
「初めての成人式で緊張してますが・・・」と長嶋さん張りに言ったかどうか定かではないが、我々の成人式の後は「つぼ八」に流れ込み、地元同級生の乾杯音頭で店内全員のお客さんがお祝いしてくれたのを覚えている。
実家から通学する大学生だった私は、円楽師匠が独演会を催した地元公民館で、地方に行ったり音信不通になっている旧友に会えるのを楽しみにしていたが、バブル期のはしりで仕事に遊びに熱にうなされていたあの時期は、「成人式」のために帰郷するヤツなどあまりおらず、いつものメンバーで酒を飲むくらいだった。
やはり久しぶりに会う女子の晴れ姿を最も期待していたのだが、数えるくらいにしか再会できなかったのが寂しい思い出だ。
学生だった私はスーツなど持っているはずもなく、ジャケットにスラックスという何の変哲もないスタイルだったと思う。
我ながら「エライ」と思うのは、そのジャケットを20年以上たった今でもちゃんと着ていることだ。正確に言うと15年前に一旦着れなくなったが、鉄の意志による徹底した運動療法によって着られるように無理やりした。
トレーニングによって胸板が厚くなった分だけ少し着心地が悪いが、なんと我が社のHPに載っている私は「成人式」で来たジャケットそのものを身に付けているのだ。
ちなみにスラックスは惜しくも台風時の大怪我でダメにしてしまった。。。
息子がウルトラ戦士を覚えるようになってからは、1月の3連休には熊本県の荒尾というところにある「ウルトラマンランド」というところに数回行った。
むろんそれにかこつけた九州旅行という意味もあるのだが、そこでは年に1回その日だけ「星人の日」ということで、普段見られない宇宙人が夢の勢ぞろいする。
息子甘辛は閉園の後、横浜ドリームランドでもやった「しぇぶぅーうーん」を石川さゆりの天城越えばりにやらかし、セブンとマンはバスが荒尾行バスが出発して見えなくなるまで手を振ってくれていた。
さらにその数年前には4日の新年会で冷酒を飲み過ぎて自転車で転倒し、骨折!そのまま一ヶ月入院しているところであった。
准看護師見習いの女の子が晴れ着で挨拶に来てくれた。普段は同じブルーの制服しか見ていないから見違えるようだった。
「写真を撮りましょう」と声をかけてくれたとき、私は足にギブスをしてテレビを見ていたが、彼女らの輝かしい門出の日に、「なんでオレだけ『八甲田山』見てるんだ?」と限りなく虚しかったものだ。
さて、当人とせいぜいその親以外には何の関係もない「成人の日」だが、毎年芸能人と暴れるヤツは必ずテレビで取り上げられ、今朝もズームインでやっていた。
壇上に上がって騒ぐやつ、街なかを練り歩くやつ。。。毎年同じようなところが写るから、故郷に持つ人はそれは恥ずかしい思いをしてるだろな。
マスコミが特別なところばかり、面白おかしく騒ぎ立てるだけでちゃんとした成人達が圧倒的なんだろうが。
バカ騒ぎして悪さをすればちゃーんと逮捕してもらえ、ご丁寧に名前と顔が新聞に(正しくは満20歳以上?)出るんだから、まさしく「成人を実感する」こととなり本望なんじゃないか?
それにしてもよく思うのだが、「成人」と「社会人」というのは微妙だ。
「はたち」が成人で、選挙権がもらえ、酒を飲める代わりに年金を払い、悪いことをすると罪が重い。やばし!知識薄がバレバレだ。
「社会人」は一般的に職業を持つ人?収入があって税金を払っている人あたりか?高校卒業して会社に就職する人はまず「社会人」と呼ぶだろうが、幼い与六を社会人と呼ぶかは微妙だな。
「何歳をもって成人とすべきか?」ネットで見ると、結構色々な意見を見ることができる。
18歳に引き下げるべきだという議論はあちこちでされているし、成人試験を設けるべきという意見もある。
心身的な成長には人それぞれに違いはあるし、「働くこと」についてのシチュエーションも違う。15歳で兄弟を養っている人もいれば、45歳で何もせずに遊んでいる人もいるから簡単な話ではあるまい。
私は?と言うと、はるか20年以上前に「今日から」と言われてしまった者は、何歳が成人かなんてほとんどどうでもよいのである。
18?25?その他?まあ・・・キリのいいところで20歳でいいんじゃないの?ってなところだ。(身もふたもないか・・・)
一つ思うのは平均寿命が80歳として、その4分の1が過ぎたところで「成・・・」と呼ぶのは生物学的には珍しいんじゃないかということ。
クリスマスパーティに招いてくれた仲良しのお友達の家に「へんないきもの」という本があった。
続編だったようだが、それのトップバッターは「ツチボタル」というものだった。(別の機会に紹介予定)
幼虫時代に華麗な「玉スダレ」によって羽虫を誘き寄せ、これを食って旺盛に生き続けた彼らは、蛹を経ると消化器官はおろか口さえ持たない、交尾して卵さえ産めば用済みの、わずか3日で命を閉じる、はかない成虫へとなり果てる。
この成虫は幼虫の獲物にさえもなる。
高等動物ほどそういうことはないのだろうが・・・オーストラリアの洞窟に生息するというこの「ツチボタル」がもし昨日のニュースをテレビで見ていたら。。。
「おい、『人間』という虫は20年で成虫になるんだそうだ。しかしその後60年も生きるみたいだぜ。そんなに長いこと一体成虫は何やってんだべか?」
この問いにちゃんと答えられるのが「成人」というところかな。。。

