ICUROK!!

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もっと賢く逃げていただく

2020年03月29日 22時29分07秒 | 音楽

去る3月13日~14日、宿と車中で勢い任せに書き散らしたものを貼り付けておく。

2020/3/13 会然TREK 2K20▲03
のっけからSPEED TUBEで本ライブへの気概を会場の隅々まで撃ち込むかのような平沢氏の力強い歌声と演奏&本日に至るまでの色々な想いが駆け巡りあっけなく泣いてしまった。二発目のルクトゥンから爆走しP曲の乱舞まで付いたえらいサービス満点の曲順。高音は相変わらず驚異の安定感で突き抜けていた。
今回はご本尊をしかと拝めるお立ち台付き。マントラ射出はお立ち台のお陰で後方の観客までしっかり射抜かれていた。見せ場づくりに最適かつ低身長馬骨や後方組も見やすいからお立ち台は今後も導入していただきたい。
舞台上に設置された会然TREKの▲背景とLEDビジョンはシンプルで引き締め効果を生む。チラ沢も見えてニンマリ。あの▲を鼻に見立ててLEDの両サイドに<●><●>映してヤイヤイしてくれないかな…などと妄想していたのは私だけだろうか。
あとは忘れちゃいけない、レさんの生ドラムくそカッコいい。既存曲に新たな息吹をもたらす強烈なパワー。橋大工や白く巨大でのようなスローテンポで力強くリズム刻む系の曲でも親和性バッチリだったとおもう。既存のリズムトラックを抜いているお陰か、楽曲のストリングス系の音なんか良く抜けて聞こえてきて新たな発見があったのも嬉しい。
あれこれ節操無く書き綴ってきたが、総括すると、盛り上げに徹した曲順も良かったし、ここ数年のライブで最高レベルじゃないかと…ってあんた毎度言ってるんじゃないか、それ……。まあ、世の中がこんなになってて、きっと我々が想像つかないくらい関係者の皆様も苦慮して決行してくれたこのライブ、本当に感謝しかない。のっけから泣かされて(一生付いていきます)と心に誓うことn回目。すべてよし。それでよし。

2020/3/14 会然TREK 2K20▲03
開幕一番におやすみDOG。ギターソロにしれっとのこりギリギリのリフぶち込んで止めを刺す仕様。お次の遮眼大師では勢い余っていつもより多くマントラを放ち色々な意味で殺傷力倍増という、二日目も飛ばしまくりのオープニングだった。
レさんの有機的なドラムがヒラサワ式シーケンスに乗っかるのは全く癖になる。MOTHERの前奏ドラムロールから展開される前のめりな疾走感は最高に気持ち良いし、HUMAN-LEで原曲の淡々としたリズムトラックを廃し隙無くオカズを挿入するアレンジは本楽曲のベストテイクなんじゃないかとすらおもえる。生ドラムのお陰で音像の隙間から抜けてくるコーラスやブラスセクションに本日も耳を傾けていた。
パラコザで遊んでからキリッとスイッチョンに切り替えるパターンは二日連続やっていただいて嬉しい。泣きの橋大工は声の伸びが抜群。そういや、初日の平沢さん物凄くイヤモニ聴き辛そうだったけど今日は調整が良かったのか耳に手をやることなく伸び伸びと歌ってたのが印象的だった。
あとは何といってもコヨーテ。しかもライブ初披露の第6フォルマントVerという。そりゃもう、ハイ!しますよハイ!これが聴けただけで何だか色々報われたような気分。いやはや生きてみるもんですよ奥さん。
白く巨大ではやはり生ドラムの相性の良さでしょう。あと、レーザーハープ→ギターソロ交互にやるの器用すぎ。
二日目終盤は曲順入れ替えによりLOOPING OPPOSITIONからのスピッチュー繋ぎだったけど、改めてサービスが過ぎるよ。LOOPING~で会人の方を向きながら(この曲がやりたかったんだろ~)って煽るようなヒラサワにチョハニクミエスン。
締めはアンコール三曲の太っ腹。幽霊飛行機はサービス曲と捉えてよろしいのか。トリプルEVOになって楽しそうに振り回す会人が可愛い。つーか、EVOベース遂に来たか!と。しれっと楽器フェア。ルクトゥンは最後とばかり思いっきり巻き舌で叫んで馬鹿騒ぎさせていただきましたよ。そういや、二日連続ラストのPLANET-HOMEは遠回しに「帰れーっ!」ってことなのかな。(違う)
というわけで、冷静さを失い双眸より落雷した初日と変わって、二日目はじっくり聴き込むことができた。振り替えれば先の宣言通りスタンディングライブに特化した停滞より前進を選ぶ怒涛の曲順。兎にも核にも無事に二度目のハイブリッドライブが開催出来て本当に良かったに尽きる。重ね重ね全方位に感謝しかない。あとはグッズ通販でガンガン金を落とすだけだ。終わりよければ、すべてよし。これでよし。