このライトノベルがすごい!文庫のラノベ、『魔法少女育成計画restart(前)』(遠藤浅蜊先生原作、マルイノ先生イラスト)が発売中です。
前作『魔法少女育成計画』が、ラノベクラスタや大手情報サイトさんで好評だったことは記憶に新しいですが、その続編が前後編仕様で2ヶ月連続リリースとか、こんなに嬉しいことはない!ですね。
読者はもちろん、編集部の方々も相当期待をかけられているのではないかと思ったりw
お話的には、『魔法少女育成計画』という名前のゲームに半ば強制的に参加させられた“本物の”魔法少女達が、生き残りをかけてゲームクリアを目指すという、相変わらずの絶望的に理不尽な展開です。
見た目が可愛いからといって、死亡フラグが立たないワケじゃないんだからね!を地で行く魔法少女同士の殺し合いと、裏切り者を見つけ出すサスペンス要素が両方楽しめる、マジカルサスペンスバトルの名に相応しい仕上がりですね。
リスタートということでゲームの参加者は一新。
ソーシャルゲームらしさを全面に押し出していた前作よりも、かなりRPG寄りのルールにリニューアルされたり、はじめからパーティを組むことを推奨されていたりと、比較的マイルドな導入部になっています。
しかし、雑魚敵との戦いが『多少痛いぐらい』で済むはずのゲームが、唐突に『ゲーム内で死亡→リアルでも死亡』という読者にとってはお馴染みのデス・ゲームへと変貌してしまうえげつなさw
普通なら、こういったタイプのキャラは最後まで生き残るだろうと思えるラブリーで正義感の強いキャラが、ページをめくると無残に殺されている、というスリリングさは、本作独特のものと言えるでしょうね。
最初から他の魔法少女達全てが敵!というわけではない分、ガチのタイマンバトルそのものよりも、前準備や頭脳戦の部分がクローズアップされた感じですが、生き残るために協力すべきという大前提をあざ笑うかのように暗躍する『裏切り者?の影』が、ヒロインたちに疑心暗鬼を抱かせる罠。
そもそも、ゲームを仕切っている側であるマスター自身が、明確な悪意を持って無理難題をふっかけにいっているわけですから、より破滅的なゲームにならざるを得ず、読み進めば進むほど残虐さがアップしてくる感じですね。
もちろん、倫理的にはアレというか完全にアウトー!(´;ω;`)ブワッなわけですが、前作を読んでこのシリーズを好きになった!という方なら、そういう凄惨さや猟奇的な残酷演出に期待した上で購入されているでしょうし、そのニーズにはバッチリ応えていると思います。
前後編ということで、今回はあまりキャラを殺さずに後編に引っ張るつもりなのかな?とも思いましたが、そんなこたぁ無かったぜw
むしろ、まだまだたっぷりと尺が残っている中で、残されたヒロインたちがどんな屍山血河を歩かされることになるのか…((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
前作である程度耐性が出来ているつもりではありましたが、仕込みの段階でこれなら、終盤はどうなってしまうの…。
また、前作で登場したキャラのひとりが、後編では直接絡んでくるっぽい?伏線があるので、そこがどうなるのかも楽しみです。
おそらくは、まだ明かされていない設定や、ミスリードが残されているんだろうなと思うわけですが、『まずは生き残れ。話はそれからだ!』状態なので、座して見守るより他無しw
出来れば、全て解決して万々歳♪のエンディングよりも、手を変え品を変えで悪趣味なデス・ゲームは続く…!!な方向性で、このラノ文庫を代表するシリーズとして、育て続けていって頂きたいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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前作『魔法少女育成計画』が、ラノベクラスタや大手情報サイトさんで好評だったことは記憶に新しいですが、その続編が前後編仕様で2ヶ月連続リリースとか、こんなに嬉しいことはない!ですね。
読者はもちろん、編集部の方々も相当期待をかけられているのではないかと思ったりw
お話的には、『魔法少女育成計画』という名前のゲームに半ば強制的に参加させられた“本物の”魔法少女達が、生き残りをかけてゲームクリアを目指すという、相変わらずの絶望的に理不尽な展開です。
見た目が可愛いからといって、死亡フラグが立たないワケじゃないんだからね!を地で行く魔法少女同士の殺し合いと、裏切り者を見つけ出すサスペンス要素が両方楽しめる、マジカルサスペンスバトルの名に相応しい仕上がりですね。
リスタートということでゲームの参加者は一新。
ソーシャルゲームらしさを全面に押し出していた前作よりも、かなりRPG寄りのルールにリニューアルされたり、はじめからパーティを組むことを推奨されていたりと、比較的マイルドな導入部になっています。
しかし、雑魚敵との戦いが『多少痛いぐらい』で済むはずのゲームが、唐突に『ゲーム内で死亡→リアルでも死亡』という読者にとってはお馴染みのデス・ゲームへと変貌してしまうえげつなさw
普通なら、こういったタイプのキャラは最後まで生き残るだろうと思えるラブリーで正義感の強いキャラが、ページをめくると無残に殺されている、というスリリングさは、本作独特のものと言えるでしょうね。
最初から他の魔法少女達全てが敵!というわけではない分、ガチのタイマンバトルそのものよりも、前準備や頭脳戦の部分がクローズアップされた感じですが、生き残るために協力すべきという大前提をあざ笑うかのように暗躍する『裏切り者?の影』が、ヒロインたちに疑心暗鬼を抱かせる罠。
そもそも、ゲームを仕切っている側であるマスター自身が、明確な悪意を持って無理難題をふっかけにいっているわけですから、より破滅的なゲームにならざるを得ず、読み進めば進むほど残虐さがアップしてくる感じですね。
もちろん、倫理的にはアレというか完全にアウトー!(´;ω;`)ブワッなわけですが、前作を読んでこのシリーズを好きになった!という方なら、そういう凄惨さや猟奇的な残酷演出に期待した上で購入されているでしょうし、そのニーズにはバッチリ応えていると思います。
前後編ということで、今回はあまりキャラを殺さずに後編に引っ張るつもりなのかな?とも思いましたが、そんなこたぁ無かったぜw
むしろ、まだまだたっぷりと尺が残っている中で、残されたヒロインたちがどんな屍山血河を歩かされることになるのか…((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
前作である程度耐性が出来ているつもりではありましたが、仕込みの段階でこれなら、終盤はどうなってしまうの…。
また、前作で登場したキャラのひとりが、後編では直接絡んでくるっぽい?伏線があるので、そこがどうなるのかも楽しみです。
おそらくは、まだ明かされていない設定や、ミスリードが残されているんだろうなと思うわけですが、『まずは生き残れ。話はそれからだ!』状態なので、座して見守るより他無しw
出来れば、全て解決して万々歳♪のエンディングよりも、手を変え品を変えで悪趣味なデス・ゲームは続く…!!な方向性で、このラノ文庫を代表するシリーズとして、育て続けていって頂きたいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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