老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ものは考えようだ

2016-05-25 10:33:41 | 俳句
    🐇   海市立つ久しくゆかぬ船の旅



朝から夫のご機嫌が悪い。
巨人が負けたらしい。
下り坂の投手を使って、相手チームにどんどんと点が入ったらしい。
前原監督の甥の投手(名前を忘れた)一人しか、今は使える投手がいないと、おかんむりだ。

イケメン監督の高橋君がふくれっ面をみせたり、ごく厳しい顔の表情をしているのを観ることがある。あれはあれで、男の渋みが出て、私は良いと思うのだけれど、夫は高橋君のニコニコとした顔をいつも観ていたいらしい。
唯一人、巨人で頼りになっている、甥っこ投手が、可愛そうだと嘆くが、私は、彼が出ると勝てるのだから、チームの要として、かえって彼の株が上がっていいじゃないかと言う。
高橋監督だって、今までスター選手で、次は巨人の監督に、陽の当たる所ばかりでいたのだから、少しくらい、顔がゆがんでも、苦しいことに耐えてあたり前と夫に言う。大ファンに何を言っても、慰めにならぬが、人間は挫折も味わって一人前だよ~と言ってやった。
今年の我が家の熱いシーズンの始まり。
毎朝、夫のお天気に付き合わされる日々が当分の間続く。

       

 

    🚢   薔薇の花煽つてゆきぬ海の風

    🚢   薔薇の香の海に漂ふごときなり

四国の玄関の高松港の薔薇の庭。
今年は一段と美しく咲き誇っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする