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子ひつじは迷わない3巻の感想レビュー(ライトノベル)

2011年06月02日 15時20分50秒 | ライトノベル・小説
角川スニーカー文庫のラノベ、『子ひつじは迷わない 泳ぐひつじが3びき』(玩具堂先生原作、籠目先生イラスト)が発売中です。

表紙はサキ姉こと、岬生徒会長。
幼馴染みポジション+お姉さんキャラが色っぽいサキ姉には、蠱惑的なポーズが良く似合いますね。
常日頃、『俺、生まれ変わったらぱやきのさんになって仙波さんに抱きつかれたり敷かれたりするんだ…。』と思っているワタクシですが、サキ姉の制服のネクタイになるのもやぶさかではなくってよ!
たまにはこういう書き出しも良いじゃない、ヘンタイだもの(オビ的な意味でw)。

お話的には、夏だ!プールだ!!スク水だ~!!!と、水泳部で起こった事件を解決したりしながら過ごすなるたまの前に、彼のトラウマの元凶とも言える女の子との再会が待ち受けていて大ピンチに?という展開です。

まず印象に残ったのは、カラー口絵も本文イラストもスク水のサービスショットだらけで超眼福でした!ということですね(キリッ。
水着のお色気ショットが挿入される事自体は、いわゆるお約束なので特に驚かないのですが、カラー口絵の集合絵とは別に、仙波姉、妹、佐々原さん、鹿野さん、水泳部のお姉さんの水着イラストが挿入されるゴージャス仕様が圧巻でした。
ラノベにおけるイラストの重要性については、今更言葉を重ねるまでもないところですが、ここまで徹底してやっていただけるとは…テンション上がりすぎて感無量です。
スク水ヒロインという天使たちをこんなにもたくさん生み出して下さった籠目先生は、まさにスク水神と呼ぶのが相応しいかとw

水泳部で起こった盗難事件を解決する一つ目のエピソードを読み始めた時点では、ひょっとして今後はどんどん過激な事件に関わっていく流れになるのかしら?と少し焦りましたが、基本的には心のすれ違いを補填して良好な人間関係に戻すというハートフルな活動が続く、今までと同様の方向性で進む事が判ってホッとしました。
安楽椅子探偵もかくや、という推理力を発揮する仙波さんなら、或いはそういった事件も瞬く間に解決してしまいそうなものですが、そんな彼女が自分とは異質の存在であるなるたまと出会ったことで色々と気持ちを変化させていく…という姿を眺めていきたいというのが個人的な見解だったり。
その意味で、仙波さん自身がなるたまとの関係を強く意識することになった本巻のエピソードは、非常に自分好みの良展開だったと思います。

推理モードの時は隙がなく、あざやかな手並みで事件を解決する姿がカッコイイ仙波さんですが、だからこそ、風邪でか弱い女の子らしさを見せている姿とのギャップが萌えますね。
いやよいやよも好きのうち状態である仙波さんが、何かにつけてなるたまを意識しつつも、あえて自分の気持ちを認めようとしないセルフツンっぷりもニヤニヤ過ぎるw
その意味でも、今回のデレ期はかなり貴重なものになりそう♪

なるたま自身は、仙波さんに尽くしながらもその辺りの機微に疎く、むしろ嫌われているとまで思い込んで悶々させられてしまっているわけですが、そのあたりのすれ違いっぷりがまた初々しくて微笑ましかったです。
女の子を介抱して寝顔を見るとか、レアイベント過ぎてリア充爆(ry
というか、サキ姉や鹿野先輩からのアピールも直球な物が増えてきましたし、例のエロマウントポジションの件も役得すぎて嫉妬せざるを得ないw

トラウマとの対面という重い展開を経ながらも、それを克服して成長を遂げるなるたまの様子が今巻のメインだと思いますが、仙波さんもまた、自分自身がどうしたいのか?を見つめ直すキッカケになった部分もあったと思いますし、成長というか、少し素直になれたのではないかと。
佐々原さんに比べると、なかなか面倒くさい恋愛をしているな~という感じなのですが、そこがまた見ていて面白い部分でもありますね。

意識的、あるいは無意識的に繰り広げられる恋の鞘当ての緊張感もいい感じで高まってきましたが、楓とのエピローグでのやりとりで、なるたまの現在の心境が再確認される形になったのは読者的に良かったかと。
個人的には、かなり仙波さん優勢な印象で見ていましたが…ほほう、そう来ましたか!みたいなw
また、サキ姉を除けばほぼ初恋の女の子ポジションだと思える楓との関係が、むやみにラブ寄せにしないでああいう形に収まったのも、さっぱりしていて良かったと思います。

もし彼女が今もなるたまの事を憎からず思っていたとして、ラストのあれを見なければ、このままハーレム要員のひとりに…というポテンシャルは十分にあったと思いますが、ある意味、これ以上ない形で○○してしまったわけですし。
個人的には、○人ではなく、○人として付き合っていく道を楓自身が選んだ…という風に解釈しましたが、それを踏まえて今後どれくらい出番があるのか、なるたまの恋愛がらみの相談相手となってくれたりするのか、気になるところです。
(完全に自分の読み違えで、楓もハーレム要員で続きますという流れなら、それはそれで構わないですがw)
ついでに言えば、楓と春日さんの百合アフターSSにも期待(マテ

表紙を飾った割りにはサキ姉の出番が少なかったことがやや心残りでしたが、ラストの引きを見る限り、次巻でも騒動の元として活躍してくれそうな気配ですし、新キャラともども期待ですね。
まだまだ仙波さんと佐々原さんのどちらかを選ぶ!という時期ではないでしょうし、このふたりを中心に他のヒロインズとのラブラブチュッチュなフェチ系ハプニングイベントが増えてくれると良いなと思います。(正座)


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