
角川スニーカー文庫のラノベ、『クロス×レガリア 吸血姫の護りかた』(三田誠先生原作、ゆーげん先生イラスト)が発売中です。
表紙はヒロインのナタ。
へそチラ×脇チラ×太ももの健康的なお色気が、白いワンピースと相乗効果で高めあってていい感じ♪
属性は仙人系吸血鬼&性能は最終兵器級という設定が印象的な彼女ですが、見た目は美少女ヒロイン系キャラの中でもかなり可憐で柔らかそうなイメージですね。
どこか浮世離れした「儚さと力強さを併せ持った存在」的なオーラがありますし、喋り方が意外と男性的というギャップも、好きな人には堪らないかと。
お話的には、1000円ボディガードを名乗って小さな人助けをしながら生活している現役高校生の馳郎が、町中で倒れていたナタと出会い、彼女を助手として雇ったことで事件の渦中へと巻き込まれていく…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
基本的に清貧思考な馳郎ですが、時折無防備な振る舞い方をするナタ相手にドキドキしながらも、とにかく最後まで護りきるということを念頭に置いて行動しようとする姿が誠実で好印象でした。
ナタが秘密を隠し持っているということに薄々気付きつつも、根掘り葉掘り追求したりしないサッパリとした性格はポイントが高いですが、直接の知り合いかどうかに関わらず、誰かを守るため為に行動する際は、己の正義や信念に基づいて行動する積極性も併せ持っているのがスゴイなと。
そんな年齢よりも大人びた思考パターンを持っている理由が、実は伏線として小出しで描かれていたことにも「おお~!」っと唸らされましたね。
科学技術の結晶であるカエアンを使用していることは、一介の高校生には明らかに不釣り合いだとすぐに気付くところだと思いますが、「そのうち理由が明かされるだろうけど、それ以外は普通の高校生男子的なキャラクターとして、すごい能力を持ったナタと対極的な位置で描かれるんだろうな~」と、高をくくってスルー気味に読み進めていた私が通りますよっとw
いや、レンタルマギカの頃から魔法使いやその他様々な系統の異能が描かれてきたわけですし、こういう科学系アイテムを使って戦うキャラも普通にアリなのかな~的に受け入れたつもりだったわけですが、物の見事に三田先生の手のひらの上で踊らされていたというか、術中にハマっていたというかw
アレだけ丁寧かつたくさんヒントが散りばめられていたので、すぐにピンと来た!という方も多そうな気がして((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルですが、個人的にはものの見事に驚かされてテンション上がりました。
とりあえず、ナタの鬼宝最大展開状態も気になりますが、カエアンの腕が具体的にどんな動き方をして各種の攻撃を繰り出しているのか、アニメで動いている所が見たいですね。
声も相当かっこ良さそうで気になる♪
また、序盤の蓮花とのバトルで、戦闘能力の差がハッキリと描かれていたからこそ、劇中での力関係も一目瞭然でしたし、ナタの想像を絶するほどの強さや、ラストバトルでの馳郎&カエアンコンビの無茶っぷりがより際立っていたのではないかと思います。
敵として出会ったと言えども、これは明らかにヒロイン候補のポテンシャル♪という感じで存在感出まくりの蓮花でしたが、少影というイケメンのコブ付きで登場したあたり、ラブコメ要員としての今後の動き方が楽しみですね。
出会った時から一目惚れ&馳郎(^ω^)ペロペロ(物理的な意味でw)なナタを出し抜くのはかなり難しそうですが、よくわからないけど何か気になる!的なフラグは立っていましたし、ツンデレ気質というのも大きな強みになってくれそうかと。
しかし、糞呼ばわりヒロインって最近ジャンルとして確立されつつあるのかしらw
で、タイトルの示す意味的なアレコレですが、てっきり七鍵勅書が玉璽=レガリア的なことを指し示しているのかと思っていたら、もっと複雑で多くのニュアンスが込められていたので驚かされました。
特に、馳郎がここまで大きく双璧をなす存在として描かれるとは思っていなかったので尚更でしたが、彼の設定があって初めて、このタイトルが重要な意味を持ってくるわけですし、スタッフさんサイドとしてはまさに計画通り♪という感じなのでしょうね。
元々期待していた部分も大きかったですが、予想を超える展開と説得力、キャラ立ちの安定感、イラストの可愛らしさが相まって、5月発売予定の2巻をはじめ、早くも良シリーズとなってくれそうで楽しみです。
レンタルマギカのファンの方ならニヤリ、という部分もありますが、未読の方でもすんなりと物語に入り込むことが出来ると思うのでオススメ♪
気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。
