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シュタインズゲート第17話『虚像歪曲のコンプレックス』の感想レビュー

2011年07月27日 04時06分20秒 | 春アニメ
やっぱりまゆしぃの死は完全には回避出来ていなかった!な、フェイリスメイン回でした。
今回は大丈夫だったのかな?と思いきや、開始早々アバンで再度ラウンダーに襲われるとか、なんとも切なかったですね。

前回のラストからまゆしぃが死ななずに済んだのはたったの1日間だけで、やはりラウンダーに襲われ、死亡する結末となったまゆしぃ。
彼女を救うため、速攻でタイムリープを行ったオカリンは、助手に事情を説明してアドバイスを貰うことに。
またしてもまゆしぃを救うことが出来ず、打ちのめされていたオカリンの表情を見たこともあって、タイムリープの話をすぐに信じてくれた助手の推測により、今まで出してきたDメールを取り消していけば、まゆしぃが死ななくて済む世界線へ移動できるはず!という確信を得られたのは心強かったでしょうね。

このタイミングではじめて『紅莉栖』と名前で呼ばれ、デレる助手が可愛かったですが、その嬉しさの記憶もタイムリープしてしまえば失われてしまうというのがまた諸行無常な感じで切ないものがありました。
助手は頭の回転が早いのですぐに気付いてしまうわけですが、それでもオカリンを引き止めたりはせずに黙って見送ってあげる的な雰囲気にグッと来てしまいますね。
オカリンもそれをリープ先の助手に説明するわけにもいかず、黙ってフェイリス捜索に出掛けるあたりがカッコ良いのぅ。

雷ネットのカードバトル大会に出場していたフェイリスは、試合で優勝こそしたものの、バトルで勝てない事を逆恨みした自称「闇のフォースの使い手」こと、4℃とその手下のヴァイラルアタッカーズに追いかけられる絶体絶命の大ピンチ!
痛いセリフ使いはオカリン達も同類ですが、リアルでもここまで露骨な犯罪行為をする奴はいるのか?という感じの4℃はしつこく、遂には追い詰められ、フェイリスを庇って袋叩きにされてしまうオカリン。
ギリギリのところでフェイリスパパが駆けつけてくれましたが、間のとり方が絶妙で、このままフェイリスが拉致られてしまいそうな雰囲気がよく出ていたのでハラハラさせられましたね。
ひょっとしたらアバラや歯の一本ぐらい折れてしまってるかも?な大怪我でしたが、その結果、フェイリスに王子様認定されたわけですから、恋のフラグは折れずに済んだ、むしろ立った!という感じでしょうかw

逃亡の途中でDメールの内容について問いただすオカリンでしたが、とぼけているのではなく、本当に意味が分からない様子だったフェイリス。
しかし、メイクイーンがあったはずの場所を訪れてみると、本来は知り得るはずのない、アキバが萌え産業であふれかえっていた世界線での出来事を思い出すことに。

10年前に飛行機事故で死んだ父親を生き返らせる事が彼女の願いであり、Dメールには父親が飛行機に乗らないように自分が誘拐されたという内容の狂言を書いて送っていた事が明らかに。
資金繰りが上手くいっていなかった当時のフェイリスパパは、鈴羽=橋田鈴から託されていたIBN5100を売却することで身代金を調達、その結果、IBN5100が神社に奉納されることはなかったというわけですね。

フェイリスが描いたと思われる手書きの絵を大事そうに飾っていたり、写真を沢山残していたりと、いかにも子煩悩で理想的な父親像のフェイリスパパは、オカリンのことも娘の命の恩人として丁寧に応対していましたし、本当に心が優しい人であることが伝わってきました。
Dメールを送るということは、そんな彼の存在を消し去ってしまうということに他ならず、苦悩するオカリンでしたが、フェイリス自身は既に覚悟を決めていて…という所にグッと来てしまいますね。

夜中に療養中のオカリンの部屋へやって来てベッドに並んで腰掛けたり、本名である留未穂という名前呼びをおねだりしたりするシーンが(・∀・)ニヤニヤでしたが、自分の友達であるまゆしぃを救うため、父親との別れを受け入れる様子が切なすぎでした。
気丈に我慢しつつも、やっぱり辛いのでオカリンに甘えてしまうのがなんとも乙女な感じでそそるゼェw

父親の死を真実だと受け入れ、この世界線での10年は夢であり、十分に満足できたと語って聴かせるフェイリスさん、マジ大人!という感じでしたが、世界線の変わる前と後、両方の記憶を覚えていることの辛さはオカリンにも身に覚えのあることでしょうし、このままDメールを送らずにまゆしぃが死んでしまった後も暮らし続けるというのは、それはそれで酷な話だったかも知れません。
しかし、

誘拐は冗談
パパ愛してる
また会おうね

というDメールを送ることで、その最愛の父親と別れることになってしまうのは流石に悲しすぎるorz
Dメールによる改変が起こってしまえば、今回のように他の世界線の記憶が戻ることは基本的に無い(というか、今回がイレギュラー)ですが、メールを送ることで父親の命を奪う事になることは誰よりもフェイリス自身が理解していることですから、切なさもひとしおです。
オカリンが、次も記憶が残るはずだと言ったのは、あくまでも気休めなわけですし、それはフェイリスも判っていることでしょうから、余計に切ないというか。
しかも、父親のことよりもオカリンと過ごした日々を忘れたくないと先に言ってみせたあたりに強い好意が感じられて辛抱たまりませんw

そして、案の定、父親と過ごした記憶は覚えていなかったフェイリス。
しかし、『前世で大いなる闇と戦い、愛しあった仲』というセリフには、今回のエピソードの記憶の残滓がひょっとしたら残っている?と感じさせる、小さな希望が残っているようにも見えるかもですね。
ここまでリーディング・シュタイナーの持ち主はオカリンのみというのが大前提の本作ですし、厨二病言動で返さず、『すまない…。』としか言い返せなかったオカリンがとても印象的でした。

さて、フェイリスによって実際に奉納されたものの、当の神社から消えてしまったIBN5100。
その理由がいったい何なのか、捜索はまだまだ続きそうですね。


次回、第18話『自己相似のアンドロギュノス』

アニメ「シュタインズ・ゲート」#18「自己相似のアンドロギュノス」予告


アンドロギュノス=男と女が一体となっていた人間という意味のようですが、そこからルカ子のイメージにつなげている感じですね。
フェイリス編と同じく一話でまとめるようですが、過不足なく綺麗に描いてくれると良いなと思います。




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