富士見ファンタジア文庫のラノベ、『アサシンズプライド3 暗殺教師と運命法廷』（天城ケイ先生原作、ニノモトニノ先生イラスト）が発売中です。
表紙は（電子書籍版を購入したので写真が無いですが）、今回もクーファとメリダの師弟コンビ。
白いバトルドレスが可憐で魅力的ですね。
自慢の教え子をお披露目してドヤ顔っぽいクーファに（・∀・）ﾆﾔﾆﾔしてしまいますｗ
お話的には、クーファとの修行で着実に強さを身に着けていくメリダでしたが、革新主義者を自称する貴族の一派の暗躍によって、かつてない窮地に立たされてしまうことに……という展開です。
親しい人々には着々と理解者が増えてきたメリダですが、またもや大人たちの陰謀に巻き込まれてしまうのがツライところですね。
これも公爵家の一員として注目を浴びる者の務めといえばそれまでなのですが、多感なお年ごろの彼女にとってはやはりキツイのではないかと。
クーファとの出会いがあればこそ、理想と生きる目的を見出して走り続けることが出来ているメリダが、彼と離れ離れになった状況で悪意に晒された時、どこまで粘り強く戦えるのかが今巻の見所。
今までの巻よりボリュームがあり、師弟それぞれのバトルがてんこ盛りなのが嬉しいですね。
最底辺が定位置だった彼女が、能力解放後も地道に努力と鍛錬を重ねて、名実ともに同学年でトップクラスの実力を身につけてくれたことが感慨深いですが、下級職であるサムライクラスの彼女が、竜騎士＆魔騎士のサラ＆ミュールコンビとガチで刃を交えたのは、読者待望の展開だったと思います。
特に、心優しい性格で、敵役サイドながらもメリダの身を案じていたサラが、遂に本気を出してメリダの前に立ちはだかる流れは、これぞヒロイック・ファンタジー！！という感じでテンション上がりました。
着ている服は可愛くてエロいバトルドレスだったり、メルヘンチックなコスプレ衣装だったりするヒロインズですが、いざ戦いになると、一太刀一太刀の応酬に細かな駆け引きが込められていたり、ここ一番では逆に気迫のこもった大技が放たれたりと、手に焦る展開が多く、常に格上相手、ジャイアントキリング達成なるか！？という緊張感が加わって盛り上がるのが良いですね。
変身後も含めて、相変わらずのクーファ無双なので、いざとなったら彼が助けに来てくれるはず！とも思うのですが、そんな彼に守られているだけの弱いヒロインではなく、彼の教えをその身に宿して戦い続けることで、自らの価値を証明し続けて行こうとする姿に、気高さと意志の強さを感じさせてくれるのが彼女の魅力かと。
ラブコメ的には、恒例のマッサージをはじめ、心も体も繋がりが深くてごちそうさま状態なふたりが（・∀・）ﾆﾔﾆﾔでしたが、サラの胸を揉んだり（まさかのイラストつき）、ミュールにクーファとの仲を冷やかされたり、エリーゼからは百合っぽく狙われていたりと、ヒロイン四人寄れば姦しいとでも言うべきにぎやかなサービスイベントが充実していて和みました。
今のところは、クーファのハーレムになってはいないわけですが、このまま友人の彼氏候補として見守るポジションであり続ける形なのか、横恋慕するパターンもアリになってくるのか興味深いところですね。
メリダの想いをみんなが知っている状況なので、あえてそれを壊してまでクーファを狙うような流れにはなりにくそうな気もしますし、むしろトライアングラー要員としては一巻からロゼッティがいるので、まずはそっちの進展が見たいところですが……クーファが師匠バカ過ぎてメリダ以外アウトオブ眼中というか、メリダのことは目に入れても痛くないレベルで可愛がっているから入り込む余地無さげふんげふんｗ
さて、いろんな意味で女の子（高齢の方も含むｗ）の強さとそれぞれの矜持を感じることが出来た今巻ですが、敵の組織もあの手この手で妨害工作＆実力行使に踏み切ってきましたし、クーファの存在に注目する人物も現れたりで、ますます波乱の日々が続きそうな予感ですね。
メリダパパの登場で、彼の真意がある程度窺い知れる形になったのは、物語的に大きなプラスになってくれた気がしますが、次巻のヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ(´∀｀*)ｳﾌﾌイベントを挟みつつも、このまま二年次、三年次と順調に成長していくヒロインズの活躍を見守っていきたいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は（電子書籍版を購入したので写真が無いですが）、今回もクーファとメリダの師弟コンビ。
