心理としては、囲まれると守ろうとし、やむを得ないとみると、戦おうとし、（なにごとも）やり過ぎると、戦う気力をなくす。
私の行っていた碁会所は、1日1,000円で打ち放題である。囲碁の本もあまり高くない。しかし、本格的にやろうとすると、お金がかかる。
