gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とらドラ!第2話『竜児と大河』の感想レビュー

2008年10月09日 05時23分52秒 | とらドラ!
『あ・・・「嫌い」じゃない。でも違うの!そういうんじゃなくて、あのね、高須君はその・・・そう、チャーハン!竜児は、あたしにおいしいチャーハンを作ってくれたの!励ましてくれたの。嘘ついてまで元気付けてくれて・・・一緒にいてくれて。竜児がいたから。竜児がいてくれたから、だから・・・!』
虎と呼ばれし少女の横に並び立つ者。それはやっぱり・・・というお話です。

竜児の家でご飯(毎日朝晩、昼はお弁当も完備)を食べるようになる大河。
唐突な気もしますが、専用茶碗なども用意されたりしてすっかり馴染んでいるご様子。
やっちゃん的にも、小さくてかわいい大河はすんなり受け入れられていますが、インコちゃんは虎の本性を嗅ぎ取ったのか、頭にハゲがww
インコちゃんがキモかわいいのは原作通りなんですが、先週の発言のせいでかわいいという概念が既に消滅している感じですねww

オープニングがはじめて流れました。
大河、みのりん、亜美役の御三方が歌う『プレパレード』。
テクノポップ調のオシャレな感じの仕上がりと、作品の雰囲気がちりばめられたグラフィックでいい感じですね!
さりげなく須藤バックスが映ってたりしてるのも好感度高し!

お弁当まで作ってあげつつ、一緒に登校していると、みのりんが登場。
大河とみのりんは基本的にいつもの場所で待ち合わせてから登校する訳ですね。
竜児と大河のツーショット登校を見て、2人の関係を誤解するみのりん。
みのりんとの仲を取り持って欲しいなら、まず北村と上手くいくようにフォローしろとさりげなくアピールする大河の目線が『ワル』そのものですねww

『ヘイ!逢坂。組もうぜぃ!』

『ハイハ~イ、組みましょう☆、高須君!』

体育のバスケの時間に、わざとらしい演技でコンビを組もうとする2人。
うっかりすべったボールで北村とコンビを組んだ相手を負傷させ、強引に大河と北村をコンビにしようという作戦でしたが、2人が男女ペアを組んだことをきっかけに、クラス全員が男女ペアにww
しきりにパスを要求する大河は、北村とペアを組んだ女子にボールをぶつける気まんまんですが、竜児はさすがに躊躇します。
愛する北村に寄り付く害虫を始末するために、跳ね回る大河の動きがやけに滑らかで吹きました。
しかし、ボールは大河の顔面を直撃。
北村には鼻血まみれの顔をさらすことに。

家庭科の時間には、あわや作ったクッキーをぶちまけそうになるところを竜児がフォロー。
大河の破天荒ぶりに振り回されつつも、そのひたむきさには一目置くようになる竜児の様子がうかがえますね。

作ったクッキーを北村に食べさせるため、北村を追いかける2人。
しかし、階段を上ったところで大河が足を踏み外し、転げ落ちそうになってピンチ!
後ろから追いついた竜児が、ギリギリ受け止めるのが間に合って事無きを得ます。
自分の身を省みず、体を張って大河を助けた竜児がカッコヨスですね。

しかし、肝心のクッキーは窓から飛び出て粉々に。

『もしかして、あたしってドジなのかなぁ。』

ミスの連続にへこむ大河。
背中が震えているのを見た竜児は、粉々になったクッキーを平らげて、次のチャンスに頑張ろうと励まします。
一つ食べてクッキー作りが失敗していたことを悟った竜児は、これ以上大河がへこまないように、わざと全部食べてしまった訳ですが、これは後の伏線に。

そんな2人の様子を、走り去ったクラスメイトが見ていた様ですね。
他にも、スーパーやマンションの前で2人が一緒にいる現場を見かけたという証言が相次ぎ、大河×竜児は公認のカップルにされそうになってしまいます。
目隠し用の黒線が透けているのがニヤニヤですねww

神妙な面持ちのみのりんに呼び出され、2人は屋上に。

『高須君・・・かーーーーーーっ!たぁっ(掛け声)。』

竜児に飛びかかって来た・・・と思ったら、着地するなり頭を地面に。
なんという『ジャンピング☆土下座』!!!ww

『大河のこと、よろしくお願いします!・・・大河は、私の大事な親友です!どうか、幸せにしてやっておくんなまし~~!』

みのりんワールドは全開ですが、親友を思う気持ちは本物ですね。
・・・竜児自体は恋の相手として全く意識していないというところが、ちょっと不憫でもありますがww
誤解を解く間もなく、どこかから拍手の音が。

