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gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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ロック・ペーパー・シザーズ1巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年10月19日 17時59分27秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『ロック・ペーパー・シザーズ 1 時、止めてから本気出す』(木村心一先生原作、QP:flapper先生イラスト)が発売中です。
これはゾンビですか?シリーズの木村先生の新作、しかも今月は同時発売ということで話題ですね。

表紙はヒロインの強行突破千里(ちさと)。
名前に四字熟語が付くのが本シリーズのお約束の様ですが、こんな可愛い女の子が最強の能力の持ち主というギャップにも萌えを感じてしまいますね。
大きなおっぱいに瑞々しい太ももが眼福眼福♪

お話的には、全ての学生が反則級の異能力・フィクションの使い手である升々学園を舞台に、『時を止める能力』を持った主人公・和馬と『物体を光速で動かす能力』を持った千里が出会い、千里の願いを叶えるために生徒会を設立することに…といったボーイ・ミーツ・ガール×異能力勝負展開です。

異能力の内容は千差万別で、あまり戦闘に向かないものも多いのですが、学生は寄り集まって生徒会を形成&他の生徒会と異能力を使った試合を行い、勝利者が敗者の持っている施設を奪うことで勢力を伸ばしていく…という国盗り合戦的な要素があるのがポイント。
千里と、和馬の腐れ縁である理沙のふたりしかいない生徒会は、発足したてということもあって最弱クラスなのですが、最強の能力者が乱立するがゆえに『誰もが誰かに、絶対勝てない』ロック・ペーパー・シザーズ(じゃんけん)状況をうまく利用し、格上の生徒会に奪われた施設を取り戻そうとする駆け引きが熱かったです。

某スタンドバトルのように直接お互いを殴りあうのではなく、先に種目や選手を決めた上で、能力を使って試合を有利に運び、相手に勝利するというルールなので、どうやって相手の能力を妨害しながら自分の能力を使えるのかが重要になって来る本作。
能力を使う際に集中力を掻き乱されると能力が不発してしまうという弱点を突くために活用されるのが、相手の“萌え”を誘発する事という設定が(・∀・)ニヤニヤでした。
そりゃ、ネコ耳好きの男の目の前で美少女がいきなりネコ耳姿になったら思わずガン見してしまうよねとw

チート過ぎる能力が発動してしまう前に発動自体をキャンセルする、というのはある意味正攻法ですが、それに萌え要素を結びつけてしまうアイデアが斬新で、そこにQP:flapper先生の超萌えイラストが加わったらそりゃあ最強だろうとw
時を止めてエロいことをムフフ…とかしなくてもガンガンエロイベントてんこ盛りでお腹いっぱいですわw
乳袋とかツンデレとかロリとか男の娘とか好きな人は絵師買いOKですよ!(;゜∀゜)=3ムッハー

最強渦巻く能力者達の間でも特に強力な力を持った主人公が、その能力を対戦相手に隠しながらも天真爛漫なヒロイン達の為にひと肌脱ぐというシチュエーション自体に心温まりましたし、ヒロインが不当に傷付けられた事で怒り心頭→本気で相手を潰しに行くという流れも少年漫画ライクで王道感がありました。
出会ってすぐorお話の始まる前からヒロイン達に憎からず想われるというお手軽ハーレム感も、お色気要素&サービスイラスト効果マシマシで男性読者ニーズに合致しているかと。
これゾンが好きな人ならすぐに受け入れられると思います。

…と、基本的に和気あいあい&キャッキャウフフで進むわけですが、最後の最後にかなりの大どんでん返しが用意されているので驚かされました。
上位の生徒会へと上り詰めていくという方向性は同じながら、作品に対するイメージがガラッと変わるので必見かと。
何が真実で何が虚像なのか、その辺りの掘り下げに期待したいですね。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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