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進撃の巨人13巻の感想レビュー(コミック)

2014年04月09日 13時56分52秒 | コミック・雑誌
講談社のコミック『進撃の巨人』(諫山創先生原作)の13巻が発売中です。
表紙は、倉庫内で思い思いの武器を構える兵長とエレン達新生リヴァイ班。
覚悟を決めた凛々しい表情は、今にも反撃開始!といった雰囲気でカッコいいですね。

お話的には、ライナーやユミル達を取り逃し、エルヴィン団長も右腕を失う等多大な犠牲を払うことになった調査兵団でしたが、一連の事態のカギを握るエレンとクリスタの身柄を押さえるべく、早くも王都の憲兵達が暗躍し始めて…という“人類VS人類”展開です。

憲兵どころか、彼らを動かす王政そのものを打倒するというのがエルヴィン団長達の辿り着いた結論なわけですが、調査兵団でさえ知り得ないような重要な秘密を隠している可能性が高いのは間違いないですし、真の自由を勝ち取るために腹をくくらなければならない局面であるのは確かかと。

驚愕の事実が次々と明かされ、あのハンスですら浮足立って及び腰になってしまうほど追い詰められ気味な空気の中、いつもと変わらず冷静沈着に状況を判断する兵長の姿がとても頼もしく感じられました。
自分の斬ってきた巨人達が元は人間だったことを知って、流石に少し思う所があったようですが、だからと言ってそこで立ち止まらず、未来の為に為すべきことを為そうとブレずに進んでいくハートと意志の強さは、調査兵団最強の呼び声に相応しいものだったと思います。
精神的に負担が大きいエレンに対し、彼が死に物狂いになれる環境を与えたことも、余計なことで思い悩まないようにという彼なりの優しさだったのかもしれませんね。
これは益々ファンが増えてしまうでぇ!

また、クリスタ=ヒストリアによって語られる少女時代の回想から、彼女の孤独な生い立ちと、父親であるレイス卿が巨人の硬質化や壁に関するなんらかの情報を持っていることが明かされたのも大きなポイントかと。
更には、クリスタ自身が忘れてしまっている記憶の中に現れた黒髪の女性が、何故かエレンの過去の記憶にも登場しているという事実は、物語的にとても大きな手がかりとなって来そうで楽しみ。
相手の記憶を消すという超常能力を持っているみたいですし、エレンの記憶も彼女によって書き換えられたりしている可能性があるのかしら?

サシャが相変わらず食い意地張ってたり、兵長のお掃除番長ぶりが垣間見えたり、アルミンが女装してキモオヤジにセクハラ尋問されかけたりと、所々にシュールな笑いが仕込まれていて(・∀・)ニヤニヤでしたが、巨人が襲いかかってこない間も守るべき対象であるはずの人類から襲われてしまうという内憂外患の状況はハードで救いが無いですから、エレン達にはうまく“王政打倒”という大博打に勝って実権獲得&巨人達に一矢報いる為の具体的な足がかりを作って欲しいところですね。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。


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