私が、前機種P-01Bで321円の残高を預けたのは、SH-03C(LYNX 3D)の発売日である2010/12/3なので、なんと232日ぶりに預けていたデータと残高が返ってくるわけだ。
ドコモ向けのサービス開始は、午前4時と予告されていたので、のそのそと起き出して、SH-03C(LYNX 3D)への機種変更作業をしてみた。
アプリケーションへのアクセス許可画面がいつもと違ったが、この時間帯のインストールはつつがなく完了し、初期設定画面に進行。「再発行や機種変更の方」のリンクから、モバイルSuica会員の会員登録時のメールアドレスとSuicaパスワードを入力してログインする。
「こちらの携帯電話に機種変更手続きを実行しますか」と聞かれるので「実行する」を選択すると、ものの数秒で処理が完了し、232日ぶりに電子マネーの残額321円が無事に返ってきた。
さらに、メニュー画面から「エクスプレス予約(JR東海)」をタップして、モバイルSuicaでのEX-ICサービスの利用設定を確認してみる。
JR東海とJR西日本が運営する東海道山陽新幹線の会員制ネット予約サービスエクスプレス予約(EX予約)も、同じ2011/7/23からスマートフォン専用の予約画面が提供され、予約・変更などの操作がスマートフォンでのブラウザでも快適に行えるようになった。
下の画面は、モバイルSuicaからログイン画面を呼び出しているので、会員IDの入力が省略されていて、モバイルSuica会員情報との連携が維持されていることが確認できる。
機種変更の確認画面を経由して、スマートフォン向けに最適化されたメニュー画面に到達できた。
モバイルSuicaは、なんといってもおサイフケータイのキラーサービスであり、スマートフォン向けのサービスが開始されたことは大きなターニングポイントになる。自分がフィーチャーフォン時代に愛用していたサービスは、これで大部分がスマートフォンでも使えることになり、スマートフォンを利用する上での制約がまた一つ解消された印象だ。
あとは、エリアメールとiコンシェルのサービス開始をお待ちしています。
【参考】
- Apple PayのSuicaを東海エリアで利用してみた (2017/3/12)
- モバイルSuicaに「クイック」にチャージする (2011/8/21)
- SH-03CにモバイルSuicaがやってくる (2011/6/28)
- スマートフォン向けコンテンツはいつになったら揃うのか? (2011/3/4)
- SH-03Cでおサイフケータイロックを直接呼び出す (2010/12/10)