富士見ファンタジア文庫のラノベ、『アサシンズプライド2 暗殺教師と女王選抜戦』(天城ケイ先生原作、ニノモトニノ先生イラスト)が発売中です。
表紙は、全開と同じくクーファとメリダの師弟コンビ。
お姫様とそれを守る騎士的な構図にグッと来ますね(;゜∀゜)=3ムッハー
※電子書籍で読んだので書影画像添付無しです。
お話的には、姉妹校との交流試合イベントである『月の女神選抜戦』の話題で盛り上がるメリダ達でしたが、何者かの陰謀によって、上級生を差し置いて自分とエリーゼがその代表に選ばれてしまい困惑することに。
一方、クーファの報告に疑いを抱いたギルドは、その真偽を明らかにすべく刺客を送り込んできて……という事件巻き込まれ型展開です。
マナの扱いにも慣れ、訓練に熱が入るメリダと、それを時に厳しく、時に優しく見守るクーファの麗しい師弟愛にほっこりさせられますね。
精神的にも、物理的にも距離が縮んだことで、度々イチャラブイベントに突入してしまうのが良いぞ、もっとやれ(・∀・)ニヤニヤ
戦闘能力的にも、レディとしても、クーファに釣り合うようなレベルになりたいと必死になるメリダの様子が健気で微笑ましく、親バカならぬ師匠バカ的にメリダの成長を喜ぶクーファの気持ちに共感してしまいました。
既に困難な道でも突き進む覚悟を決めたふたりなので、苦境に立たされてもお互いの信頼は揺るがず、ひたすら前を向いて進んでいこうとする様子が胸熱♪
前回の事件で和解できた『エリーゼとの関係の掘り下げ』が今巻最大の見所かと。
個人的には、今後は百合的な意味も含めてヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフな親友ポジションで問題無さそうに思えていたのですが、更に腹を割って話が出来る間柄になってくれたので何よりでした。
メリダはメリダでコンプレックスやら、本家と分家の問題やらで苦しんできたわけですが、エリーゼもまた彼女なりに色々と思うところがあったわけで。
それを甘えと切り捨てるクーファの気持ちも、彼の生い立ちを考えればわかるのですが、年端もいかない少女が抱えるにはやはり重い問題だったでしょうし、変にこじれまくってしまう前にスッキリ出来て良かったんじゃないかと。
まあ、典型的悪小姑属性のオセロー女史の存在が、無駄に二人の仲を引き裂いてしまっていた部分も大きいわけですが、実際には家全体が重しになってジワジワと真綿で締めるように追い詰めていた状態でしょうし、そもそも暗殺依頼まで出してくる時点でドロドロだった件。
物語の設定的に、家がメリダの存在を全肯定するような流れにはならない(少なくとも最終盤までは)はずなので、今後も定期的にシリアスな描写はあると思いますが、クーファとともにエリーゼの存在がその時の支えとなってくれることに期待したいですね。
3つのお題で進む対抗戦イベントで盛り上げるのと平行して、1ヶ月の密室状態となった鎖城内での犯人探しが進む流れもスリリングで面白かったです。
水着でお色気サービスを入れてあるところも抜かり無し(;゜∀゜)=3ムッハー
ペアとユニットをわざわざ分ける意味が少し解りにくかったですが、クーファとメリダの絆をわかりやすく演出出来ていましたし、新旧両キャラに見せ場を作れたのも良かったかと。
変装の名人であるマディアの正体に関しては、いかにもそれっぽくもあり、ミスリードっぽくもある黒髪の少女の存在が良いフックになっていましたし、むしろマディアの存在自体を隠れ蓑にした更なるギミックが用意されていたのがお見事でした。
いや、そういえば1巻の予告に色々ヒントあったよねと後から気付いて唸らされたのは自分だけじゃないはず。
どっちの家の人ももっと物々しい雰囲気の中出てくるのかと思ってたから、こんな自然に紛れ込んでくるとは思ってなかったもんなぁw
このあたりは、次巻の再登場&活躍が楽しみ♪
完全に対立候補的な役どころになるのか、ハーレム要員としても急接近してくるのか、私、気になります!