実家から通学する大学生だった私は、円楽師匠が独演会を催した地元公民館で、地方に行ったり音信不通になっている旧友に会えるのを楽しみにしていたが、バブル期のはしりで仕事に遊びに熱にうなされていたあの時期は、「成人式」のために帰郷するヤツなどあまりおらず、いつものメンバーで酒を飲むくらいだった。
やはり久しぶりに会う女子の晴れ姿を最も期待していたのだが、数えるくらいにしか再会できなかったのが寂しい思い出だ。

学生だった私はスーツなど持っているはずもなく、ジャケットにスラックスという何の変哲もないスタイルだったと思う。
我ながら「エライ」と思うのは、そのジャケットを20年以上たった今でもちゃんと着ていることだ。正確に言うと15年前に一旦着れなくなったが、鉄の意志による徹底した運動療法によって着られるように無理やりした。
トレーニングによって胸板が厚くなった分だけ少し着心地が悪いが、なんと我が社のHPに載っている私は「成人式」で来たジャケットそのものを身に付けているのだ。
ちなみにスラックスは惜しくも台風時の大怪我でダメにしてしまった。。。

息子がウルトラ戦士を覚えるようになってからは、1月の3連休には熊本県の荒尾というところにある「ウルトラマンランド」というところに数回行った。
むろんそれにかこつけた九州旅行という意味もあるのだが、そこでは年に1回その日だけ「星人の日」ということで、普段見られない宇宙人が夢の勢ぞろいする。

息子甘辛は閉園の後、横浜ドリームランドでもやった「しぇぶぅーうーん」を石川さゆりの天城越えばりにやらかし、セブンとマンはバスが荒尾行バスが出発して見えなくなるまで手を振ってくれていた。

さらにその数年前には4日の新年会で冷酒を飲み過ぎて自転車で転倒し、骨折!そのまま一ヶ月入院しているところであった。

准看護師見習いの女の子が晴れ着で挨拶に来てくれた。普段は同じブルーの制服しか見ていないから見違えるようだった。
「写真を撮りましょう」と声をかけてくれたとき、私は足にギブスをしてテレビを見ていたが、彼女らの輝かしい門出の日に、「なんでオレだけ『八甲田山』見てるんだ?」と限りなく虚しかったものだ。

