
電撃文庫のラノベ、『乃木坂春香の秘密』(五十嵐雄策先生原作、しゃあ先生イラスト)の15巻が発売中です。
表紙は春香のウェディングドレス姿。
幸せいっぱいで満面の笑みを浮かべつつ、裕人であろう人物に手を伸ばす様子を見ていると、思わず目頭が熱くなってきますね。
ようやくここまで来たのか~という意味で感無量です。
オビにも完結の文字が刻まれており、本編としてはこれ以上無い形で綺麗な幕引きとなっていますが、あとがきによるとニュアンス的にこの巻とは別にグランドエンディングにあたるエピソードを収録した16巻が発売されるということの様で楽しみ♪
お話的には、前巻のラストの直後からスタート。
「春香の結婚が決まったので、あの子のことはもう忘れて下さい。」と春香の母親である秋穂さんに告げられ、抜け殻の様になってしまった裕人が、美香&メイド隊のメンバーや、椎菜他のクラスメイト達に助けられつつ春香への想いを新たにし、結婚式を阻止するべく、会場へと殴りこみをかける!といった展開です。
ネタバレになるので直接は書きません(というかバレバレw)が、表紙やカラー口絵、今までの話の流れから期待できる通りのエンディング&エピローグが語られたので、乃木坂ファンとしてはとても満足の行く締め方だったと思います。
ある意味、いつくっついてもおかしくないほどにお互いを想い合っていたふたりですから、こうなるのも当然ですし、この結末以外はありえないだろう♪という感じですね。
長いことヤキモキさせてくれた裕人くんでしたが、よくやった&良かったねおめでとう!という気持ちで心温まりました。
やたら劇画チックでノリノリなカラー口絵といい、ここに来て映画のヒーローよろしく急に新たな力に目覚めて!みたいな展開になったらどうしようかと無駄に焦ってしまいましたが、実際には能力云々ではなく、彼が今までの物語の中で積み上げてきた信頼関係が数々の妨害&トラップを切り抜ける手助けとなって事態を好転させる系の展開になっていたのが印象的でした。
葉月さん&那波さん&アリスの武闘派メイドトリオの無双は勿論としても、あの三馬鹿にまでカッコ良いイベントが用意されているとはw
『ここは俺に任せて先に行け!』系のイベントをほぼ全キャラ分繰り返しながら最終ステージへと乗り込んでいく展開は、ここに来てはじめて明かされる強烈な新設定ラッシュと相まって、かなり反則級のあざとさだったわけですが、各キャラ毎の性格や設定にマッチした活躍と、それぞれから裕人への真心のこもった応援メッセージが胸熱で、結果的に『だが、それが良い!』と思えるシナリオ運びに仕上がっていたかと。
今巻のノリ自体が、『ラストエピソードは劇場版で!タイプのアニメ作品における劇場版』的位置付けなので、細かいツッコミは無しで、この熱い盛り上がり感自体を楽しむのが吉かなと♪
ラスボスとして立ちはだかる玄冬氏&秋穂さんに対して、或いは拳で、或いは言葉で自身の覚悟を告げた裕人がマジイイオトコでカッコ良かったですし、ゴールで待ち続けていた春香との対面もとても感動的でした。
春香の出番自体がかなり引っ張られていたので、何かあるのかと途中少し不安になったりもしましたが、彼女自身の決意についてもキッチリ白黒突きましたし、今回の試練でまたひとつ絆が深まったということで、キャラ的にも物語的にも『終わり良ければ全て良し』だったと思います。
あと、今まで出番的な意味でやや不遇に感じられていた椎菜が、ここ一番の美味しい役どころを立派に果たしてくれたことも、個人的に大満足でしたね。
むしろ美夏がもっと叱咤激励して裕人の奮起を促す展開になるのかと予想していたのですが、ちゃんと告白して事実としてフラれた状態の椎菜だからこそ語れるものもあるでしょうし、単なる傷心ではない、今の彼女の本音が出し惜しみなく語られる様子には心癒されました。
美夏は美夏でまた別の境地に達した的な部分がありますし、そのあたりは次巻のエピソードやサービスイラストのほうで確認出来ると嬉しいところですね。
オチも乃木坂春香の『秘密』らしいまとまり方でしたし、ふたりにはこれからも幸せに過ごし続けて頂きたいところです。
五十嵐先生、しゃあ先生、16巻やアニメ三期もあるとは思いますが、ひとまずお疲れ様でした&素敵な作品をありがとうございました♪
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は春香のウェディングドレス姿。
