私が子どもの頃は、２１世紀ってずいぶん先の話だったが、今は２０２２年なので、もう２１世紀になって５分の１以上経っちゃった。あと３年で２１世紀が四半世紀経つことになる。時間が経つのは速い。２０００年頃なんて、もう２０年以上前で、すごい昔だ。２０００年頃生まれた赤ちゃんは、もう成人式だ。昔、２０世紀梨というのがあったが、名付けた人が若かったんだね。もう前世紀の梨だ。また、２０世紀ＦＯＸという映画会社があったが、これも前世紀の会社になっちゃった。今では「れいわ新撰組」という政党があるが、れいわもすぐ終わっちゃうよ。
株式投資は、株を買った人がいるということは、株を売った人がいるということだから、プラスマイナスゼロである。このことを株式投資はゼロサムゲームであるという。つまり、決まったパイをお互いに取り合っていて、儲けた人がいるだけ損した人がいるということである。サイコロを何回も振っていると、１の目が出る回数が６分の１に近づいていくという原理である。だから、株式投資もたくさん株を買うほど、また、時間が経つほどプラスマイナスゼロに近づいていくというわけである。プロの投資家は、市場に関する情報を集めていて、市場にゆがみが生じたときに株を売買するので、儲かるというわけである。そのゆがみはすぐに売買によって修正されるので、素人の入り込む余地は少ないと思う。われわれ素人が仕事で何時間も市場を分析しているプロにかなうはずもなく、多くの素人はカモにされるという構図である。だから、株で儲けた人の話を聞いて、自分もと思う気持ちも分からないではないが、儲けた人と同じだけ損した人もいるという事実を忘れてはならない。だから、素人が株式投資をするのはすすめない。
古代日本では、仏教が伝来したのが５３８年か５５２年だと言われていて、古代の為政者は仏教の教えにもとづいて国造りをしようとした、と歴史書には書いてあるが、仏教にもとづく国造りって、なんなんだろうね。仏教とは、ブッダが生老病死の苦しみを克服するために、修行をして悟りを開いたので、そのやり方を弟子や後世に伝えた実に個人的な方法論である。古代日本人がそれに基づいてどうやって国造りをしようとしたんだろうね。
最近、物価が上昇している。メディアでは、原材料高騰でやむを得ず値上げをしている、と言っている。企業の経営者の立場になれば、分からないでもないが、経営者は儲けたいから値段を上げてんだよ。だから、消費者は防衛策として、値上げした商品を買わないとか、隣のもっと安いスーパーで買うとか、しなければならない。こうして、消費者がむらがって、値上げを阻止しなければならない。（私が言わなくてももうやっていると思うが）
過去の記事。２０２２年３月２９日の記事である。－これから日本の円の価値が下がって、円安になるのが分かっているのなら、ドルを買っておけばよいのだ。実際はどうなるか分からないから、儲かるかどうかも分からない。－（２０２２年４月２９日の感想）日銀が量的緩和を継続すると言っているのだから、円安が進むというのが専門家の見解である。円を持っていても日本では金利が低いので円資産は増えないが、アメリカでは金利を高くすると言っているので、ドルに金利がついて増えるので、円を売ってドルを買う動きが広がり、円安になるのだという。日銀が量的緩和を続けるというのは、日本の低金利政策を継続するという意味なのだから。それが分かっているなら、個人も円を売ってドルを買えばいいのだ。でも、ドルを買うのは１か月前にやっておけばよかった。タラレバでは投資では儲からないと思うが、専門家がこれだけ一致して予想しても、為替相場はどうなるかは分からない。だから、儲かるかどうかも分からないと思う。