さて、当人とせいぜいその親以外には何の関係もない「成人の日」だが、毎年芸能人と暴れるヤツは必ずテレビで取り上げられ、今朝もズームインでやっていた。
壇上に上がって騒ぐやつ、街なかを練り歩くやつ。。。毎年同じようなところが写るから、故郷に持つ人はそれは恥ずかしい思いをしてるだろな。

マスコミが特別なところばかり、面白おかしく騒ぎ立てるだけでちゃんとした成人達が圧倒的なんだろうが。
バカ騒ぎして悪さをすればちゃーんと逮捕してもらえ、ご丁寧に名前と顔が新聞に(正しくは満20歳以上?)出るんだから、まさしく「成人を実感する」こととなり本望なんじゃないか?

それにしてもよく思うのだが、「成人」と「社会人」というのは微妙だ。
「はたち」が成人で、選挙権がもらえ、酒を飲める代わりに年金を払い、悪いことをすると罪が重い。やばし!知識薄がバレバレだ。
「社会人」は一般的に職業を持つ人?収入があって税金を払っている人あたりか?高校卒業して会社に就職する人はまず「社会人」と呼ぶだろうが、幼い与六を社会人と呼ぶかは微妙だな。
「何歳をもって成人とすべきか?」ネットで見ると、結構色々な意見を見ることができる。
18歳に引き下げるべきだという議論はあちこちでされているし、成人試験を設けるべきという意見もある。
心身的な成長には人それぞれに違いはあるし、「働くこと」についてのシチュエーションも違う。15歳で兄弟を養っている人もいれば、45歳で何もせずに遊んでいる人もいるから簡単な話ではあるまい。
私は?と言うと、はるか20年以上前に「今日から」と言われてしまった者は、何歳が成人かなんてほとんどどうでもよいのである。
18?25?その他?まあ・・・キリのいいところで20歳でいいんじゃないの?ってなところだ。(身もふたもないか・・・)
一つ思うのは平均寿命が80歳として、その4分の1が過ぎたところで「成・・・」と呼ぶのは生物学的には珍しいんじゃないかということ。
クリスマスパーティに招いてくれた仲良しのお友達の家に「へんないきもの」という本があった。
続編だったようだが、それのトップバッターは「ツチボタル」というものだった。(別の機会に紹介予定)
幼虫時代に華麗な「玉スダレ」によって羽虫を誘き寄せ、これを食って旺盛に生き続けた彼らは、蛹を経ると消化器官はおろか口さえ持たない、交尾して卵さえ産めば用済みの、わずか3日で命を閉じる、はかない成虫へとなり果てる。
この成虫は幼虫の獲物にさえもなる。
高等動物ほどそういうことはないのだろうが・・・オーストラリアの洞窟に生息するというこの「ツチボタル」がもし昨日のニュースをテレビで見ていたら。。。
「おい、『人間』という虫は20年で成虫になるんだそうだ。しかしその後60年も生きるみたいだぜ。そんなに長いこと一体成虫は何やってんだべか?」
この問いにちゃんと答えられるのが「成人」というところかな。。。

またまたお習字もの
成人の日のファンキー坊やたちエネルギーが有り余っていそうですね。
あれやったら直角に曲がる大学校の本隊で数日間発散もといっ
修行というご褒美どうかしら。。。
オレ
オレは
(罰という意味じゃないのですよ・・・。)
いろいろな人種が集まってくる場所のおさしんですねー!
教科書で見たことがあるようだわ
これまたははは。。。息子の書き初めに書かせようかな・・・「ツチボタル」
先生の反応が見てみたいものだ。
もちろん「荒れた成人式」だけではないですよね。
しかし、成人式で悪さしたファンキー兄ちゃんを集団護送し、観音崎のあの学校で鍛え直す、というのは恐るべきナイス発想です!
(学校には
御殿場でもいいかな。まず頭は坊主でしょね。
神殿は稲葉山城(行ったことないけど)のように小山のてっぺんにあるんですよ。前の写真だったかな。
しかも大理石が痛むので、山の入り口から先は水以外の液体(ジュースとか)は持ち込んではいけないのです。