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ドウルマスターズ2の感想レビュー(ライトノベル)

2014年12月13日 23時06分43秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『ドウルマスターズ2』(佐島勤先生原作、tarou2先生イラスト)が発売中です。

表紙は、お姉ちゃんヒロインの朱理と専用機のアイアンメイデン。
赤い機体と言えば3倍速そうなイメージですが、彼女の機体は白兵戦向きのガッチリタイプみたいですね。
他の3人がそれぞれ専用機持ちでしたから、これでようやく全員分揃ったと思うとテンション上がりますね(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、厳しい訓練を共にこなすことで絆を深めてきた4人ですが、クリスマスが間近に迫った頃、訓練航海中の事故に見せかけてゲノムスに龍一を脱出させる作戦が立案され、突然の別れの日が刻々と迫って来ていた…という展開です。

龍一の離脱は最初から決まっていた事ですし、訓練生活自体がダミーだったわけですが、何も知らなかった蒼生達はもちろん、龍一自身にも色々と思うところがあったのが判って切なかったですね。
先輩と慕った兄貴分が敵として襲い掛かってくるとか、本人にとっては悪夢以外の何者でもないわけですが、こういうドラマチックな展開が好きな自分としては完全にご馳走ですありがとうございます(*´∀`*)ポワワ

というか、設定的に仕方がないとはいえ、今のところ蒼生が技術的にも精神的にも未熟過ぎて、主人公としての魅力に書ける部分があるので、そこを補ってくれていた龍一の存在が離れてしまうのはツラいところ。
今後蒼生がメキメキと頭角を現してくることはほぼ確実でしょうし、それに連れて主人公らしさも上がってくるとは思うのですが、4人全員が主人公の群像劇的な部分が魅力になっているのが本作の特徴だと思いますし、陣営分離後もがっつり龍一サイドの描写マシマシで盛り上げていって欲しいですね。

実際、蒼生の操縦技術に関する向き不向きの問題や、龍一の正体に気付きつつある玲音のの様子等、伏線自体は判りやすく描かれていますし、龍一の正体バレ→4人の葛藤と愛憎が渦巻く中、それとは関係なく無情に戦闘は激化していく…的な方向で期待出来そうなので楽しみ♪
レアの出番が増えただけでなく、龍一へのほのかな恋心という美味しい要素もプラスされてキャラが掘り下がったのも良かったですね。
いや、流れ的に龍一とドルジのリベンジ戦→レアが巻き込まれてしまって…みたいな悲劇フラグかもしれないと思うとハラハラさせられてしまいますが、悲劇のヒロインとして読者の記憶に鮮烈に刻み込まれるにしても、フラグブレイカーとしてマスコットキャラ的立ち位置で生き延びてくれるにしても、キャラ的には両方美味しいからアリかしらw

穏やかな日常生活の中にお色気的なサービスシーンが組み込まれているのが(・∀・)ニヤニヤでしたが、最後の最後に重めな新情報が明かされる流れも、ギャップが効果的でインパクト大でした。
ヒロインの秘密のベールが少しずつ剥がされていく&主人公がそれを知っていくというのは展開的にも王道ですし、少なからず玲音の秘密を知ることになった朱理の存在が、玲音にとっても蒼生にとってもそれぞれ違う意味で大きくなっているのも好印象でした。
玲音には心許せる親友として、蒼生には彼の恋のアドバイザーとして、上手くサポートしていってあげて欲しいですね。
まだまだ全然プラトニックな段階ですし、対抗馬的なヒロインも居ないので恋の鞘当てには発展しそうにないですが、その分は女の子同士のスキンシップで補ってくださるに違いない!
三角関係については龍一とシア&ロサ組に期待するとして、こっちはむしろ、朱理と玲音でくっついちゃっても良いのよ!(;゜∀゜)=3ムッハー

バトル回りは、名前付きキャラ+専用機とモブ+量産機の実力に差がありすぎるので、ほぼ勝ち負けの決まったイベント戦闘だったなぁという印象ですが、今回の機体&操縦関係の説明でロボ関係の設定も十分掘り下がったと思いますし、今後のエクサー同士の激突に期待♪


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


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