白いバトルドレスが可憐で魅力的ですね。
自慢の教え子をお披露目してドヤ顔っぽいクーファに（・∀・）ﾆﾔﾆﾔしてしまいますｗ
お話的には、クーファとの修行で着実に強さを身に着けていくメリダでしたが、革新主義者を自称する貴族の一派の暗躍によって、かつてない窮地に立たされてしまうことに……という展開です。
親しい人々には着々と理解者が増えてきたメリダですが、またもや大人たちの陰謀に巻き込まれてしまうのがツライところですね。
これも公爵家の一員として注目を浴びる者の務めといえばそれまでなのですが、多感なお年ごろの彼女にとってはやはりキツイのではないかと。
クーファとの出会いがあればこそ、理想と生きる目的を見出して走り続けることが出来ているメリダが、彼と離れ離れになった状況で悪意に晒された時、どこまで粘り強く戦えるのかが今巻の見所。
今までの巻よりボリュームがあり、師弟それぞれのバトルがてんこ盛りなのが嬉しいですね。
最底辺が定位置だった彼女が、能力解放後も地道に努力と鍛錬を重ねて、名実ともに同学年でトップクラスの実力を身につけてくれたことが感慨深いですが、下級職であるサムライクラスの彼女が、竜騎士＆魔騎士のサラ＆ミュールコンビとガチで刃を交えたのは、読者待望の展開だったと思います。
特に、心優しい性格で、敵役サイドながらもメリダの身を案じていたサラが、遂に本気を出してメリダの前に立ちはだかる流れは、これぞヒロイック・ファンタジー！！という感じでテンション上がりました。
着ている服は可愛くてエロいバトルドレスだったり、メルヘンチックなコスプレ衣装だったりするヒロインズですが、いざ戦いになると、一太刀一太刀の応酬に細かな駆け引きが込められていたり、ここ一番では逆に気迫のこもった大技が放たれたりと、手に焦る展開が多く、常に格上相手、ジャイアントキリング達成なるか！？という緊張感が加わって盛り上がるのが良いですね。
変身後も含めて、相変わらずのクーファ無双なので、いざとなったら彼が助けに来てくれるはず！とも思うのですが、そんな彼に守られているだけの弱いヒロインではなく、彼の教えをその身に宿して戦い続けることで、自らの価値を証明し続けて行こうとする姿に、気高さと意志の強さを感じさせてくれるのが彼女の魅力かと。
ラブコメ的には、恒例のマッサージをはじめ、心も体も繋がりが深くてごちそうさま状態なふたりが（・∀・）ﾆﾔﾆﾔでしたが、サラの胸を揉んだり（まさかのイラストつき）、ミュールにクーファとの仲を冷やかされたり、エリーゼからは百合っぽく狙われていたりと、ヒロイン四人寄れば姦しいとでも言うべきにぎやかなサービスイベントが充実していて和みました。
今のところは、クーファのハーレムになってはいないわけですが、このまま友人の彼氏候補として見守るポジションであり続ける形なのか、横恋慕するパターンもアリになってくるのか興味深いところですね。
メリダの想いをみんなが知っている状況なので、あえてそれを壊してまでクーファを狙うような流れにはなりにくそうな気もしますし、むしろトライアングラー要員としては一巻からロゼッティがいるので、まずはそっちの進展が見たいところですが……クーファが師匠バカ過ぎてメリダ以外アウトオブ眼中というか、メリダのことは目に入れても痛くないレベルで可愛がっているから入り込む余地無さげふんげふんｗ
さて、いろんな意味で女の子（高齢の方も含むｗ）の強さとそれぞれの矜持を感じることが出来た今巻ですが、敵の組織もあの手この手で妨害工作＆実力行使に踏み切ってきましたし、クーファの存在に注目する人物も現れたりで、ますます波乱の日々が続きそうな予感ですね。
メリダパパの登場で、彼の真意がある程度窺い知れる形になったのは、物語的に大きなプラスになってくれた気がしますが、次巻のヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ(´∀｀*)ｳﾌﾌイベントを挟みつつも、このまま二年次、三年次と順調に成長していくヒロインズの活躍を見守っていきたいところです。
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