日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「とと姉ちゃん」が、気になる

2016-07-29 20:14:34 | アラカルト

元々NHKの「朝ドラ」の時間は、出勤時間だったりしていたので、見ることはなかった。
脅威の視聴率と言われた「おしん」の時ですら、1度も見ていない。
そんな「朝ドラ」とは縁が無い!と言っても良いほどなのだが、最近気になっていることがある。
それは、いよいよ「暮らしの手帖」を出版する、という話になってきたからだ。
もちろん、劇中では「暮らしの手帖」という名前の雑誌ではないはずだが、モデルとなっているのは「暮らしの手帖」であることは、ご存じの方も多いと思う。

「暮らしの手帖」と言えば、花森安治さんという名物編集者がいたからこそ、他の雑誌とは全く違う「雑誌」ができたといっても過言ではないと思う。
その花森さんの経歴を見るとわかるのだが、戦時中は大政翼賛会の外郭団体に在籍をしたことがある。
「欲しがりません、勝つまでは!」という、キャッチフレーズは一般募集した中から花森さんが選んだ、とも言われている。
「戦争に加担した」という思いが強かったのだろうか?その後、花森さんは「暮らしの手帖」社から「一銭五厘の旗」という本を出している。
この「一銭五厘の旗」こそ、花森さんが戦争を通して考えた「平和な社会を創る」第一歩だったような気がする。

とすると、ドラマの「とと姉ちゃん」でもこの花森さんの「平和への思い」という部分が、語られなくては「暮らしの手帖」の本質のようなモノが意味がないのでは?という気がするのだ。
モデルとなった大橋鎭子さんもまた、戦争という体験から「平和への思い」を「暮らしの手帖」から、発信していたのでは?と、感じている。
ドラマとしての人間模様だけを描いていては、大橋鎭子さんの生き方や花森さんの考えなどは、伝わってはこないだろう。

是非とも「とと姉ちゃん」では、「暮らしの手帖」という雑誌を創刊した大橋さんと花森さんの「(平和への)考え」を伝えてほしいと思っている。
何より、来月は「慰霊の月」でもあるのだから。

ちなみに、NHKのeテレの「100分で名著」では、カントの「永遠平和のために」が予定されている。
高校生くらいの方から、見てほしい・・・と勝手に思っている。

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ヒラリーさんが、大統領になる日。小池さんが東京都知事になる日。

2016-07-28 20:27:34 | 徒然

米国民主党の党大会で、ヒラリーさんが正式に「大統領候補」として選出された。
先に行われた共和党大会での、トランプさん指名の時とは違い、随分スムーズな大会となったようだ。
トランプさん指名の党大会のほうが、これまでとは違っていた、と考えたほうがよいだろう。

その異常さ?を感じさせたのが、共和党出身大統領であったブッシュさんが、直接的な批判は避けたものの「私が、共和党最期の大統領になってしまうのか・・・」という趣旨のコメントを出したりしていたり、ライバル候補者からの「選挙協力」の表明が無かったり、党大会そのものを欠席していたからだ。

それに対して、今日行われた民主党大会では、これまで通り?という感じの党大会となったようだ。
その中でサプライズがあったとすれば、ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、ヒラリーさん支持を表明したことだろう。
ブルームバーグさんが、ヒラリーさん支持を表明した大きな理由は「トランプ氏の大統領阻止」なので、積極的な支持という訳ではない、という点がポイントかもしれない。
とはいうものの、一時は無所属での大統領候補か?とまで言われたブルームバーグさんのヒラリーさんへの支持は、これからの大統領選に大きな影響を与えるだろう。

米国のヒラリーさんは、民主党全体のまとまった支持を、受けることができるようになった。
一方、東京都知事に立候補している小池さんは、出身政党である自民党からの支持を得られないまま、選挙戦終盤を迎えることになった。
全体的な支持率では、小池さんが一歩リードと言われているが、男性政治家からは全くと言ってよいほど支持を得られていない。
一部では、自民党東京都連から「小池さんを支持しないように」という、お達しまで出ているという話もあるほどだ。
それだけではなく、元東京都知事の石原慎太郎さんからは「年増の厚化粧」とまで、言われてしまっている。
政治家に「年増」も「厚化粧」も、関係ないと思うのだが、どうやら見当違いのような批判だけでもしたいようだ。
元々、石原さんは、暴言・放言が多い。特に女性に対する暴言・放言が目立つような気がする。
決して小池さん自身が、女性に人気のある政治家だとは思わないが、このような暴言・放言が出ると、女性は一機に小池さん支持へと動く可能性がある。
なぜなら、「年増」も「厚化粧」も女性にとっては、禁句というべき言葉だからだ。
そのような「言葉」を投げつけられた同性に対して、応援しないでどうする!という、気持ちが生まれるのも女性ならではの、思考だからだ。

