つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

アキーノエフェクト

2023-04-22 09:08:43 | スポーツ
前回、中日ドラゴンズの石川昴弥エフェクトの
ことを書いたが、エフェクト(効果・効力)は
何もいい効果だけとは限らない。

今ドラゴンズで起きているエフェクトは、
負のエフェクトのようだ。

新しく獲得した新外国人助っ人アキーノは、
オープン戦でホームラン4本を放ち、待望の
大砲が来たかと期待されたが、現在14試合で
ホームラン1本、約5割が三振という扇風機
ぶりを発揮して、ドラファンを涼しく
させているw

まあまあ、これだけでもキツイのだが、
もっと酷いのは外野の守備なのだ。

草野球並みの、ポロ〜リポロポロポロリ〜コ♪
と、エラーの連続で、相手に得点を献上
し続けているのだw

しかも、よく回ってくる2番に起用されて
いるので、1ヒット2三振3ヒットと繋がらず、
わざわざドラゴンズ唯一の脅威と言われる
1番大島2番岡林をぶち切ってまで使って
いるのであるw

恐るべきタッちゃんの迷采配ぶりなのだ。

ドラゴンズファンのコメ欄には、何で
大型扇風機のアキーノを2番に使うの???
二軍で鍛え直せのNGワードで満ち溢れている。

何せ、この新外国人アキーノはわざわざ、我が
タッちゃん(立浪)監督が直々に現地入りして、
自分の目で見て、球団も珍しく億単位の出費
までして獲得してきたので、簡単に外せない
のも分からないではないのだ。

しかし、このアキーノを使うことの負のエフェクトは、
ドラゴンズファンはもとより、チームにも
伝播して、考えられないようなエラー、走塁ミス
など引き起こしているのである。

その証拠に、昨日アキーノを出さず、元の1番
大島・2番岡林に戻した途端、選手は生き生き
として、打線も繋がり、超ファインプレーも
2つ飛び出して、3連敗予測のタイガース戦の
初戦で、天敵青柳を打ち崩すのに成功したのである。
(4-1で勝利)

問題は、今日の一戦で果たしてアキーノを先発2番で
出すのか出さないのか、それによって、エフェクトの
正・負の別れになってしまいそうなのだ。

元を正せば、全ての元凶は立浪采配である。

何せタッちゃん監督の迷采配は、読めないところが
多々…なので、さしずめ立浪迷エフェクト。

果たして、今日の迷エフェクトの行方は…?

今日の一句

龍天に 昇る采配 迷うまじ
             issei






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石川昴弥(たかや)エフェクト

2023-04-16 04:16:05 | スポーツ
まさに、石川昴弥エフェクトが起こった
に違いない。

最近しきりに使われるバタフライ・エフェクト、
蝶の羽ばたき程のものが、やがて竜巻きの
ような影響や効果を起こすような事だが、
今まさに、我が弱小ドラゴンズにも起こり
つつあるのかも知れない。

石川昴弥を二軍から一軍に引き上げ、いきなり
4番に据えた途端、あの貧打線ドラゴンズが、
先発全員安打の9点を取って、9-2で巨人を破り、
最下位争奪戦の初戦をモノにしたのだ。

まあ、昴弥を蝶🦋とは申し訳ないが、昨年の
5月頃に、膝の十字靭帯を痛めて手術に踏み切った
ために、丸一年近く棒に振ってしまったのだが、
その間、そこそこ打てていた打線も、石川と
共に急激に失速して、最下位の憂き目にあった
のである。

昨年怪我する前の石川の一軍での成績は、
35試合に出場して、打率こそ235だったが、
ホームラン5本、打点19とチーム1位〜2位
だったのである。

しかも、初めて開幕一軍での抜擢だったのだ。

今年に入って、リハビリを終え、二軍戦に
出場するようになると、それまで鳴りを潜めて
いた二軍の石川の前後の打線、鵜飼、福元、濱、
レビーラなどが、途端に打ち出し、まさに
石川エフェクトを起こしていたのだ。

