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gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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東京レイヴンズ4巻の感想レビュー(ライトノベル)

2011年05月21日 18時08分03秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest Ⅰ』(あざの耕平先生原作、すみ兵先生イラスト)が発売中です。
表紙は、夏目、京子、コンのヒロイントリオ。
女三人寄れば姦しいとは言いますが、長編+短編で賑やかな学生生活が描かれる今巻に、ピッタリのイメージかも知れませんね。
というか、何気に女子制服仕様でレアなスカート着用の夏目が可愛すぎる♪
黒タイツVS絶対領域にブヒるぜぇ、超ブヒるぜぇ~!

お話的には、遂にあの鈴鹿が本編に復帰!
春虎の後輩として陰陽塾に通うことになった彼女が巻き起こす、夏目との女の戦いの行方は…(やや誇張表現アリw)という展開です。

ツンデレ気質の激しい気性とは裏腹に、暗くて重い過去を併せ持ったシリアスな役どころが切なくて印象的だった彼女ですが、思ったより早く『リターン』することが出来て良かったですね。
十二神将としての実力には色々と制限が課せられてしまった様ですが、まだまだ未熟な春虎をサポートして行ってくれそうで楽しみ。
事件の後、鈴鹿が自分の心とどう向き合って来たのかという掘り下げと、それに対して春虎がどう受け止めてあげるのかが今巻の見所かと。

春虎の、「相手の気持ちの深い部分を見抜く直感力」は今回も健在でしたね。
なかなか素直になれない鈴鹿ですが、腹を割って春虎と話し合ったことで心の重荷もだいぶ取れて楽になったでしょうし、春虎達に見守られながら、少しずつ新しい自分を見つけていけると良いなと思います。
後悔と不安に苛まれていたところへそんなに優しくされてしまったら、ますます春虎に惹かれていってしまいそうなところですし、恋の鞘当ての部分でも色々と盛り上げていって欲しいところですね。

もっとも、フラグはズンズン立てまくりとはいえ、春虎本人には見鬼の力や、自分への好意に気付く能力を研鑽していく必要がまだまだあるわけで、そのあたりのドタバタが日常編で面白おかしく描かれていくことに期待したいです。
長編の本編と番外の短編が合わせて収録されるというパターンは珍しいと思いますが、うまくお互いを引き立てあいながら、という条件付きであれば、今後もありなのではないかと思います。

しかし、「鈴鹿によって、彼女が来るまでの学園生活の内容を語って聞かせるようせがまれる」形式で語られた今回ですが、いざ聞いてみたら春虎と夏目のキャッキャウフフな惚気話ラッシュだったわけですし、それを聞かされた直後の鈴鹿の心境を考えるとちょっと同情してしまったりw
あと、強力なツンデレ要員である鈴鹿の帰還にともなって、京子の相対的な立ち位置が押され気味にならないかも若干心配かも。
せっかく表紙を飾ってくれたのに、本編では鈴鹿、短編では夏目に美味しいところを持って行かれてしまったのはカワイソス。
設定的に色々と勘違いしている段階なので仕方ないですが、次の機会では、もう少し出番がクローズアップされると良いですね。

逆に、思ったより目立っていたのが元同僚の年長組コンビだったわけですが、カラー口絵で1ページ分きっちり持って行くとか、そっち方面の需要にも完全対応する気満々な印象ですね、判りますw
春虎&冬児の悪友男子コンビ、春虎&夏目の片方が男装コンビというカップリングのシチュエーションだけでも、女性読者層に受け入れられて十分に盛り上がっている感がありますが、これでまた新たなバリエーションが生まれていくのかしら…胸熱w

BLっぽく受け止めるかどうかはともかく、男性キャラも女性キャラもイケメン&美女が多い本シリーズなので、性別を問わずたくさんの方に読んで頂きたいです。
コンに加えて鈴鹿&新キャラの不思議っ娘と、ロリ属性需要も何気に満たしてきた感がありますし、幅広い読者層の支持を集めていってくれるのではないかと。
地盤固めも無事終わり、いろいろな意味で新たなステージへと進み出す春虎たちですが、コミック版と合わせて、ますます盛り上がっていって欲しいですね。

追記:メディアミックス展開にも期待していたら、あざの先生の公式ブログで実はドラマCD化はすでに決定しています!宣言(゜∀゜)キタコレ!!


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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