もし、小池さんが東京都知事となったら、一番頭を悩ませるのは都議連だろう。
特に自民党都議連のオジサンたちは、小池さんとどう向き合って都政を運営していったらよいのか?という、対策が出てこないような気がする。
だからと言って、小池さんを批判するだけでは、都民からそっぽを向かれる危険性がある。

今年は、「女性政治家」にとって、大きな転換期となるかもしれない。
そして「女性政治家」誕生によって、世界が大きく変わり始めるような気がする。
その意味で、ヒラリーさんにも小池さんにも期待をしている。

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名古屋だからなのか?みそ(味)アイス

2016-07-26 20:30:31 | アラカルト

先日、夕飯の買い物に近所のスーパーへ出かけた時、「何故?」と思う商品があった。

やや控えめな写真紹介とさせていただいたが、その名も「献立いろいろみそアイス」という、商品だ。

ご存じの方も多いと思うのだが、名古屋の食文化にはある特徴がある。
その一つが「味噌」だろう。
正しくは「赤味噌(または「八丁味噌」)」を様々な料理に使う、という食文化だ。
有名なところでは「味噌カツ」だろう。
他にも、「味噌おでん」などを思い浮かべられる方も、いらっしゃるかもしれない。
名古屋のコンビニおでんには、からしの他に「味噌」をつけてくれる。
「味噌カツ」で使われるのは、「味噌仕立てのどて煮」の味噌だ。

多くの場合、「味噌カツ」などは自宅で作って食べる、という訳ではない。
それを大きく変えた商品が「献立いろいろみそ」だ。
「献立いろいろみそ」は、イチビキという名古屋の味噌・醤油のメーカーの商品。
同様の商品で「つけてみそ かけてみそ」は、同じく名古屋の味噌メーカー・ナカモの商品だ。
そしてこれらの商品は「名古屋の一般家庭なら常備している」という噂があるほど、名古屋では一般的な商品でありながら、全国的ではない商品となっている。
これから帰省シーズンになると、「お土産好適品」として東急ハンズなどに並ぶこともある。

しかし・・・だからと言って、何もアイス(正しくは「アイスミルク」)にしなくても!という気がする。
昨年だったと思うが、「ガリガリ君ポタージュ味」を思い起させる。
「ガリガリ君ポタージュ味」は、随分話題になり一時期生産が追いつかなかった、という気がするのだが、結局のところ「話題」で商品が売れた、という印象しか残っていない。
もちろん「ガリガリ君」そのものは美味しい氷菓子なので、レギラー商品は「ポタージュ味」に影響されることなく、売れ続けているロングセラー商品だ。

この「みそアイス」を作っている製菓メーカーさんが、「ガリガリ君」を作っている赤城製菓さんよりも随分企業規模が小さな企業で、冒険するにもほどがある・・・という、いらぬ心配をしてしまうのだ。
ただ、このような商品化ができた背景には、やはり名古屋の食文化、特に「味噌文化」があってのことなのだろう。

 


 

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ポケモンはどんなところに出没する?ーポケモンGO騒動ー

2016-07-25 20:36:13 | 徒然

先週22日から配信が始まった「ポケモンGO」。
新聞をはじめとする様々なメディアが、トップニュースとして取り上げるほどの「熱狂ぶり」が伝わってくる。
ここ名古屋の「鶴舞公園」は、なんでも「聖地」と言われるようになってしまったらしい。
TBSニュース:ポケモンGOの聖地出現、名古屋・鶴舞公園にファン殺到
鶴舞公園での「聖地詣(?)」は、週明けになっても続いているらしく、朝のFM番組では、早朝にも拘わらず200人を超す人たちが、集まっていたというニュースがあった。
鶴舞公園は、JR中央線と地下鉄の乗り換え駅に隣接しているということもあり、乗り換え時間を利用して、ポケモンGOをしているサラリーマンの姿も多く見られた、ともニュースで伝えていた。