『そうだったのか・・・めでたいな!お前達。よく一緒にいるなと思ってはいたが、言われてみればお似合いの二人だな!ハハハハハ。』

屋上校舎の更に上、貯水槽のある辺りから顔を出したのは北村でした。
ちゃっかりハシゴをかけて上まで登ってからタイミングを計っていたご様子ですww

『高須君・・・大河のこと泣かせたら、絶対許さないからね。』

みのりんの親友として大河を思いやる気持ちは本物だということが良く伝わってくるシーンですね。
このときの気持ちが今後どう変わっていくのかが大きな見所の一つです。

見事に誤解された二人は、夜のファミレスで反省会モード。

『悪かったわね。あたしがアンタんちに押しかけたせいで、みのりんに誤解されちゃった・・・。居心地、良かったんだ。アンタんち。』

自分の家族のことについて語りだす大河。
『こんな家出て行きたい、と言ったらあの高級マンションをあてがわれた』という事実が判明。
大河と親の関係については原作では大分語られているのですが、アニメ版ではどこまで明らかになるのか楽しみですね。
今のところは、金銭的には裕福だが、冷たい、または無関心ということが伺える程度といったところでしょうか。

クッキーの塩と砂糖を間違えていた事を知っていた大河。
それをおいしいと言って食べた竜児の優しい嘘と気遣いに、少しずつ心を開いている模様です。

『ねぇ、竜児もみのりんのこと考えて、悩んだりする?』

『あぁ、するとも。』

『そう、だよね。・・・なんで、誰もわかってくれないんだろう?あたしたち、こんなにグジグジ悩んでるのに、何で誰も知ってくれないんだろう。皆・・・みんなみんなみんな!ムッ・・・カつくんじゃーい!』

泣きそうな自分に渇を入れるべく、電柱に蹴りを入れる大河。
めそめそするだけでは終わらないのが、ある意味大河らしいですね。

『何が手乗りタイガーじゃ!全然平気なんかじゃないんじゃ!・・・誰も・・・アタシのこと・・・分かってくれない・・・。』

『・・・加勢してやる。』

慰めの言葉をかけるのではなく、一緒に電柱に蹴りを入れてやる竜児。
百万の言より一つの行動が、心に響くこともあるという感じですね。
ひとしきり蹴り続けて、落ち着いた大河。
はしゃぐ大河の声の演技が、ものすごくマッチしていましたね。

『よし、決めた!明日、北村君に告白する。それで、終わりにする。・・・犬の奉仕はもうおしまい。明日からのあたしたちは、家が隣同士の同級生。ただそれだけ。・・・ばいばい、高須君。』

唐突な申し出に虚を突かれる竜児。
一緒に過ごす間にかなり大河の気持ちが理解できるようになっていただけに、あっけない幕切れに戸惑うばかり。
呼び方が呼び捨てから君付けになったことにも違和感を感じているのではないかと思います。
朝ご飯を作る気力も抜けてる・・・と見せかけて、ついつい習慣で三合炊いてしまっている辺りの演出が上手いなと思います。

学校ですれ違っても視線を逸らすほどよそよそしい大河ですが、教室でひと暴れしていたことが判明。
自分達へのラブラブ疑惑を解消するために一暴れしたと聞かされる竜児。

『高須君・・・ごめん。大河がね、言うんだよ。高須君とは絶対付き合ったりしない。だから、誤解なんだって、私だけにはわかって欲しいって。あの子。真剣っていうか、なんか必死な感じの顔しててさ。でも、それってさ、それって・・・。』

みのりんの言葉を聞いて、その場を去る竜児。
ただの同級生に戻ったはずの大河が、言葉とは裏腹に竜児のために行動する様子に胸をうたれますね。

(・・・ただ、それだけ、か・・・。)

校舎の外階段で竜児がたそがれていると、階下から大河の声が。
なんと、大河が朝っぱらから北村に告白するところを目撃することに。

『・・・その前に、一つ確認させてくれ。お前は高須と付き合ってるんじゃないのか?・・・高須のことが、好きなんじゃないのか?』

『そんなんじゃ…好きとか全然そんなんじゃなくて・・・。』

『なら、「嫌い」か?』

『あ・・・「嫌い」じゃない。でも違うの!そういうんじゃなくて、あのね、高須君はその・・・そう、チャーハン!竜児は、あたしにおいしいチャーハンを作ってくれたの!励ましてくれたの。嘘ついてまで元気付けてくれて・・・一緒にいてくれて。竜児がいたから。竜児がいてくれたから、だから!今だって、こうして勇気を出せる。私は、北村くんが、好き!』