しかし、メリダのヒミツに勘付きつつある人物が(クーファのあずかり知らぬところで)一気に増えてしまいましたし、何気にこの状況を維持する難易度も上がりまくってしまったような気が。
三大騎士公爵家編は間違いなく盛り上がると思いますし、上級クラスとの格の違いをどうやって埋めていくのかにも興味が湧きますが、1番のヒミツを明かさないままで、信頼できる仲間を増やすのはなかなか骨が折れそうですね。
まだまだ目標は山積みですが、師弟二人三脚で立ち向かっていって欲しいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
富士見書房公式サイトはこちらから
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表紙は、全開と同じくクーファとメリダの師弟コンビ。
お姫様とそれを守る騎士的な構図にグッと来ますね(;゜∀゜)=3ムッハー
※電子書籍で読んだので書影画像添付無しです。
お話的には、姉妹校との交流試合イベントである『月の女神選抜戦』の話題で盛り上がるメリダ達でしたが、何者かの陰謀によって、上級生を差し置いて自分とエリーゼがその代表に選ばれてしまい困惑することに。
一方、クーファの報告に疑いを抱いたギルドは、その真偽を明らかにすべく刺客を送り込んできて……という事件巻き込まれ型展開です。
マナの扱いにも慣れ、訓練に熱が入るメリダと、それを時に厳しく、時に優しく見守るクーファの麗しい師弟愛にほっこりさせられますね。
精神的にも、物理的にも距離が縮んだことで、度々イチャラブイベントに突入してしまうのが良いぞ、もっとやれ(・∀・)ニヤニヤ
戦闘能力的にも、レディとしても、クーファに釣り合うようなレベルになりたいと必死になるメリダの様子が健気で微笑ましく、親バカならぬ師匠バカ的にメリダの成長を喜ぶクーファの気持ちに共感してしまいました。
既に困難な道でも突き進む覚悟を決めたふたりなので、苦境に立たされてもお互いの信頼は揺るがず、ひたすら前を向いて進んでいこうとする様子が胸熱♪
前回の事件で和解できた『エリーゼとの関係の掘り下げ』が今巻最大の見所かと。
個人的には、今後は百合的な意味も含めてヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフな親友ポジションで問題無さそうに思えていたのですが、更に腹を割って話が出来る間柄になってくれたので何よりでした。
メリダはメリダでコンプレックスやら、本家と分家の問題やらで苦しんできたわけですが、エリーゼもまた彼女なりに色々と思うところがあったわけで。
それを甘えと切り捨てるクーファの気持ちも、彼の生い立ちを考えればわかるのですが、年端もいかない少女が抱えるにはやはり重い問題だったでしょうし、変にこじれまくってしまう前にスッキリ出来て良かったんじゃないかと。
まあ、典型的悪小姑属性のオセロー女史の存在が、無駄に二人の仲を引き裂いてしまっていた部分も大きいわけですが、実際には家全体が重しになってジワジワと真綿で締めるように追い詰めていた状態でしょうし、そもそも暗殺依頼まで出してくる時点でドロドロだった件。
物語の設定的に、家がメリダの存在を全肯定するような流れにはならない(少なくとも最終盤までは)はずなので、今後も定期的にシリアスな描写はあると思いますが、クーファとともにエリーゼの存在がその時の支えとなってくれることに期待したいですね。
3つのお題で進む対抗戦イベントで盛り上げるのと平行して、1ヶ月の密室状態となった鎖城内での犯人探しが進む流れもスリリングで面白かったです。
水着でお色気サービスを入れてあるところも抜かり無し(;゜∀゜)=3ムッハー
ペアとユニットをわざわざ分ける意味が少し解りにくかったですが、クーファとメリダの絆をわかりやすく演出出来ていましたし、新旧両キャラに見せ場を作れたのも良かったかと。
変装の名人であるマディアの正体に関しては、いかにもそれっぽくもあり、ミスリードっぽくもある黒髪の少女の存在が良いフックになっていましたし、むしろマディアの存在自体を隠れ蓑にした更なるギミックが用意されていたのがお見事でした。
いや、そういえば1巻の予告に色々ヒントあったよねと後から気付いて唸らされたのは自分だけじゃないはず。
どっちの家の人ももっと物々しい雰囲気の中出てくるのかと思ってたから、こんな自然に紛れ込んでくるとは思ってなかったもんなぁw
このあたりは、次巻の再登場&活躍が楽しみ♪
完全に対立候補的な役どころになるのか、ハーレム要員としても急接近してくるのか、私、気になります!
しかし、メリダのヒミツに勘付きつつある人物が(クーファのあずかり知らぬところで)一気に増えてしまいましたし、何気にこの状況を維持する難易度も上がりまくってしまったような気が。
三大騎士公爵家編は間違いなく盛り上がると思いますし、上級クラスとの格の違いをどうやって埋めていくのかにも興味が湧きますが、1番のヒミツを明かさないままで、信頼できる仲間を増やすのはなかなか骨が折れそうですね。
まだまだ目標は山積みですが、師弟二人三脚で立ち向かっていって欲しいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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