一方、住宅地にある我が家近辺では・・・。
土曜日にスマホ片手に2,3人のグループを、何グループか見かけることがあったのだが、それ以外見かけるコトが無い。
もしかしたら、いくつかある大きな緑地公園などでは、ポケモン探しをしている人たちを見かけることができるのかもしれないのだが、配信直後から心配されているような「ポケモンGOによる歩きスマホ」という人の姿はほとんど見かけない。

実は今日のお昼、近所のマクドナルドに出かけたのだが、こちらでもそれらしき人の姿を見かけなかった。
夏休みに入っているので、普段なら子どもから高校・大学生でにぎわっているはずの、マクドナルドのはずなのだが、昨年の「チキン騒動」以来客足が戻っていないのか?と、思うほどだった。
「マックカフェ」を併設しているため、関係ないのか?とも考えてしまったのだが、マクドナルドが華々しく提携発表をしたコトを考えると、「何故だろう?」と疑問符が付くような状況だった。

となると気になるのは、「どのような場所にポケモンが出没しているのか?」という点だ。
配信前から問題になっている「政府関連施設」や「危険地域内」でのポケモン出没ということが、どれほどあるのだろうか?
もし、住宅地などはポケモンが出現しないようにプログラムされているのであれば、一般的立ち入り禁止区域や神社・寺院などの表示ができないようにすることが、可能なのでは?という、気がしたのだ。

逆に、自治体などが「観光を兼ねた誘致ポイント」として、出現させることができれば、新しい観光ツールとして面白いと思う。
アイディアマン?の鳥取県知事の平井さんは、早速動き出している。
朝日新聞:鳥取砂丘「ポケモン解放区」宣言 広大で安全

「ポケモンGO」に代表される?「位置情報ゲーム」そのものは、アイディア次第で様々なことができる「新しいツール」となる可能性がある。
位置情報を使い「歩数計+消費カロリー」などの「ヘルスケア」という分野なども、その一つだろう。
とすれば、「使える場所」をある程度限定する、ということも必要なのでは?という、気がする。

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新しいビジネスの成長が先か、規制が先か ーポケモンGOを考えるー

2016-07-22 19:20:38 | ビジネス

話題になっている「ポケモンGO」が、日本でも公開された。
「Pokémon GO」公式サイト

私のFBの知人もすでに、ダウンロードをし楽しんでいる(?)方を何人かいらっしゃるようだ。
このようなゲームをするのは、若い方ばかりだと思っていたのだが、「今日ダウンロードをし、やってみた」という方はあまり年齢とは関係が無いようだ。

「やってみた」という方の書き込みなどを見ると、「案外近場にポケモンがいて、すぐにゲットすることができた。」という内容が多い。
まずは手始めに、身近なところから・・・ということなのだろうか?
その一方で、出雲大社などでは「ポケモンGOの利用を禁止する」という、注意書きが出たようだ。
BuzzFed JAPAN:ポケモンGOは出雲大社が禁止した 国内外のこんな場所でも

中国のような理由ではないにしても、すでに海外では「高速道路内にあるトンネルのポケモンを、ゲットするために日本人観光客が高速道路に侵入し、騒ぎになった」という話も数日前に聞いたことがある。
普通に考えれば、高速道路のトンネルに侵入する観光客などはいないと思うのだが、常識的な意識よりもポケモンをゲットしたい!という、欲望(?)が勝ってしまった結果なのだろう。
逆に考えれば、それだけゲームとしての魅力がある、ということにもなると思う。

先日、エントリした通り「ポケモンGO」に代表される「位置情報ゲーム」というゲームは、生まれたばかりのゲームだ。
これまでの「ゲーム」は、「家で閉じこもってする」とか「スマートフォンの画面を見てする」という、「閉ざされた空間」ですることを、考えて創られていた。
それに対して、「位置情報ゲーム」は実際に出かける必要があるゲームだ。
その視点で考えると、「位置情報ゲーム」そのものの考え方は、これまでのゲームとは違う考え方で創られている、とも考える必要があるだろう。
「ゲームファン=オタク」という、ある種の既成概念のようなモノを打ち破るかもしれない。

もっと柔軟な発想で考えると、「位置情報ゲーム=散歩ガイド」のような、活動的なサポート役という市場の位置づけができるかもしれない。
既に、一部の研究者からは「ゲームを通じたコミュニケーションツール」という、考えを持っている方もいらっしゃるようだ。
とすれば、「ポケモンGO」(など)に表示されるコンプリートアイティムを、どのような場所に表示するのか?ということを考える必要がある。
システム的な問題であれば、早晩解決するコトができるのでは?という気がしている。

「利用規制」をするコトは、様々な場所では必要なことだと思う。
もしかしたら、表示される場所に応じた「物語+新キャラクター」を登場させることで、「場所」が特別な意味を持つようになり、利用者側に新たな理解を深めるきっかけとなるかもしれない。
「位置情報ゲーム」そのものが、新しい市場だからこそ「利用規制」と「市場を育てる」という、両方の視点を持つ必要があるのでは?