なので、石川が一軍に上がったら、この
連鎖反応的エフェクトが起きるのでは…と
密かに期待していたのである。

少なくとも、一昨日はそれが明らかに
起こったのではないか。

しかし、まあ…たったの一日なので、
偶然かもしれないので、もう少し
その辺りを注目してみたいと思っている。

一昨日の試合を目を皿のようにしてTVを
観ていたが、石川は第3打席でツーベース
を打ったが、正直ホームランでなくて
良かったと思った。

最初にホームランを打つと、あまりいい事
ない例を沢山見てきたからである。

ホームランは麻薬のようなところがあって、
その快楽に溺れてしまうと、大振りして
フォームを崩し、長いことスランプに
陥る事がよくあるのだ。

ましてや、故障明けの石川は、徐々に
徐々に慣らし運転を重ねてからのほうが
いい結果が待っていると思うのである。

久しぶりに見た石川は、身体がひと回り
大きくなり、どっしりと構えてオーラを
感じたので、故障の再発さえ無ければ、
ドラゴンズの堂々たる4番になれると確信した。

しかし、昨日は心配していた守備の不安が
出て、エラーをしてしまい2-6の敗戦。

やはり膝の不安が守備に影響が出ているのだ。

本当は、当分の間6番あたりで使い、
試合後半は高橋と交代させないと
いけないのに、ズルズルと9回まで
使うなんて、信じがたい愚挙と
言っても過言では無いだろう。

まだまだ完調には程遠いという事が
あのお方は分かっておられないようだ。

選手は、膝は大丈夫か?と聞かれれば、
大丈夫デスと言うものなのだ。

下手をすれば取り返しのつかない事態に
なってしまいかねないので、お願いですから、
もっと慎重にドラゴンズの夢、石川昴弥を
起用して下さい。

バッティングコーチの和田さん、昴弥を
守って下さい。

そうすればこれから大いにエフェクトを
起こして龍神竜巻きに育ってくれると
思いますよ。

今日の一句

 春たけて 眠れる龍の 眼を覚ます
                 issei





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やっぱりなぁ

2023-04-14 14:54:18 | スポーツ
やっぱりなぁ…とは、我が弱ドラゴンズの
立浪監督が、膝の手術上がりの石川昴弥(たかや)
を一軍の4番でいきなり使うと発表した
事だ。

低迷中日の最後の切り札を早急に
切ってきたのである。

手術明けで、二軍出場5試合で、11打数6安打、
打率545、ホームラン2本、出塁率645という
とんでもない成績だが、まだ手術明け5試合で、
フル出場は1試合のみという少なさなのだ。

ペナントレースは、年間143試合中まだ
開幕10試合目なのである。

怪我明けなのでもうちょっと我慢して、
せめて今月4月までは一軍への引き上げを
辛抱して欲しかったのだが、やっぱりなぁ…
となったのだ。

立浪監督は、我慢苦手のせっかちん坊なので、
これはもう早々に一軍に上げるぞ、と予測して
いたのである。

そしてその通りだったのだw

おまけに、今日の試合の4番起用を
明言したのである。

ちょっと!たっつあん(立浪監督)何で
敵に教えちゃうの?

石川を一軍に上げたのだけを発表して、
フタをあけたら石川4番!というスタメン
のほうが、よりインパクトあったろうし、
戦略としても効果があったと思うのだが…。

巨人は、直ぐに石川対策を用意しちゃう
よ、ホント辛抱できないんだから…w

もう、ファンとしては、怪我なく
石川昴弥が活躍する事を祈るほか
なくなってしまったではないか。

そして、今日の巨人との最下位争奪?
対決を、手に汗して応援する他無い
のである。

昴弥(たかや)ー!

無理してホームラン狙わなくていいぞー!

6〜7部の力で、膝に負担のかからないように、
センターから右に打ち返せー!

自分の膝を守れー!

と、心よりエールを送らせてもらう‼︎

今日の二句

スタメンを 洩らすリップの 冴返る
                 issei
マスク無き スタンド揺るる 声揺るる
                  issei






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入院俳句・めまい

2023-04-09 05:29:23 | 俳句
2015年に、起きがけのめまいで、
9日間も入院していたことがある。

病室で、その時の様子などを
俳句手帳にしたためていた。

そのときの様子を、このブログに
書いたのだが、事の顛末は書かれて
あっても、その後入院しているときに
作った俳句が、いくら探しても
見つからなかったのだ。

一応、記録みたいなものなので、
もう一度確認したかったのである。

そんな時、その時の手帳が出てきた。

・朝寝覚め天井回る我回る

目が覚めて、何だかめまいを感じ
たので、もう一度寝直したのだが、
起きたらこのような感じだったのだ。

・立てずして座して眠りてかげろえる
・体軸の失せて掴みし春の塵
・ほふくして便座抱えし春の闇

大めまいと吐き気で、とても立ち歩き
出来る状態ではなく、這ってトイレに
行くのがやっとだった。

ひとしきり嘔吐して、もはや固形物は
無くなり、気づいた身内に水を持って
きてもらって飲んだ。

・春水を飲んでも嘔吐とめどなく
・タンポポを便器に咲かす空嘔吐
・おろおろと人知の果ての春の闇

やがて、身内が救急車を呼んだ。

・サイレンの響き近付く夜半の春
・救急車乗るに過ぎりし朧月

めまいの渦の中で、死への恐怖が高まり、
まだやることが…との思いが脳裏を巡った。

・春星に幾度祈る今はまだ

やがて救急車で大学病院へ運ばれた。

大学病院だったので、直ぐに脳の
CTスキャンも撮ってくれ、異常が
無いと分かると、耳鼻科への搬入が
決まった。

・即刻の入院告知春疾風

6人部屋の雑居棟に運ばれた。

・カーテンの仕切り一枚春灯
・点滴と後は祈りと春の夢
・朝寝覚め六人部屋の人いきれ
・どうしてと呟く窓を春の風
・たんぽぽの絮ほどの幸おもゆ吸う
・おもゆよりお粥に変わり赤まんま

