
電撃文庫のラノベ、『ドウルマスターズ1』(佐島勤先生原作、tarou2先生イラスト)が発売中です。
表紙は、主人公の蒼生とヒロインの玲音。
宇宙!ロボット!パイロットスーツの美少女!と、SFメカアクション好きにはド直球な組み合わせにテンション上がりますね(;゜∀゜)=3ムッハー
お話的には、思念の力を戦闘力に変える人型機動兵器『タイタニック・ドウル』が実用化された近未来を舞台に、歴戦の戦士である姉とともに貧しい都市の新米ドウルマスターとして傭兵まがいの仕事を請け負っていた主人公の蒼生が、戦闘中のピンチに非凡なサイキック能力を保つ“エクサー”としての才能を開花。
その力に目をつけた太陽系連盟直属軍の最精鋭部隊・ソフィアにスカウトされた蒼生は、宇宙に浮かぶ人工天体都市にある訓練校で、エリートパイロットの玲音と出会い…という、ボーイ・ミーツ・ガール×ロボットバトルアクション展開です。
プロローグ部分で学園での日常風景がちらりと先に描かれていますが、1巻では入学前に巻き起こった騒動の経緯と、その際中に蒼生が専用機で初陣を飾る様子を描くのがメインという、ロボットものらしい構成で面白かったです。
ポリスと呼ばれる豊かな都市と、その市民権を持たない貧しい人々が暮らす居住区・オートンとの対比は、格差社会と根強い差別意識を感じさせるものでしたが、そんな荒廃した世界の中で生き抜く朱理と蒼生の姉弟の絆はとても力強くて美しいものだったかと。
お互いを守りたいという気持ちは同じでも、常に姉から守られる立場である蒼生がコンプレックスに悩まされてしまうのは皮肉でしたが、だからこそ、姉のピンチを救おうと必死になる姿には説得力があり、感情移入しやすかったです。
ちょっぴりブラコンというか、過保護になりがちな朱理でしたが、行動力や頼り甲斐があって、とてもイキイキとした様子に心が和まされましたし、落ち着いた雰囲気の玲音とは好対象な活発さが魅力的でしたね。
そりゃ蒼生も頑張りたくなるわw
ラブコメ的には、蒼生が玲音に一目惚れ&朱理以外のサブヒロインとはほとんど出会っていない状態なので色々未知数ですが、玲音が蒼生に対して自身のエリートパイロットとしての素性を隠していることが、今後どう明かされていくのか楽しみ。
1つ年上の憧れの先輩は、実は世界でも指折りのエクサーだったのです!とか、彼氏役に立候補するにしても釣り合いとるの大変そうw
私生活では少し几帳面過ぎる部分があるものの、世間知らずで肌色成分的にガード甘めなのも(・∀・)イイネ!!
また、蒼生がソフィアの一員としてスカウトされたのと同様に、ライバルキャラの龍一が反太陽系連盟活動組織・ゲノムスからスカウトされ、組織内で頭角を現していく様子が描かれているのも見せ方として面白いですね。
太陽系連盟という組織=完全な正義というわけではなく、むしろかなり腐敗しているだけに、ゲノムスの反抗にも頷ける部分があったり。
美少女オペレーターのフェリシアと良い雰囲気になったり、セクシーな美女のロサが同僚だったりと、こっちのラブコメ模様も気になりますな(*´∀`*)ポワワ
バトル的には、ロボットを動かす為の超能力の要素が加わることで、専用機に固有の必殺武装が存在するのが良いアクセントになっているかと。
キャラ数や細かい設定は、魔法科シリーズほどではないとはいえかなり多いですが、既存のロボットものと対比しやすいので意外と把握しやすかったです。
設定的に遠距離攻撃が無効化されやすく、近距離での白兵戦が主体となるのでアクション映えしますし、雑魚に無双してエースと一騎打ち!という王道の展開で盛り上がりました。
操縦技術は拙いながら潜在能力は十二分、機体はバリバリの最新鋭機と、押さえるところはきっちり押さえているので、ロボット好きなら安心して楽しめると思います。
地上戦だけでなく、早速宇宙戦も描かれましたし、戦いが高速で激化するのは避けられそうにありませんが、軍人と学生の二足のわらじを履きながら、蒼生が戦士としてどう成長していくのか見守りたいと思います。
ゆくゆくはアニメ化まで行ってくれると良いですね。
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、主人公の蒼生とヒロインの玲音。
宇宙!ロボット!パイロットスーツの美少女!と、SFメカアクション好きにはド直球な組み合わせにテンション上がりますね(;゜∀゜)=3ムッハー
お話的には、思念の力を戦闘力に変える人型機動兵器『タイタニック・ドウル』が実用化された近未来を舞台に、歴戦の戦士である姉とともに貧しい都市の新米ドウルマスターとして傭兵まがいの仕事を請け負っていた主人公の蒼生が、戦闘中のピンチに非凡なサイキック能力を保つ“エクサー”としての才能を開花。
その力に目をつけた太陽系連盟直属軍の最精鋭部隊・ソフィアにスカウトされた蒼生は、宇宙に浮かぶ人工天体都市にある訓練校で、エリートパイロットの玲音と出会い…という、ボーイ・ミーツ・ガール×ロボットバトルアクション展開です。
プロローグ部分で学園での日常風景がちらりと先に描かれていますが、1巻では入学前に巻き起こった騒動の経緯と、その際中に蒼生が専用機で初陣を飾る様子を描くのがメインという、ロボットものらしい構成で面白かったです。
ポリスと呼ばれる豊かな都市と、その市民権を持たない貧しい人々が暮らす居住区・オートンとの対比は、格差社会と根強い差別意識を感じさせるものでしたが、そんな荒廃した世界の中で生き抜く朱理と蒼生の姉弟の絆はとても力強くて美しいものだったかと。
お互いを守りたいという気持ちは同じでも、常に姉から守られる立場である蒼生がコンプレックスに悩まされてしまうのは皮肉でしたが、だからこそ、姉のピンチを救おうと必死になる姿には説得力があり、感情移入しやすかったです。
ちょっぴりブラコンというか、過保護になりがちな朱理でしたが、行動力や頼り甲斐があって、とてもイキイキとした様子に心が和まされましたし、落ち着いた雰囲気の玲音とは好対象な活発さが魅力的でしたね。
そりゃ蒼生も頑張りたくなるわw
ラブコメ的には、蒼生が玲音に一目惚れ&朱理以外のサブヒロインとはほとんど出会っていない状態なので色々未知数ですが、玲音が蒼生に対して自身のエリートパイロットとしての素性を隠していることが、今後どう明かされていくのか楽しみ。
1つ年上の憧れの先輩は、実は世界でも指折りのエクサーだったのです!とか、彼氏役に立候補するにしても釣り合いとるの大変そうw
私生活では少し几帳面過ぎる部分があるものの、世間知らずで肌色成分的にガード甘めなのも(・∀・)イイネ!!