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ネット放送が、テレビを駆逐する?

2016-07-20 18:39:00 | ビジネス

今日の朝刊に、「Jリーグ放映、ネット軸に」という記事が、掲載されていた。
朝日新聞:Jリーグ放映、ネット中心に 主契約先、英社・NTTに

Jリーグがかつてのような、魅力あるコンテンツなのか?という点は別にして、ここ2,3年ネット放映サービスを提供する企業が次々と参入している。
NetflixHuluだけではなく、Amazonもプライム会員を対象にサービスを始めている。
これら提供される番組は、すでにテレビ放映されたものからオリジナルドラマまで幅広い。
Amazonの場合は、プレミアム会員(年会費を支払っている会員向けサービス)だが、それ以外は月定額で、番組が見放題というサービスは、魅力だろう。
うろ覚えで申しわけないが、おそらくNHKの受信料よりも安かったような気がする。
何より、「自分の見たい番組を好きなだけ、好きな時に見られる」というのは、利用者にとって魅力的だろう。
民放のように「途中でCMが入ってしまう」ということもなければ、放送時間に合わせて見る必要もない。
連続ドラマの録画忘れ、という心配もない。
見られるツールも、PC(タブレットPCも含む)だけではなく、スマートフォンでも見るコトができる。
お昼休みに、スマートフォンでドラマを見ながら盛り上がる・・・という、こともあるかもしれない。

そう考えると、スポーツなどの中継もテレビよりもネットのほうが、向いているのかもしれない。
なぜなら、野球に限らずお気に入りのチームの放映が地元でされる、とは限らないからだ。
名古屋に住んでいると、なぜか「野球は、ドラゴンズ(のファン)ですか?」と、聞かれることが多い。
野球に興味が無い場合は、適当に誤魔化すこともできるのだが、巨人ファンや阪神ファンの方にとっては、なんとも答えにくい場の空気となるコトが多い。
巨人戦なら、日テレ系で放映があるが、阪神戦となると対中日戦以外の試合は、名古屋で見ることはできない。
そのような「地域的問題」も、スポーツ番組にはあるのだ。

Jリーグに関して言うなら、数年前からJリーグや日本サッカー協会が中心となって、タイなどへ指導者を派遣したりして、アジア全体のサッカーのレベルアップの事業を行っている。
そのためシーズンオフになると、アジアのチームがJリーグのチームとの交流戦などをしている。
アジアでのJリーグ人気は、まだまだという状況にあるはずだが、ネット放映がされるようになれば、おそらくアジアでのJリーグ人気の期待も持てるのではないだろうか?
もしかしたら、今回のネット放映のポイントは、アジアでのJリーグ人気に結び付けたい、という考えもあるかもしれない。

テレビという媒体が今までと変わらないのであれば、ネット放映が「視聴の中心媒体」となる可能性があるような気がする。

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位置情報ゲームと地域活性化

2016-07-19 19:30:08 | ビジネス

今朝、FM番組を聞いていたら、とても興味がわく話があった。
リポビタンD TREND EYES:広がる位置情報ゲーム 現在リリース中の人気アプリは

ゲームそのものを全くしないので、詳細というか実際どのようなゲームなのか?という点は、おそらく拙ブログに来られる方のほうが、よくご存じだと思う。
興味を持った理由は、ここ数日話題になっている「ポケモンGO」が、この「位置情報ゲーム」の一つで、ゲームが公開されたアメリカなのでは、すでにTwitterアクティブユーザー数を上回るほどの人気なのに、中国ではこの人気ゲームが中国政府当局によって、楽しむことができない、というニュースがあったからだ。
ロイター:中国でポケモンGO脅威論、「非公開の軍基地探査も可能」

「ポケモンGO」については、拙ブログで説明をするよりもご存じの方のほうが多いと思う。
そして、ロイターが伝えている内容についての理解も、おそらく私などよりも理解されている方のほうが多いのでは?と、感じている。