最初は吐き気でおもゆでさえ戻し
そうになったが、吐き気止めの
処方を受けたら、嘘のように
吐き気が収まり、食欲も出てきた。

・不快失せ夕食に出し蜆汁
・春夕焼噛みしめて食う普通食

この時ほど普通という事の
幸せを感じたことは無かった。

・医師の指追う目の揺れて春揺れて

医師に眼振してますねと言われた
のだが、眼振とは瞳が勝手に上下に
揺れている状態の事で、自分でも
鏡で確認できたのだ。

・眼振を瞑りて見るや春の夢
・朝寝覚めリストバンドのフルネーム

病院という塀の中に入ったんだな、と
しみじみ…。

・初蝶となって新人ナース舞来たる
・挨拶のナースの笑みの春めける

この大学病院では看護学校も
併設しており、多くの見習い
看護士が挨拶にやってきた。

・蜂となり新人ナース針を刺す

ただ、注射はさすがに苦労するようで、
大いに針跡を増やして頂いたw

・針跡を春オリオンとかざし見る

・医師よりの病名告知春時雨

耳の前庭神経炎という病名で、
何らかの原因で炎症を起こして
いるとの事。

・点滴のしずく遅日の時刻む
・春水となって点滴四肢に満つ
・春眠の一寝ニ寝と治癒の旅

やがて、院内を歩いてトイレなどに
行けるようになった。

・連れ歩く点滴・己が春日影
・ゆらゆらと歩く病廊春霞
・春塵を踏んで体軸戻りくる

徐々に揺れ具合も小さくなり
つつあったが、まだまだ結構な
ふらつきが残っていた。

・春めきて、何はともあれ筆と紙
・絵を描くも我のリハビリ春の色

院内の売店で買った手帳に、絵と
俳句を書き始めた。



絵は主に、看護士さん達の似顔絵を
気づかれないように描いていた。

・絵も揺れて一句も揺れる目借時

しかし後で、掃除のおばさんに気づかれ、
看護士さんにも知れ渡り、何枚か本人に
所望され、進呈とあいなったw

・看護士の指差し咲かす初桜
・眼振の揺れ消えて会う初桜
・病棟の三食昼寝朝寝付き
・点滴のずれてシーツの落椿
・身を持って一寸先の春の闇

ついに点滴の管が外され、大手を振って
院内の廊下を歩いたのだった。

・大手振る針跡に滲む春の風
・面会のだーれも来ないつくしんぼ
・春夕焼け最後の最後に残るもの

やがて、めまいもほろ酔いほどになり、
9日の入院が終わり、退院の日が
やって来た。

雨男だからどうせ雨だろうな、と
思っていたが、

・退院の祝い春雷賜れり

春雷の祝砲一発だけで、雨は降ら
なかったw

・春の土踏んで地軸を確かめり
・予後に踏む一歩一歩に春の土

やったー娑婆だあー!

と心で叫んだのだった。


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絶望の火?

2023-04-08 04:01:02 | スポーツ
WBCの余波で、今年はいつもにも増して
プロ野球に注目しているので、プロ野球の
記事が増えそうだ。

開幕第1戦、9回脅威の逆転で、ジャイアンツ
に勝利した我が弱小ドラゴンズは、ちょっと
希望の火を灯した。

しかし、5戦終了して1勝4敗、内0負けが
3試合と、希望の火が風前の灯火となって、
絶望の火が灯り始めたが、6戦目侍ジャパン
の高橋宏斗がやってくれました!

何とか絶望の火を消してくれたのだが、
ここで何故か気になるのが、新庄日ハム
の成績なのだ。

というのも、昨年我が中日ドラゴンズ
の立浪監督と、日本ハムの新庄監督が
共に新監督として就任して、共に
最下位だったのである。

名門PL学園の野球部出身の立浪監督は、
ちょっと昔気質の体育会系で、新庄監督
は型に嵌らない自由な発想の監督と
正反対のイメージだが、2年目の今年、
共に優勝を狙うと宣言しているのだ。


各評論家の順位予想では、見事共に
下位予想となっていて、妙に共通して
いるのであるw

そこで、開幕からの出だしが共に
1勝4敗だったので、思わず苦笑して
しまったのだ。

しかし、ここにきてドラゴンズは
2勝目を挙げ、最下位ながら2勝4敗、
日ハムは昨日負けて1勝6敗と最下位を
突っ走って、絶望の火を灯して
いるのだ。

正直、今のとこ絶望の火をどちらが
消すかの絶望火消し競争の体を
なしている様相なのだ。

我が中日と日ハムの最下位脱出は
どちらなのか、目が離せないでいるww

今日の一句

希望の日 春曙の 昇らしむ
             issei
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