また、蒼生がソフィアの一員としてスカウトされたのと同様に、ライバルキャラの龍一が反太陽系連盟活動組織・ゲノムスからスカウトされ、組織内で頭角を現していく様子が描かれているのも見せ方として面白いですね。
太陽系連盟という組織=完全な正義というわけではなく、むしろかなり腐敗しているだけに、ゲノムスの反抗にも頷ける部分があったり。
美少女オペレーターのフェリシアと良い雰囲気になったり、セクシーな美女のロサが同僚だったりと、こっちのラブコメ模様も気になりますな(*´∀`*)ポワワ
バトル的には、ロボットを動かす為の超能力の要素が加わることで、専用機に固有の必殺武装が存在するのが良いアクセントになっているかと。
キャラ数や細かい設定は、魔法科シリーズほどではないとはいえかなり多いですが、既存のロボットものと対比しやすいので意外と把握しやすかったです。
設定的に遠距離攻撃が無効化されやすく、近距離での白兵戦が主体となるのでアクション映えしますし、雑魚に無双してエースと一騎打ち!という王道の展開で盛り上がりました。
操縦技術は拙いながら潜在能力は十二分、機体はバリバリの最新鋭機と、押さえるところはきっちり押さえているので、ロボット好きなら安心して楽しめると思います。
地上戦だけでなく、早速宇宙戦も描かれましたし、戦いが高速で激化するのは避けられそうにありませんが、軍人と学生の二足のわらじを履きながら、蒼生が戦士としてどう成長していくのか見守りたいと思います。
ゆくゆくはアニメ化まで行ってくれると良いですね。
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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俺は、蒼生の能力がどのように変化していくか見たいです。
蒼生と龍一が出会うことで何かが変わる・・・
面白いですね✨
ぜひ、たくさん話聞かせてください(笑)
シリーズ1巻目なので、なんとか面白そうな印象を読んだ人に伝えたいなぁと思っていたのでありがたい限りです♪
イキナリチート化するにせよ、少しずつ才能を花開かせていくにせよ、熱いロボバトルとラブコメの両輪で盛り上げていって欲しいですね。
蒼生が運命的な巻き込まれ方をするキャラクターだとしたら、龍一は自らの意志で自分を変えていこうとするキャラクターということで対称的ですし、お互いをライバル視することでより強くなる!的な要素もあると良いなと思います。
ツイッターでも結構話題になってた感じ?
比較まとめ等を見ると、確かに用語とか似てるなぁという部分も見られましたし、逆にかなり違うところもあるなぁという感じでしたが、作品中のイベントやらキャラクターなんかは特にACシリーズのイメージとは被っていなかった気がします。
強いて言うなら、いろんなロボットアニメの盛り上がりそうな要素をガンガン入れ込んでくるつもりなのかなぁとは思いましたので、そのうちの世界観やらのディテール部分の雰囲気がACシリーズ寄りかも?ぐらいかなと。
というか、相当数の読者が発売日近辺で本作を読んでいたと思いますし、その時に物議を醸すのではなく、だいぶ日が空いた今になってこういう話題が出たのは、やはり2ちゃんねるやまとめサイトの影響があったのかしら。
ロボット好きでこの作品を読んだ人には、同じくACシリーズを遊んだことのある人もいらっしゃると思いますし、そういった人からもっと早くに同じ話題が出ていなかったことを考えれば、丸パクリと言われるほどの露骨さは感じていなかったということのような気がするのですが。
もっとも、ACシリーズのファンの人が、丸パクリの話題を知って気を悪くするという気持ちも判らなくはないですし、実際に読んでその人がどう思うかは別問題ですが、今巻を読んでとりあえず面白い!と思った人は次巻も読めばいいし、やっぱり納得いかない!という人は無理に読む必要はないかと。
私が言えるのは、他人がこう言っているからこう、と鵜呑みにするのではなく、自分がどう感じ、何を思ったのかを重視したほうが楽しいんじゃないかなということだけですので、経緯はともかく読んでみようかな?と思った人はお読みになるのをオススメ。