その「ポケモンGO」は、ご存じの通り「位置情報ゲーム」だ。
そして使っているのは「Google MAP」を基にしている、と言われている。
地図の精度が高いがために、中国政府当局が懸念するような事態となっている訳だが、この「位置情報ゲーム」を使って、地域の活性化ができるのではないか?という気がしたのだ。

紹介をした人気アプリの第1位になっている「イングレイス」というゲーム。
「陣取り合戦ゲーム」ということらしいのだが、実は「街中で歩いてチェックポイントを探さなくてはならない」という。
「実際に、チェックポイントを探して歩く」というのは、何も位置情報ゲーム特有のモノではない。
随分昔からある「宝探し」のような、レクリエーションの一つだ。
とすれば、地方でこれ!と言った観光がない地域であっても、このような位置情報ゲームと連動させるコトで、その地域の魅力を発信するコトができるのではないだろうか?

今現在は、「ゲーム参加者同士のコミュニケーションツール」という点で、注目されているようだが、ある地域全体の「陣取り合戦」のように、参加者をゲーム上で募集し、実際現地でゲームをしながら「地域を歩く+地域の文化に触れる」というような、複合的要素を含ませることはできないだろうか?
チェックポイントを探すためには、その土地の人たちの協力を得なくては見つからない・・・などの工夫をすれば、これ!と言った観光資源がない地域でも、人を呼び寄せることができるのでは?という、気がするのだ。


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40代女性に注目?

2016-07-16 21:39:36 | マーケティング

昨年位から、女性の下着のCMが変わりつつある。
拙ブログにこられる男性諸氏には「???」なことかもしれないのだが、この変化は見逃すにはもったいない変化のような気がしている。

その「変化」は何か?と言うと、ブラジャーなどの下着モデルとして起用される女優さんなどの年齢が、上がっている、という点だ。
2,3年前くらいからだと思うのだが、篠原涼子さんがトリンプの「天使のブラ」のモデルに起用されている。
そして今年に入ると、同じトリンプの別ブランドで松田聖子さんが、起用され話題になった。
トリンプだけではなくワコールも、女優の板谷由夏さんを起用した新しいブランドを展開し始めている。

篠原さんも板谷さんも、40代、松田聖子さんは50代。
これまでであれば、ブラジャーのCMなどに起用される世代ではないはずだ。
にもかかわらず、胸元の素肌を見せるブラジャーのCMに起用されるようになってきた、というのは大きな変化だと思う。
もちろん、彼女たちの素肌の綺麗さなどはあるが、市場的にも40代50代の女性がボディーラインなどを気にする傾向がある、ということを調べたうえでのことだろう。

彼女たちの起用には、もう一つの理由があると考えている。
それは、いくら人前に出ることが仕事である女優さんや歌手であったとしても、ファッションモデルではない、という点だ。
女優さんや歌手であれば、「若々しいボディーライン」を保つことよりも、その時々の年齢にあった「自然さ」を求められる。
「若々しい」だけでは、キャリアを反映しているとは言えない。
「上手な年齢の重ねかたが、その人を美しく見せる」というイメージを、伝えているように思えるのだ。

バブルの頃からつい最近まで、ブラジャーのキャッチコピーと言えば「寄せて上げる」だった。
それでは「自然な美しさ」のバストラインが作れない。
ブラジャーはあくまでも「服を着るための土台下着」なので、胸ばかり強調しても「自然で健やかなその人らしさ」には、結びつかない。
まして、それなりの社会的経験・人生経験をしてきた女性たちには、不釣り合いということだろう。

もう一つ40代、50代女性が注目されるのは、彼女たち世代が「本格的な企業におけるキャリア世代」だからだろう。
「男女雇用機会均等法」が施行され、企業でもこの世代の役職者が求められるようになってきている。
その部分でも、彼女たちはイメージウーマンとして起用しやすいのだと思う。

今日のHUFFPOSTに「寄せて上げる」時代は終わった?という記事が、掲載されている。
時代はどうやら「自然(ナチュラル)志向」へと、移りつつあるようだ。
HUFFPOST: 「寄せて上げる」時代は終わった?

