
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『火の国、風の国物語13 英傑雄途』(師走トオル先生原作、光崎瑠衣先生イラスト)が発売中です。
表紙はアレスとクラウディアが大写しになった最終巻らしい仕上がり。
12巻と並べるとかなり壮観ですね。
何気に女性率高いのも(・∀・)ニヤニヤ
お話的には、いよいよ大詰めというわけで、アレスVSフィリップの直接対決回です。
もったいぶらずに結論から言うと、見事な大団円でした♪
今まで登場したキャラも続々と再登場し、見たいものはほとんど見れたので大満足。
個人的にはもっとジワジワ進むのかと思っていましたが、戦争を収め、国とクラウディアを救うという目標も定まっていましたし、多少寄り道をすることになったとは言えゴールまで一直線!と、一気に盛り上がった感じですね。
というか、さすがにフィリップ以外でアレスと渡り合える人物もいなかったわけですし、アレス無双については全く疑う余地も無かったわけですが、彼の強さを改めて印象付けつつ、今まで彼が今まで出会ってきた人物達との再会&共闘を効果的に演出したシナリオ運びはソツがなく、お見事でした。
国の未来を想い、戦禍を最小限に抑えようと戦うアレスと、アレス個人に執着し続けた故に歪んでしまったフィリップの姿は実に対称的でしたが、それが個人の力量だけでなく、全体的な戦術や人脈の差という結果となって表れてくるという流れは、とても説得力があったと思います。
決して派手なものばかりではないですが、仲間となったキャラ達のアドバイスや、彼を支え、盛り立てようとする強い意志がクローズアップされたことで、それぞれがどのような想いで戦いに望んでいるのかがはっきりと伝わってきたのが胸熱でした。
特にレオンのイベントでは、彼が少年からひとりの男として立派に成長したことが伝わってきて良かったなと。
また、因縁故に避けて通れないパンドラとの問題についても、彼女の千里眼能力を攻略しつつ、きっちりと落とし前をつける方向でまとまっていたのでスッキリしました。
もっと悲劇的な幕引きになるのかとハラハラしてしまいましたが、後日譚的なことを考えても、今回はこのようなカタチで終わったほうが色々とやりようがあるでしょうし、コレで良かったのではないかと。
ある意味、クラウディアよりも本シリーズの顔役であった(特に序盤)彼女ですから、急にキャラが変わるようなこともなく、最後まで彼女らしい振る舞い方だったのでファン的に嬉しい限り。
ヒロインズについては、今巻ではクラウディアメインルートということで、王道の清純ラブコメご馳走さまでしたw
騎士が姫君を救ってウェディングというコテコテのファンタジーだからこその醍醐味が良いですね。
個人的には肌色率高めのサービスショットがこっそりあっても良かった気はしますが、それはエピローグ後のシチュエーションを妄想して各自脳内補完しろということですね、わかりますw
誰かシオーネさんがあの手この手で優しぃ~く手ほどきしてくれる薄い本を頼む!(割と真顔でw)
ほぼ確実に伏線フラグととれる部分もありますし、英雄戦記的にその後の物語が描かれる事に期待したいです。
アレスが主人公になるも良し、他国でまだ見ぬ主人公が登場するも良し、子どもの世代に時代が移るもよしといったところでしょうか。
オーガとの全面戦争から黄昏の主との直接対決まで描いてしまうような展開も捨てがたいですが、ここはあえて異母姉妹4人をメインヒロインにしたボーイ・ミーツ・ガールなハーレムラブコメものとか(お父さん頑張ったなぁ的な…って、もちつけ、俺w
とにもかくにも、両先生ともシリーズ完結おめでとうございます&お疲れ様でした!
次回作も楽しみにしております。
富士見書房公式サイトはこちらから

にほんブログ村

http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/11745
表紙はアレスとクラウディアが大写しになった最終巻らしい仕上がり。
12巻と並べるとかなり壮観ですね。
何気に女性率高いのも(・∀・)ニヤニヤ
お話的には、いよいよ大詰めというわけで、アレスVSフィリップの直接対決回です。
もったいぶらずに結論から言うと、見事な大団円でした♪
今まで登場したキャラも続々と再登場し、見たいものはほとんど見れたので大満足。
個人的にはもっとジワジワ進むのかと思っていましたが、戦争を収め、国とクラウディアを救うという目標も定まっていましたし、多少寄り道をすることになったとは言えゴールまで一直線!と、一気に盛り上がった感じですね。
というか、さすがにフィリップ以外でアレスと渡り合える人物もいなかったわけですし、アレス無双については全く疑う余地も無かったわけですが、彼の強さを改めて印象付けつつ、今まで彼が今まで出会ってきた人物達との再会&共闘を効果的に演出したシナリオ運びはソツがなく、お見事でした。
国の未来を想い、戦禍を最小限に抑えようと戦うアレスと、アレス個人に執着し続けた故に歪んでしまったフィリップの姿は実に対称的でしたが、それが個人の力量だけでなく、全体的な戦術や人脈の差という結果となって表れてくるという流れは、とても説得力があったと思います。
決して派手なものばかりではないですが、仲間となったキャラ達のアドバイスや、彼を支え、盛り立てようとする強い意志がクローズアップされたことで、それぞれがどのような想いで戦いに望んでいるのかがはっきりと伝わってきたのが胸熱でした。
特にレオンのイベントでは、彼が少年からひとりの男として立派に成長したことが伝わってきて良かったなと。
また、因縁故に避けて通れないパンドラとの問題についても、彼女の千里眼能力を攻略しつつ、きっちりと落とし前をつける方向でまとまっていたのでスッキリしました。
もっと悲劇的な幕引きになるのかとハラハラしてしまいましたが、後日譚的なことを考えても、今回はこのようなカタチで終わったほうが色々とやりようがあるでしょうし、コレで良かったのではないかと。
ある意味、クラウディアよりも本シリーズの顔役であった(特に序盤)彼女ですから、急にキャラが変わるようなこともなく、最後まで彼女らしい振る舞い方だったのでファン的に嬉しい限り。
ヒロインズについては、今巻ではクラウディアメインルートということで、王道の清純ラブコメご馳走さまでしたw
騎士が姫君を救ってウェディングというコテコテのファンタジーだからこその醍醐味が良いですね。
個人的には肌色率高めのサービスショットがこっそりあっても良かった気はしますが、それはエピローグ後のシチュエーションを妄想して各自脳内補完しろということですね、わかりますw
誰かシオーネさんがあの手この手で優しぃ~く手ほどきしてくれる薄い本を頼む!(割と真顔でw)
ほぼ確実に伏線フラグととれる部分もありますし、英雄戦記的にその後の物語が描かれる事に期待したいです。
アレスが主人公になるも良し、他国でまだ見ぬ主人公が登場するも良し、子どもの世代に時代が移るもよしといったところでしょうか。
オーガとの全面戦争から黄昏の主との直接対決まで描いてしまうような展開も捨てがたいですが、ここはあえて異母姉妹4人をメインヒロインにしたボーイ・ミーツ・ガールなハーレムラブコメものとか(お父さん頑張ったなぁ的な…って、もちつけ、俺w
とにもかくにも、両先生ともシリーズ完結おめでとうございます&お疲れ様でした!
次回作も楽しみにしております。
富士見書房公式サイトはこちらから

にほんブログ村

http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/11745