
小学館のコミック、『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘先生原作)の9巻が発売中です。
アニメ&実写化、特にアニメは2期ももうすぐということで更に人気が増しているイメージですね。
表紙は、本シリーズで最もフリーダムな生き様が魅力的な八軒の兄、慎吾。
料理以外はなんでもこなす彼ですが、まさかの結婚&ロシア嫁ゲットとか流石過ぎるw
弟が思春期らしくアキとの距離感に四苦八苦してるのをよそ目に余裕綽々ですな(;゜∀゜)=3ムッハー
お話的には、アキの勉強の面倒を見る事になった八軒が、東大合格者である慎吾が勉強のコツを書き記した秘蔵のノートを譲り受けるべく実家に里帰りしたは良かったものの、苦手な父親と対峙することになる前半パートと、以前のベーコン作りが好評だった事から、今度は頭数も増やしてベーコン&ソーセージ作りに再挑戦する後半パートといった感じの展開です。
再会=すぐ和解というわけにも行かず、案の定、父親と対立してしまう八軒ではありましたが、エゾノーで生活する体験の中から、新たな視点や考え方を身につけられた分、単純に反発&逃げ続けるだけだった今までとは違い、自分の考えを整理した上で意見と覚悟を伝えられるようになったのは大きな成長だったかと。
基本的に口数少なめの父親にどの程度熱意が伝わったかは未知数ですが、八軒の身を案じている母親のほうには、息子の成長がきちんと伝わっていたご様子で何よりでした。
むしろ、今までが腫れ物に触るように敬遠されすぎていたフシがあったわけですが、今回の帰郷をキッカケに八軒の学校での様子を見に行く→八軒の友人&先生達から直接我が子の頑張りを聞いてひと安心までの流れに心温まりましたね。
あの年頃の男の子というのは、多かれ少なかれ母親に反発したがるもの、というのもありますが、片方だけに理解を強要するのではなく、お互いが歩み寄ってきちんと話しあおうとする姿勢が大事だと思います(まあ、そこが難しいわけですがw)。
親の心子知らずかつ、子の心親知らず状態だった両者の関係が少しずつ改善されそうな気配に、今後への期待が高まりますね。
嫁(アキ)も来るから安泰ですな!…と思ったけど、八軒が婿入りする可能性が高いかしらw
ベーコン作りに関しては、今回は八軒達が“現場を生で見る”ということで、豚の解体見学シーンのリアルな描写が見所。
自分たちが育てたあと、加工後の豚を食べるだけでも色々と思うところはあったと思いますが、実際に電気ショックで気絶させる→放血→豚足部分の切断→お腹へのメス入れ→首落とし→宙吊りにしてからの内蔵抜き→体をまっぷたつにして冷蔵庫で保管、までの全てを見るというのはなかなか無い体験だと思いますし、八軒達に与えた影響も大きかったご様子。
将来的に畜産や獣医の道に進むかどうかはともかく、エゾノーの学生である彼らがより真剣に、真摯に自分の案件に取り組もうと思ったのは間違いないと思いますし、農業関連の話題が出ると、それぞれの専門分野に関わらず、闊達に自分の意見を出し合う彼らの姿には、未熟ながらもプロの誇りが芽生え始めていることが感じられて胸熱♪
自分も、プロの検査員の方々が厳しい目でチェックしてくれているからこそ、美味しくて安全なお肉を食べることが出来るということを再認識させられた次第です。
普段の食生活の中でも、食品の生産や加工に携わった方たちへの感謝の気持ちと、生命への畏敬を忘れずにいたいものですね。
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
銀の匙 Silver Spoon公式サイトへはこちらから
銀の匙 Silver SpoonTVアニメ公式サイトへはこちらから

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アニメ&実写化、特にアニメは2期ももうすぐということで更に人気が増しているイメージですね。
表紙は、本シリーズで最もフリーダムな生き様が魅力的な八軒の兄、慎吾。
料理以外はなんでもこなす彼ですが、まさかの結婚&ロシア嫁ゲットとか流石過ぎるw
弟が思春期らしくアキとの距離感に四苦八苦してるのをよそ目に余裕綽々ですな(;゜∀゜)=3ムッハー
お話的には、アキの勉強の面倒を見る事になった八軒が、東大合格者である慎吾が勉強のコツを書き記した秘蔵のノートを譲り受けるべく実家に里帰りしたは良かったものの、苦手な父親と対峙することになる前半パートと、以前のベーコン作りが好評だった事から、今度は頭数も増やしてベーコン&ソーセージ作りに再挑戦する後半パートといった感じの展開です。
再会=すぐ和解というわけにも行かず、案の定、父親と対立してしまう八軒ではありましたが、エゾノーで生活する体験の中から、新たな視点や考え方を身につけられた分、単純に反発&逃げ続けるだけだった今までとは違い、自分の考えを整理した上で意見と覚悟を伝えられるようになったのは大きな成長だったかと。
基本的に口数少なめの父親にどの程度熱意が伝わったかは未知数ですが、八軒の身を案じている母親のほうには、息子の成長がきちんと伝わっていたご様子で何よりでした。
むしろ、今までが腫れ物に触るように敬遠されすぎていたフシがあったわけですが、今回の帰郷をキッカケに八軒の学校での様子を見に行く→八軒の友人&先生達から直接我が子の頑張りを聞いてひと安心までの流れに心温まりましたね。
あの年頃の男の子というのは、多かれ少なかれ母親に反発したがるもの、というのもありますが、片方だけに理解を強要するのではなく、お互いが歩み寄ってきちんと話しあおうとする姿勢が大事だと思います(まあ、そこが難しいわけですがw)。
親の心子知らずかつ、子の心親知らず状態だった両者の関係が少しずつ改善されそうな気配に、今後への期待が高まりますね。
嫁(アキ)も来るから安泰ですな!…と思ったけど、八軒が婿入りする可能性が高いかしらw
ベーコン作りに関しては、今回は八軒達が“現場を生で見る”ということで、豚の解体見学シーンのリアルな描写が見所。
自分たちが育てたあと、加工後の豚を食べるだけでも色々と思うところはあったと思いますが、実際に電気ショックで気絶させる→放血→豚足部分の切断→お腹へのメス入れ→首落とし→宙吊りにしてからの内蔵抜き→体をまっぷたつにして冷蔵庫で保管、までの全てを見るというのはなかなか無い体験だと思いますし、八軒達に与えた影響も大きかったご様子。
将来的に畜産や獣医の道に進むかどうかはともかく、エゾノーの学生である彼らがより真剣に、真摯に自分の案件に取り組もうと思ったのは間違いないと思いますし、農業関連の話題が出ると、それぞれの専門分野に関わらず、闊達に自分の意見を出し合う彼らの姿には、未熟ながらもプロの誇りが芽生え始めていることが感じられて胸熱♪
自分も、プロの検査員の方々が厳しい目でチェックしてくれているからこそ、美味しくて安全なお肉を食べることが出来るということを再認識させられた次第です。
普段の食生活の中でも、食品の生産や加工に携わった方たちへの感謝の気持ちと、生命への畏敬を忘れずにいたいものですね。
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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