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鳥越さんの都知事出馬と、がんという病気について

2016-07-15 20:44:14 | 徒然

ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、都知事選に出馬をした。
一部では「がん患者に都知事が任せられるのか?」という、声があるようだ。
確かに、世間一般のがん患者に対するイメージは「余命いくばくもない」という、イメージだろう。
しかし、現実は「余命いくばくもない、死を間近にする病気」ではなくなりつつある。
むしろ、長期的治療を要する病気(=「慢性疾患」)と言われ始めている。

その大きな理由が、「抗がん剤」の進歩だ。
毎年のように、新薬が認可され、多くの患者さんが治療のために使うようになってきている。
今年の初めごろ、高額ながん治療薬として話題になった「オプジーボ」と呼ばれる新薬は、日本の小野薬品が創りだしたこれまでとは全く違う発想の「新薬」で、「免疫療法薬」として注目を浴びた。
(WEBで見かける「免疫療法」は、効果が確認されていない治療法である、ということも知っていただきたい。)
それだけではなく、数年前までは入院を必要とした「抗がん剤治療」も、通院で対応できるようになってきている。
それだけ「がん治療」の環境は、大きく変わってきているのだ。

もう一つは、がんという病気は「がん対策基本法」に基づいて、他の病気よりも様々部分で「手厚い看護」が受けられるようになっている。
「看護」というと、「病院で治療を受ける」という部分だけのように思われるかもしれないが、がんによる離職者(治療開始前に離職する人のうち、早期患者が25%くらい含まれており、離職に伴う経済的損失が指摘されるようになってきている)が多いから、仕事の継続や再就職のサポートの必要性なども、検討されるようになってきている。

にもかからわず、一般的なイメージは上述した通りの「余命いくばくもない、死を間近にした病気」になっている。
社会的イメージと現実とのギャップが、がん患者さんの就労の問題などを引き起こしている、という現実がある。
その意味で、鳥越さんが都知事選に出馬されたというのは、意味があると思う。

既に鳥越さんの場合、最後のがん治療を受けられてから7年ほど経過をしている。
再発のリスクは「0」ではないが、仕事をしたりすることには支障がないくらいの状態のはずだ。
鳥越さんのような状態であれば、「がん患者に仕事ができるのか?」という指摘は、実は的外れな指摘でもあるのだ。
むしろ鳥越さんが、元気に選挙戦を繰り広げることで「がん患者」のイメージが、変わるかもしれない。
そして、鳥越さんの選挙戦を通して「がん」という病気を知ってもらうことが、日本の医療不信を少し変えることになるかもしれない、と思っている。


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都知事選立候補者は、どのような「未来図」を描いているのだろう?

2016-07-14 19:26:48 | 徒然

参議院選挙が終わったら、次は東京都知事選だ。
東京都知事選そのものは、東京都民の有権者が決めることなので、それ以外の地域に住んでいる人たちにとっては、関係のない選挙になる。
にもかかわらず、東京都知事選が全国ニュースのトップに取り上げられるのは、東京が「日本の首都」というだけではなく、財政規模も大きな自治体だからだろう。
THE PAGE:予算13兆円、職員16万人・・・東京都知事の権力と影響力
リンクの記事が書かれたのは、舛添さんが都知事になったときの記事なのだが、大きく変わってはいないのでは?と、思っている。

そして2020年の東京オリンピック開催は別にして、今東京都が抱える問題のいくつかは日本全体の問題でもある。
例えば「少子高齢化」などは、日本全国共通の問題点のはずだ。
出生率という点で見ると、東京都は「少子高齢化」が一番進んでいる地域だともいえる。
なぜなら、出生率そのものは全国で最低に近い状況であり、団塊世代が「高齢者」になりつつあるからだ。
ただ表面的に見えにくくなっているのは、地方からの若者の流入が多いためだろう。
そして地方から流入してきた若者のうち「非正規雇用者」として、働いている人たちが数多くいるはずだ。

だからこそ、各候補者の政策なども似通ってしまうのは、当然なのだと思う。
今の有権者は、耳障りの良い言葉だけを信用する人は、少なくなりつつあるのでは?と、感じるからだ。
その反面、著名人というかネームバリューのある人を選びがち、という問題はあると思う。
そのような視点で見てみると、東京都知事選の選挙公約のいくつかは、日本の共通的問題解決ということが見えてくる。

各候補者が訴えている「2020年東京オリンピック」は、どの立候補者が当選しても「成功」するだろう。
というよりも「成功」させなければ、ならないだろう。
問題なのは、それ以降の「東京」の姿なのではないだろうか?
戦後の日本は、「東京」を都市モデルとして追いかけてきたトコロがある。
その東京が、オリンピックというイベントが終わった後の「未来図」を打ち出すことができるのか?
それが、もしかしたら「東京」という都市だけではなく、日本の大都市の「未来図」の一部となるような気がする。




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