結局、伊丹空港まで行ってスッチーフィギュアをゲットしますた。～その１～

ANA ユニフォームコレクション


　５月になりました。GWまっただ中ですが、特に旅行等の予定がないヲタク夫婦は、まったりと過ごしております。
　で。
　今日は、大阪伊丹空港まで行ってきました。飛行機を見に行った、などという見え透いたウソは云いません。ANAの売店でスッチーフィギュアを買うためです。当初は、朝の９時前からパソの前に張りついてオンラインショッピングモールでF5を連打するつもりだったんですが……いつの間にか車の中でエウレカセブンとマジレンジャーを見ながら伊丹空港へ向かっているわしらヲタ夫婦。
　空港に着いたのは、午前８時前。早速南ターミナル２Fにある「ANA FESTA」へ行くと、「1,800個限定販売、おひとり様30個まで。6:30より整理券配布中」と書かれた張り紙がされていました。わしらがもらった整理券の番号は、74番と75番。
　朝の早よから飛行機に乗るわけでもないのに空港くんだりまで来て、あえて上限を下回る個数を買い求めるやつがいるだろうかいやいまい。単純に計算して「1,800÷30＝60」……60人目で完売御礼じゃねえか。楽勝買えないじゃん！！(笑)
　せっかく伊丹まで来たのに意気消沈したわしの横で、持ってきたiBookからHOTSPOT経由でショッピングモールへつなごうとする世帯主。だが、HOTSPOTは認識するものの、ネットにつながらない。ダメかダメなのか。
　とりあえず、望み薄ながらもゲットの方向でがんばろうということで、わしはスタバの横にあった有料端末でネット申込み、世帯主は整理券を持って売店前で並ぶことにしました。10分100円の端末に９時前から陣取ってショッピングモールへアクセスしてみるも、案の定まったくつながらない。うわーやっぱりダメかも、と思いつつF5連打していたら、世帯主から入電。

「買えたで～！！　30個買えたで！！」

　ひゃー！　良かったぁ。なんとかゲットできました。そうして、６個入りのBOXを５個抱え、中身を確認すべく展望デッキへ行くと、見送りの人たちで賑わうデッキのベンチの一角を占領してブツのトレードに勤しむそのスジの方々の光景が……神経ぴりぴりさせながら「買えるのか？買えないのか？」と売店を取り囲んでいた様子といい、トレードで熱くなっているところといい、ちょっと異様でした。んが、彼らの横を通って開いていたベンチで腰掛けるなり、箱をバリバリ開けてチェックする夫婦はもっと異様だったにちがいないわな(笑)。
　結果は、30個買って２コンプ。10種類あることから考えると上出来です。何が出にくいんだろうなあ、とふたりで話していたら、トレード中だったそのスジの人たちがわしらへと近づいてきて「お互いに足らないものをトレードしませんか？」と持ちかけてきました。快く応じたら、いきなり「初代あまってます？」と訊いてくるではないかいな。「初代はあまってないですねえ」「そうですか……やっぱり初代は少ないアソートなんだなあ」と残念そうに去っていく彼ら。＞ざっと調べたところ、どうやら初代と９代目の紫が品薄らしい。



　価格は１個400円。一応食玩扱いなので、ANAの機内サービスで出るインスタントのコンソメスープが入っています。お菓子じゃなくてこういうものだとなんだかうれしい。

　てなわけで、ゲットほやほやーんのスッチーフィギュアをご紹介！
　の前に。
　モノがスッチーなだけにバックに旅客機の模型でも置こうかということで、世帯主が昔組み立てたジャンボジェットのプラモなんかどうよ。



　ごっつデカいし！　ていうか、JALだし！！
　JALではあんまりだということで、フィギュアを買った売店でANAのジャンボ機のお手軽版もゲット。



　天井から吊してモーターを動かすと旋回するタイプです。でも、これ吊すんなら、ウルトラセブンが旋回するへっぽこプライズモノのほうがいいしな。台座をつけて飾ることにします。
　では、お待たせしました。スッチーフィギュアを見ていきましょう。まずは、1955年から1958年まで採用されていた初代制服。



「デザインは、アメリカ空軍女性隊員制服を参考にした基本ラインにベレー帽を組み合わせて柔らかさを加えました」とのこと。原型担当は、阿部匠氏です。



　1958年から1966年まで採用されていた２代目のデザインはこれ。



「初代のミリタリーチックなデザインから女性的なラインを強調したものになりました」とのことですが……初代のほうがかっちょええと思うんだけどな。原型担当は、宮川武氏です。



　３代目は1966年から1970年まで採用されました。



「『トルコブルー』と名付けられた色は。従来のダーク基調の制服に対して新鮮に映えました」と解説されています。色のちがいもさることながら、ジャケットが随分タイトなデザインになってますよね。原型担当は、ボーメ氏。



　1970年から1974年にかけて採用されたのが、４代目です。大阪万博の開催に合わせて大幅に変更されました。



「デザインは芦田淳。当時流行だったAラインのミニを取り入れてあります。アーシイブラウンの厚手のジャージ素材で若さと機能性を追求した」そうですが……Ａラインでなおかつ膝上の丈って着こなしがむつかしいのになあ。原型担当は、亜野ＭＥＧＡ郎氏。



　1974年から1979年、万博からオイルショックまで激動の70年代をしめくくる５代目の制服です。



「ロッキード・トライスター就航に合わせて変更。『トライスタールック』と呼ばれました」５代目は、ベージュ・ブルー・オレンジの３色あってなおかつスカートとパンタロンをチョイスできるというバリエーションのあるコーディネイトが楽しめるものでした。原型担当は、戸田聡氏です。



　10種あるので、ここで一旦切りますね。つづきはこちらからどぞ！


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