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東京レイヴンズ11巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年04月20日 19時55分50秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『東京レイヴンズ11 change:unchange』(あざの耕平先生原作、すみ兵先生イラスト)が発売中です。
表紙は、夏目と秋乃の季節名ヒロインコンビ。
出会って間もない2人ですが、姉妹のように仲良くなっていて微笑ましいですね。
第一部を描いたアニメ版が最終回を迎えたばかりですが、冬児を始めとした仲間達のその後の消息が明かされる内容なのでファン必見です(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、春虎覚醒から一年半後、秋乃も連れて東京に帰ってきた夏目が、長らく会っていない友人達に思いを馳せていた頃、とある大物陰陽師と十二神将との戦端が人知れず切られていて…という嵐の前の静けさ展開です。

冬児、京子、天馬、鈴鹿の友達組の近況と、それぞれが力を付けるためどのような道を歩むことになったのかが丁寧に語られ、読者が知りたがっていたアレコレがぎっしり詰まっていたのが嬉しかったですね。
ラスボスから直々に目をつけられ、離れ離れにならざるを得なかった4人ですが、夏目と春虎に再会するという強い気持ちは共通のもので、その為に貪欲に力や知識を吸収していこうとする姿が胸熱でした。
普通に授業を受けるのとは違って、必要な物を全て自分の血肉にしていこうとする確固たる意思がある分、実力がめきめきと上達していることが感じられて良かったです。
ぶっちゃけ、チート的に急速パワーアップした春虎や、一線級の現役プロの大人組に比べればまだまだ力不足ではあるものの、孤独で過酷な環境にもめげず前に向かって進み続ける彼らには、既に半人前の雛鳥ではなく、一人前のレイヴンの風格が備わり始めてきた感じですね。

また、大友先生を始めとした大人組についても、敵味方それぞれの陣営で虎視眈々と機会を伺っている様子が描かれ、追うものと追われるものそれぞれの胸中に去来する悲喜こもごもが、大きな動きを待つ緊張感とともに伝わって来ました。
特に、親友同士が敵対する間柄となった大友先生と木暮さんのガチバトルが解禁ということで、これはテンション上がらざるを得ない!(;゜∀゜)=3ムッハー
本気で憎みあったり殺し合いがしたいわけでは無くても、それぞれが掲げる信条や追い求める理想の違い故に戦うしかないというシチュエーション自体も燃えますし、お互いがお互いの実力を理解しているからこそ下手な手加減も出来ず、本気の技の応酬になってしまうあたりも見応えがありました。
個人的には、大友先生が強すぎ&格好良過ぎで変な死亡フラグでも立たないか冷や冷やしてくるレベルなのですが、このままどちらかが倒れるような展開になると悲しすぎるので、なんとか涼先輩に介入して貰って仲直り、みたいな方向になってくれないかしら。

前巻でお預けを食らった分、知りたかった情報が満載で喜びもひとしおだったわけですが、それ以外の新事実もたくさん明かされ、第二部の激戦と盛り上がりを予感させてくれたので、導入はバッチリ!という感じですね。
敵側の最終目標と春虎の思惑がどう絡んでくるのかはともかく、まずは彼との再会&全員集合からの怒涛の反撃に期待したいところです。
ラブコメ的には春虎と夏目が相思相愛になって事実上決着が付いてしまったわけですが、それ以外のカップルが成立する可能性もあるかもしれませんし、友情に関してはこれまで以上にとどまるところを知らない熱い展開になっているので、今後も目が離せませんね( ´∀`)bグッ!


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

【ファンタジア文庫】東京レイヴンズ PV


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