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表紙はヒロインのナタ。
へそチラ×脇チラ×太ももの健康的なお色気が、白いワンピースと相乗効果で高めあってていい感じ♪
属性は仙人系吸血鬼&性能は最終兵器級という設定が印象的な彼女ですが、見た目は美少女ヒロイン系キャラの中でもかなり可憐で柔らかそうなイメージですね。
どこか浮世離れした「儚さと力強さを併せ持った存在」的なオーラがありますし、喋り方が意外と男性的というギャップも、好きな人には堪らないかと。
お話的には、1000円ボディガードを名乗って小さな人助けをしながら生活している現役高校生の馳郎が、町中で倒れていたナタと出会い、彼女を助手として雇ったことで事件の渦中へと巻き込まれていく…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
基本的に清貧思考な馳郎ですが、時折無防備な振る舞い方をするナタ相手にドキドキしながらも、とにかく最後まで護りきるということを念頭に置いて行動しようとする姿が誠実で好印象でした。
ナタが秘密を隠し持っているということに薄々気付きつつも、根掘り葉掘り追求したりしないサッパリとした性格はポイントが高いですが、直接の知り合いかどうかに関わらず、誰かを守るため為に行動する際は、己の正義や信念に基づいて行動する積極性も併せ持っているのがスゴイなと。
そんな年齢よりも大人びた思考パターンを持っている理由が、実は伏線として小出しで描かれていたことにも「おお~!」っと唸らされましたね。
科学技術の結晶であるカエアンを使用していることは、一介の高校生には明らかに不釣り合いだとすぐに気付くところだと思いますが、「そのうち理由が明かされるだろうけど、それ以外は普通の高校生男子的なキャラクターとして、すごい能力を持ったナタと対極的な位置で描かれるんだろうな~」と、高をくくってスルー気味に読み進めていた私が通りますよっとw
いや、レンタルマギカの頃から魔法使いやその他様々な系統の異能が描かれてきたわけですし、こういう科学系アイテムを使って戦うキャラも普通にアリなのかな~的に受け入れたつもりだったわけですが、物の見事に三田先生の手のひらの上で踊らされていたというか、術中にハマっていたというかw
アレだけ丁寧かつたくさんヒントが散りばめられていたので、すぐにピンと来た!という方も多そうな気がして((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルですが、個人的にはものの見事に驚かされてテンション上がりました。
とりあえず、ナタの鬼宝最大展開状態も気になりますが、カエアンの腕が具体的にどんな動き方をして各種の攻撃を繰り出しているのか、アニメで動いている所が見たいですね。
声も相当かっこ良さそうで気になる♪
また、序盤の蓮花とのバトルで、戦闘能力の差がハッキリと描かれていたからこそ、劇中での力関係も一目瞭然でしたし、ナタの想像を絶するほどの強さや、ラストバトルでの馳郎&カエアンコンビの無茶っぷりがより際立っていたのではないかと思います。
敵として出会ったと言えども、これは明らかにヒロイン候補のポテンシャル♪という感じで存在感出まくりの蓮花でしたが、少影というイケメンのコブ付きで登場したあたり、ラブコメ要員としての今後の動き方が楽しみですね。
出会った時から一目惚れ&馳郎(^ω^)ペロペロ(物理的な意味でw)なナタを出し抜くのはかなり難しそうですが、よくわからないけど何か気になる!的なフラグは立っていましたし、ツンデレ気質というのも大きな強みになってくれそうかと。
しかし、糞呼ばわりヒロインって最近ジャンルとして確立されつつあるのかしらw
で、タイトルの示す意味的なアレコレですが、てっきり七鍵勅書が玉璽=レガリア的なことを指し示しているのかと思っていたら、もっと複雑で多くのニュアンスが込められていたので驚かされました。
特に、馳郎がここまで大きく双璧をなす存在として描かれるとは思っていなかったので尚更でしたが、彼の設定があって初めて、このタイトルが重要な意味を持ってくるわけですし、スタッフさんサイドとしてはまさに計画通り♪という感じなのでしょうね。
元々期待していた部分も大きかったですが、予想を超える展開と説得力、キャラ立ちの安定感、イラストの可愛らしさが相まって、5月発売予定の2巻をはじめ、早くも良シリーズとなってくれそうで楽しみです。
レンタルマギカのファンの方ならニヤリ、という部分もありますが、未読の方でもすんなりと物語に入り込むことが出来ると思うのでオススメ♪
気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。
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