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UQ HOLDER!2巻の感想レビュー(コミック)

2014年03月17日 14時09分57秒 | コミック・雑誌
講談社のコミック、『UQ HOLDER!(2)』(赤松健先生原作)が発売中です。

表紙は、九郎丸と新キャラの夏凛。
実際には、裏表紙の刀太も合わせた1枚絵になっているのですが、綺麗どころふたりが目立っているのでこれはこれでアリかとw

お話的には、UQホルダーのアジト・仙境館へと辿り着いた刀太達でしたが、仲間と認めてもらうために過酷な試練を潜り抜けなければならなくなって…といった展開です。

バトル物ではお約束の修行編とも言える内容がメインの今巻ですが、雑魚も含めて不死者がゴロゴロ出て来るということで、はじめから戦闘能力的なハードルが激高w
上には上がいる事を肌で感じさせられつつも、持ち前のガッツと前向きさで特訓を続け、加速度的に強くなっていく刀太達の姿が爽快でした。
まだまだ実力の全てを見せていないにも関わらず、圧倒的な強さがにじみ出まくりの新キャラがたくさん登場して賑やかですし、性格的にも一癖以上ありそうで、今後の刀太との絡みが楽しみですね。

特に、刀太に稽古をつけてくれた宍戸甚兵衛は、不死身歴1400年かつUQホルダーのリーダーということで、ふたりの心の師匠的ポジションとして、道しるべ兼目標となってくれそうな予感が。
普段は飄々としながらも本気出すと凄い!を地で行く甚兵衛は、カッコイイ系オヤジキャラのエッセンスを濃縮したような雰囲気ですが、他にもイケメンな先輩キャラが増えたので、女性ファンにも楽しめそうな感じですね。

女性キャラでは、あの雪姫も一目置いているご様子の夏凛が登場。
敬愛する雪姫に目をかけられている刀太に対しては、人並み以上のコンプレックスを感じているみたいですが、UQホルダーの先輩として刀太と九郎丸をサポート&全裸での戦闘シーンで読者にもサービス満点と、なかなかの活躍ぶりでした。
とりあえず、傷は無効化されるけど衣服はボロボロに→脱衣の神設定(゜∀゜)キタコレ!!
恥じらうよりも敵への対処を優先する姿は、エロいというよりもむしろ男前でカッコイイ脱ぎっぷりでしたね( ´∀`)bグッ!

彼女の不死性の肝と言える、戦闘中に受けた傷を無効化する能力には、まだまだ秘密があるようですが、かなり大ピンチの状態で次巻へ続く展開になっているので続きが気になりますね。
今のところは、刀太に恋する気配は感じられない夏凛ですが、見えづらいだけで全く感情が無いわけではないので、今後の展開次第ではラブコメ要員になってくれる可能性も十分ありそうかも?

また、九郎丸の体の秘密に関しては、彼自ら語ってくれたのでファン必見かと。
男として刀太に並び立つ存在になるのか、女として刀太の側に居続ける道を選ぶのか気になりますね。
予想以上に刀太に惹かれている描写も多いですし、読者としては、是非女の子の道を選んで欲しいところですが、不死者同士として長い付き合いになるわけですから、彼自身の意志で、後悔のない選択が出来ると良いですね。
夏凛にはまるっと恋愛感情をお見通しされている状態なので、ここで夏凛も刀太の事が…みたいになってくるとかなりトライアングラーで盛り上がりそうな感じですが、果たして?

全体的に、UQホルダーという組織の掘り下げや、現在の世界情勢の説明等が多く示され、世界観に厚みが増して来たのが好印象でした。
ネギま!とのリンクも増えてくるでしょうし、好敵手とのハイスピードバトルで盛り上げながら、このままどんどんスケールを広げて&深めていって頂きたいですね。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。



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