幸せいっぱいで満面の笑みを浮かべつつ、裕人であろう人物に手を伸ばす様子を見ていると、思わず目頭が熱くなってきますね。
ようやくここまで来たのか~という意味で感無量です。
オビにも完結の文字が刻まれており、本編としてはこれ以上無い形で綺麗な幕引きとなっていますが、あとがきによるとニュアンス的にこの巻とは別にグランドエンディングにあたるエピソードを収録した16巻が発売されるということの様で楽しみ♪
お話的には、前巻のラストの直後からスタート。
「春香の結婚が決まったので、あの子のことはもう忘れて下さい。」と春香の母親である秋穂さんに告げられ、抜け殻の様になってしまった裕人が、美香&メイド隊のメンバーや、椎菜他のクラスメイト達に助けられつつ春香への想いを新たにし、結婚式を阻止するべく、会場へと殴りこみをかける!といった展開です。
ネタバレになるので直接は書きません(というかバレバレw)が、表紙やカラー口絵、今までの話の流れから期待できる通りのエンディング&エピローグが語られたので、乃木坂ファンとしてはとても満足の行く締め方だったと思います。
ある意味、いつくっついてもおかしくないほどにお互いを想い合っていたふたりですから、こうなるのも当然ですし、この結末以外はありえないだろう♪という感じですね。
長いことヤキモキさせてくれた裕人くんでしたが、よくやった&良かったねおめでとう!という気持ちで心温まりました。
やたら劇画チックでノリノリなカラー口絵といい、ここに来て映画のヒーローよろしく急に新たな力に目覚めて!みたいな展開になったらどうしようかと無駄に焦ってしまいましたが、実際には能力云々ではなく、彼が今までの物語の中で積み上げてきた信頼関係が数々の妨害&トラップを切り抜ける手助けとなって事態を好転させる系の展開になっていたのが印象的でした。
葉月さん&那波さん&アリスの武闘派メイドトリオの無双は勿論としても、あの三馬鹿にまでカッコ良いイベントが用意されているとはw
『ここは俺に任せて先に行け!』系のイベントをほぼ全キャラ分繰り返しながら最終ステージへと乗り込んでいく展開は、ここに来てはじめて明かされる強烈な新設定ラッシュと相まって、かなり反則級のあざとさだったわけですが、各キャラ毎の性格や設定にマッチした活躍と、それぞれから裕人への真心のこもった応援メッセージが胸熱で、結果的に『だが、それが良い!』と思えるシナリオ運びに仕上がっていたかと。
今巻のノリ自体が、『ラストエピソードは劇場版で!タイプのアニメ作品における劇場版』的位置付けなので、細かいツッコミは無しで、この熱い盛り上がり感自体を楽しむのが吉かなと♪
ラスボスとして立ちはだかる玄冬氏&秋穂さんに対して、或いは拳で、或いは言葉で自身の覚悟を告げた裕人がマジイイオトコでカッコ良かったですし、ゴールで待ち続けていた春香との対面もとても感動的でした。
春香の出番自体がかなり引っ張られていたので、何かあるのかと途中少し不安になったりもしましたが、彼女自身の決意についてもキッチリ白黒突きましたし、今回の試練でまたひとつ絆が深まったということで、キャラ的にも物語的にも『終わり良ければ全て良し』だったと思います。
あと、今まで出番的な意味でやや不遇に感じられていた椎菜が、ここ一番の美味しい役どころを立派に果たしてくれたことも、個人的に大満足でしたね。
むしろ美夏がもっと叱咤激励して裕人の奮起を促す展開になるのかと予想していたのですが、ちゃんと告白して事実としてフラれた状態の椎菜だからこそ語れるものもあるでしょうし、単なる傷心ではない、今の彼女の本音が出し惜しみなく語られる様子には心癒されました。
美夏は美夏でまた別の境地に達した的な部分がありますし、そのあたりは次巻のエピソードやサービスイラストのほうで確認出来ると嬉しいところですね。
オチも乃木坂春香の『秘密』らしいまとまり方でしたし、ふたりにはこれからも幸せに過ごし続けて頂きたいところです。
五十嵐先生、しゃあ先生、16巻やアニメ三期もあるとは思いますが、ひとまずお疲れ様でした&素敵な作品をありがとうございました♪
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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