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At First

SH-03Cにケースを装着してみた

 スマートフォンといえば、本体を覆うケースが選べるのも魅力だ。
 SH-03C用のケースは、発売当初、全くと言って良いほど店頭で見つけられなかったが、ここ数日になってようやく並び始めたようだ。

 今回、購入したのは、株式会社藤本サービスLYNX 3D SH-03C専用TPUケース。5色あるうち、レッドを選択した。型番はF70-D02RDで参考価格は1,280円(税込)。
 パッケージには、ハーフクリアソフトケースのほか、液晶画面用とカメラ箇所用の保護フィルム、液晶クリーナーが含まれている。ただし、今回は液晶画面の保護フィルムは貼っていない。

藤本サービス製のハーフクリアソフトケースのパッケージ ハーフクリアソフトケースの内容物


 TPU(Thermoplastic Polyurethane)という言葉は、これまで聞いたことがなかったが、日本語では熱可塑性ポリウレタンというそうで、触ってみれば馴染みのある感触だ。オフィスの机の上に敷く透明なデスクマットに近いか。柔らかいシリコンケースと、硬質なハードケースの中間に位置づけられている。表面には光沢があるので、光にかざすと指紋などの跡は目立ってしまう。

 形状は、本体の背面から側面、そして正面の淵の部分をすっぽりと覆うジャケットタイプだ。このため、SH-03Cのデザイン上の特長であるクリスタル調のフレームを隠してしまうのは構造上致し方ないところだろう。
 当然、背面のカメラのレンズ部分や赤外線ポート、ピクチャーライト、スピーカー部分はくり抜かれているし、上面のワンセグアンテナと底面のイヤホンマイク端子の部分も開いている。

カメラとピクチャーライト、スピーカー、ワンセグアンテナの部分は覆われていない。 送話口/マイクの部分も覆われていない


 また、側面のmicroUSB端子はカバーを開ける動作を含めて支障はないし、ストラップホールもそのまま使える。

microUSB端子もアクセス可能 ストラップホールもそのまま使える


 唯一、カバーで覆われるのが、音量UP/DOWNキー、検索キー、シャッターキーが配置されている部分だ。周囲に比べると、カバーの素材もいくらか薄くなっているようにも見えるが、端末をしっかり持って、かなり力を入れないと上手く操作できない。もともと押しづらかったこれらのボタンが、さらに押しづらくなった印象だ。使い込むことで、柔らかくなっていくことに期待したい。
カバーに覆われる側面のキーは押しづらくなる


 ピュアホワイトの本体と、赤いハーフクリアソフトケースの組み合わせは、「こんな和菓子あるよね」といった感じ。ちょっと派手すぎたか。
 もちろん、本体が守られているという安心感は高まり、操作する際に持ちやすくなったように感じる。しばらくは、このケースを使ってみたい。

SH-03Cのピュアホワイトに赤のハーフクリアソフト



【参考】 その後の顛末について。

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