震えながらも、遂に告白することが出来た大河。
大河一人では、ずっと伝えられなかったかもしれませんね。

『・・・そうか。大丈夫、おまえの気持ちは多分正しく伝わったと思う。・・・覚えてるか、逢坂。一年前の事。お前はあの頃よりずっと、面白い顔をするようになった。・・・高須といるときのお前は、本当に面白い顔をしていた。高須はすごくいいやつだ。そして、あいつをさっきみたいに思える逢坂は、本当に素敵な女子だと思う。』

北村が竜児を親友として信頼している様子がうかがえますね。
「一年前の事」とはいったい何のことでしょうか?
原作のライトノベルの方では、ここにもう一つ意外な事実が付け加えられているのですが、それを次回以降のどこかでねじ込むための伏線なのかもしれませんね。
個人的には、そのことをここで言っておいた方が良かった様な気もするのですが。

『大丈夫。俺たちこれからきっと、すごくいい「友達」になれる。』

・・・残念ながら、友達宣言されてしまった大河。
今回のやり取りだけではちょっと北村が冷たいやつに見えてしまうような気がしますが、竜児のことを必死に話す様子に、大河の心の奥底を垣間見た、というような好意的な解釈でいいところだと思います。
大河のセリフも、途中から呼び方が竜児に戻っていましたしね。

『・・・泣くかと思った。』

一人残された大河が、本当に泣き出す前に竜児が階段を降りて来ます。
なんという空気の読める男ww

『・・・それよりどうする?』

『帰る。』

『そっか。じゃあ、メシ、作ってやるよ。』

『やめてよ!・・・なんで?そんなことしたら、また誤解される。もういいんだってば!そういうのは、もう・・・。』

『・・・俺だってわかんねーよ。けど・・・ほっとけねーんだよ!』

『だから、もういいって!アンタはもう、私の犬じゃないんだから!』

『そうか・・・そう、オレは犬じゃない。竜だ!だから、お前のそばにいられるんだ。逢・・・大河!・・・虎と並び立つものは、昔から竜と決まってる。俺は竜になる。そんでもって、竜として大河のかたわらに居続ける!』

どうみてもプロポーズですww
家族にすら側にいてもらえなかった大河にとって、竜児のこの言葉は何にも勝るものだったにちがいありません。
目を見開いた大河の下のまぶたに涙があふれそうになっているところなんて特に芸が細かいですね。

『竜でも犬でもどっちでもいいわ。そばに居るって言ったんだから、私のためにキリキリ働きなさいよね、竜児!』

『・・・はやまったか?』

素直になれないあまのじゃくキタコレ!
このツンデレというか、ツン素直というかが大河の魅力ですね。
北村のことは諦めずにリベンジすると言い張る大河ですが、口元には笑みを隠せません。

『ふふっ。「大河」・・・だって。』

竜児には聞こえない声で呟く大河。
またもや釘宮理恵さんの神ボイス降☆臨でした。
変にデレ過ぎないバランスのさじ加減が絶妙ですね!

個人的には、もう1話分使ってくるかと思っていたのですが、原作1巻のラストまで詰め込んできましたね。
要点は抑えつつ、高密度に攻めてきた感じでした。
次回、第3話『君の歌』も楽しみですね。

『い~っぱつか~まし~たれ~♪』

みのりんワールド炸裂の予感がww
竜児の本命としてどこまで魅せつけてくれるかに期待したいです。





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2 コメント

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とらドラ (みかん)
2011-02-01 16:05:01
内容が上手く文章にまとめられていて、良く分かりましたw
>みかん様 (gurimoe)
2011-02-01 23:04:45
・コメントありがとうございます。
かなり前に書いた記事なので、このタイミングでお読み頂けるとは思っていませんでしたw
先日、丁度コミック版の4巻を読んだところだったので色々と思い返してたところだったのでタイムリーな感じですw

とらドラ!の放送当時は、放映時間の地域差が結構少なかったので、リアルタイム視聴→細かくセリフを拾うことに夢中になっていた気がします。
逆に最近は、あらすじもカットして気になったところから中心にまとめているので、記事を見比べるとかなり印象が変わっているかもですね。

最近とらドラ!のアニメをご覧になっているのでしたら、是非大河と竜児の行く末を見届けてあげてくださいませ~!

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