なんか、最近未来が見えない。これは、未来のことが分からないという意味ではない。未来のことなんか分かるわけないのだが、自分に未来があるとはとても思えないのだ。なんか、自分が１年後も生きているという気がしない。動物には本来死期を悟る能力があるというが、人間は文明の利器のおかげでこの能力が鈍っているという。鈍っていても、もとは動物なのだから、死期を悟る能力が少しはあるだろう。だから、私はあと１年も生きないかもしれない。
１年前のブログに、セブンイレブンで買った「ハンバーグとガーリックチキン」の弁当の写真を掲載しているが、値段は５５０円である。これから１年後の今、５５０円でこんな弁当は買えない。物価が上がっているからだが、同じお金でこれだけのものを買えなくなったということは、日本人がそれだけ貧しくなったということだ。大企業などに勤めている人は給料も上がっているが、とてもインフレには追いついていない。私のような生活保護を受けている人は、生活保護費や障害給付金はちょっとしか上がっていないので、実質目減りである。日本はどんどん貧しくなっている。たった１年で日本がこんなに貧しくなっているのでは、数年後にはどうなるのだろう？日本の衰退は速まっているようだ。
私の年くらいになると（５６歳）、公務員になった同い年の友人は、一部の事務次官などになる人を除いて、天下りをしている。そういう年齢なのだろう。会社員の人も、役職定年になったり、関連会社に出たりしている。もう、私の年になったら社会からはお払い箱なのだ。私が精神病院に入院していたときに、おじさんの患者さんが「用無しになったっちゅうこと（なったということ）」と言って、ごろんと寝そべっていたが、５０代半ばというのは社会から用無しになる年齢なのだ。ジタバタあがいても仕方がない。定年まで勤めて、円満退職することだ。自分はまだまだだと思っているかもしれないが、借金をして会社を起こしたりするのは無謀というものだ。静かに「用無し」気分を味わうことだ。
ネットで調べると、統合失調症患者の平均寿命は５７歳であるという説が出てくるが、５７歳で患者の半分は死んでいるということだ。平均値と中央値は違うが、おおよそそういうことである。私は今５６歳で誕生日は１２月なので、あと半年で平均寿命に達する。統合失調症患者の死亡グラフを見ても、５０代で死ぬ人が多い。メンタルクリニックの待合室にいるのは若い人ばかりで、高齢の患者は見かけない。それだけ、メンタルな病気の人は若くして死ぬということだ。。
今日、コンビニに歩いていくとき、かなりえらかった。えらいとは、山口弁でつらいとか苦しいとか言う意味。私はパーキンンソン症状のため歩くのが遅いが、今日は歩くのが遅いだけではなく、えらかった。これは今までにはなかったことだ。私の体調悪化は進んでいる。
