Cockloft

趣味の道具や昔のノートなんかが散らばってる。
そんな「屋根裏部屋」。

所感もろもろ

2011-12-28 | Weblog
中国から帰国。

日本だ!
日本語で書いてある標識や注意書きを見てニヤニヤする怪しい大陸帰りです。


さて何を書こう。

この一ヶ月の中国生活ではいろんなことがあった。

中国の生活に少しづつ慣れてきて、
日本との違いを感じさせられること。

「中国ってこうなんだ」
っていうことから。

「日本って結構変わってるんだな」
ってことも。


とりあえず
いろんな角度から見た今現在の価値観を書いていこう。


【コミュニケーション】

まず一番ぶつかったのがコレ。
そりゃそうだ。

日本語は通じることもなく、
最後の手段の我がブロークンイングリッシュでさえ、
「英語?!ムリムリ!」と一蹴される。。

何度筆談でやり取りをし、書いてもらい、辞書で調べ、
何やら抽象的な絵を書いて、
どうにもならないときは最終手段として、
通訳が出来る人に何度TELで助けてもらったか。。



いろいろ試した結果、
何か言われたら日本語でいいから即レスする。

伝える気、受け取る気があるなら意味は何となく伝わる。
あと感情を伝える。感情はボーダレス。

後はぶつかる。
テンション上げて玉砕覚悟でぶつかってみると、
案外なんとかなるもんだったりする。


ありがたい事に
いろいろ助けてくれる仲間が増えてきた。
なんと感謝すべきことか。

しかし、その国の言語を覚えることは、
その国でできる行動の範囲と直結する。
その国を知りたければ、その国の言語を知る努力をするべし。

がんばろう。中国語も英語も。


【日本人】

我是日本人(I'm Japanese)

この「日本人」ってう感覚を客観視することは、
おそらく日本の中にいるだけじゃできないだろう。

中国において、むしろアジアにおいて日本人ってのは特別な意味を持ってる。
好意、好奇心、漫画、日本語教えて!、綺麗好き、礼儀正しい
妬み、嫉妬、嫌悪感、引っ込み思案、金持ち、上から目線、、、などなど

中国からしても近くて遠い国。
日本人ということで色々な感情が生まれる。
日本人という理由で使えない設備もある。

自分のアイデンティティのある国が、
世界からどう見られてるんだろうってことを考える切っ掛けになる。

もちろん良いことも悪いことも。
台湾に行くと、めっちゃ親日で優しいからそれもまた面白い。

この辺は、切っても切れない問題だし、
理解をして向き合って行かないと行けないところなんだろう。

日本のパスポートって、
すんごい価値があるっていうこと知ってたかい?


【ハングリー精神】
日本では考えられない貧富の差。

収入が10~100倍違う人が同じバスに乗って、
隣で昼飯を食べて、近所に住んでいる。

2元(約30円)で済む昼メシもあれば、
20元の昼メシもある。

日本で500円のランチを食べてる隣で、
5000円のランチを食べてる奴がいたら。
「頭打ったんじゃないかコイツ・・」と心配になるレベルだが。
コレが中国の常識。

コレが普通だから、
教育も変わるし、人々のハングリーさ、
成功に対するこだわりや、
「幸せとは何か」的なことをめちゃめちゃ考えている。

1万円で買える幸せもあれば。
100円で買える幸せもある。

でも結婚にはシビアで、
男たる者、家を持っていないと結婚の土俵にも乗らない・・。
(しかも不動産は日本より高い)




とりあえずざっと思いつくまま書いてみた。

時間を見つけてまたもろもろアウトプットしていこう。