遺跡好き弁護士の一(はじめ)法律事務所

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鬼ヶ城古墳(大分県玖珠町)

2013-01-25 21:24:06 | 日記
引き続き、帰省先での古墳見学です。
鬼ヶ城古墳です。これも、行き方がわかりにくい古墳です。玖珠町立森中央小学校の裏の川を渡って、集落内を抜けると、はずれに武内神社への階段があります。

これを上ると、鳥居があり、

さらに石畳の道を上ると武内神社があります。こんなのです。

さらに武内神社を背にして、竹と杉の林の中を進みます。この日はかなり寒かったのですが、この辺まで上ると汗をかいてきました。

すると突然おもしろいものが現れます。

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こんな山の尾根上に水田??  当たり前ですが、水利がよいはずがないし、大体田んぼにするんでしたら、尾根の面積はもっとあるから、もっと広い水田を作ってもよいはずです。
ひょっとして、これが伝え聞いた隠田(かくした。年貢米を逃れるために隠れて作った田のこと。)なのでしょうか?
だとしたら結構スゴイものを見つけたかも。

さらに、上ると道に突き当たります。それを左に曲がると数メートル先に古墳への案内があります。

これに従って上るとあからさまに怪しい穴を発見!

中を覗いても、

これ違いますね。近隣の方が古墳をまねて作ったのでしょうか?ヒマですね。
そこから、ほんの30メートルほど進むと、

ありました。
早速中へ。

巨大な鏡石!上にあるのは・・

石棚ですね!

左側壁の腰石です。2メートルくらいあるそうです。巨大です。

これは左側壁の上部。

右側壁です。

その上部。

石棚の上を覗くと、


それから、天井石です。


最後に本日のメインディッシュ、線刻画です。線刻画は前室と玄室の境目の右袖石に彫られています。

先を下にした、大きな葉っぱの模様が分かりますでしょうか?葉脈も描かれていますね。

アップ。葉脈の様子が分かりますね。

この古墳は、現状で直径約14メートル、高さ約5メートルです。以前は杉林で覆われていたそうですが、昭和63年の19号台風によりすべてなぎ倒されてしまったとのこと。だから、現在ずいぶん見通しのよい所にあるわけですね。
玄室と前室の複室構造ですが、すでに羨道部は失われています。全長は約5,7メートルです。
写真では、葉の写真を見ました。実は人物や、群鳥、船の線刻も確認されていたそうですが、現在は失われてしまったとのこと。
ものすごーく残念です!!
築造時期は、7世紀初頭ころと見られています。

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