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新約 とある魔術の禁書目録7巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年05月10日 22時51分43秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『新約 とある魔術の禁書目録(7)』(鎌池和馬先生原作、はいむらきよたか先生イラスト)が発売中です。
表紙は、アニメ版レールガン2期の出演で人気急上昇中の食蜂操祈と美琴の常盤台中学レベル5コンビ。
大人っぽくてセクシーな食蜂さんが原作禁書でも大活躍!ということでテンション上がりますね♪
何気にリモコンで美琴のスカートをめくってくれたりと、サービス満点ですなwいいぞ、もっとやれ!(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、上条さんが土御門元春の依頼を受けて、学園都市壊滅を狙って忍び込んだ敵性魔術師の野望を挫くために、女だらけの学舎の園を西へ東へ駆け回る!!…という、ある意味、禁書らしい導入になっています。
ただし、その裏側では、妹である舞夏を殺された土御門が、復讐の戦いへと身を投じていて…という緊迫展開。
唐突な状況開始に驚かされつつも、二人の視点を追いながら事件の真相へと至る前半と、一件落着どころか、更なる問題が発生&強力な能力者達が一堂に会する大乱闘が描かれる後半の、変則的二部構成とも言える内容になっており、かなり濃密で満足度高しヽ(=´▽`=)ノ

上条さんと接するときはひょうひょうとしている土御門ですが、最愛の妹のかたきを討つべく、プロとしての冷酷な本性をむき出しにする姿には鬼気迫るものがあり、かつ、とても痛々しかったです。
兄妹の出会いが掘り下げられたことで、彼がなぜそこまで舞夏に執着していたのか?が明らかになるとともに、それが失われたことで負の情念を燃やす土御門に感情移入しやすくなっており、高い説得力となっていたので良かったです。
科学サイドと魔術サイド双方のスパイという立ち位置で暗躍することが多かった彼ですが、今巻では事実上の主人公ポジションというわけで、ファンのかたは必見です♪
いつぞやは上条さんをフルボッコにしたこともあった彼ですが、今回は果たして?

また、旧約1巻ではただの高校生だった上条さんですが、数々の戦いを経て戦士としての風格すら感じられる今日この頃。
行方不明を経て、新約でも色々な事件に首を突っ込んできたわけですが、今回の後半エピソードがある意味“新約編以降の集大成&伏線回収編”になっていたのも印象深かったです。
意外な人物が黒幕だった!という、今巻単体でのシナリオ演出にも驚かされましたが、フレメアや黒夜、フロイラインといった新約から登場のキャラ達にまつわる一連の事件の背景事情の掘り下げが加わり、その繋がり方に目からうろこが落ちましたね。
敵は科学サイドでも過去最強というか、ぶっちゃチけートな万能キャラっぽい設定で、まるでこれがラストエピソードかと思ってしまうレベルの傍若無人さでしたし、黒幕は黒幕で今までの概念を超えるというか、「え?そんなんあり!?」な変化をエピソード内で見せたりと、かなりの予想外ラッシュでしたが、終わってみると綺麗にまとまっている離れ技がマジパネェッスw

続々と集まる仲間達!上条さんの確固たる信念!騒動の中心となったとある少女の新たな決意!全てが終わった後にけじめを付けるor付けさせられる人々!等々、終盤の盛り上がりは想像以上&次のステージへの期待感マシマシだったのでおすすめです。
新旧キャラ入り乱れる!という言葉がぴったりな科学メインのエピソードでしたが、上条さんの右腕の秘密はまだまだ根深いもののようですし、今度は魔術サイドからの掘り下げにも期待したいところですね。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ブタッシー)
2013-05-11 21:47:39
買いに行くか
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Unknown (リンダ)
2013-05-13 16:43:20
まいか死んじゃうの!?
返信する

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