僕の判断はともかく、イベントや音楽の場、人には理解されなくても誰かにとっての必要な場が批判される社会は想像力や寛容さを失っていると強く思います。
“楽しい”と“安全”を独自の資本で考え、出来ることが制限されていく最中にも、面白いや美味しいを提供している人や店、イベントが蔑みではなく尊敬の眼差しが送られるべきだといつも思っています。
このイベント(大橋月桃NUぱ〜く)の挨拶文にも書いた通り、閉塞感増す2020年の暮れに立ち寄った馴染みの音楽BAR(NU)で、本来当たり前の様に流れていたDJの音楽や、マスクをしながらも踊る人、音楽の場にしか生まれえない空気に僕自身気持ちを救われ、同時に様々な事情でこの場に来れない人の顔が浮かび、野外でなら気兼ねなく遊びに来てもらえる日が作れるんじゃないかと思い、今回の企画を考えていました。
しかし、雨で2度の延期となり、当初予定していた開催時期と比べると感染状況をはじめ、大きく社会の様子が変わってきました。
そして次の理由により今回の開催は再度時期を見据え延期をすることにしました。
①
外とはいえ、当初の目的だった音楽の場に気兼ねなく出かけられる状況ではなくなったこと。
②
感染対策の有無に関わらず、ミュージシャン、出店者に対し、社会のネガティブな感情を抱かれてしまう可能性が否定できないこと。
特に②に関して強く思わずにいられないのは、世間や社会に対して面白いや美味しいを作り続けている側の人たちが何故にこんなにも粗を指摘され(どんな対策を取ろうとも)、追い詰められなければならない世の中になってしまったのか。間違ってないことをやってるのだから堂々と開催しようとも考えましたが、僕の意思や意地によって、出演者や出店者というイベントを作っていく上での仲間を複雑な気持ちにさせるのも違うと思ったから再度時期をずらす事を選択しました。
昨今のフェスやイベントに反対を唱える運動をみると、なんだか正しさってとても不公平でズルく、際限なく人を追い込んでいく性質のものだと思います。
コロナの終息以上に、この馬鹿げた暴力が終息することを先ず僕は願わざるをえません。
コロナに打ち勝つってそういう意味ですよね?!
またの日を楽しみにしていただけると幸いです。
[ご挨拶]
どんな状況でも好きなものに触れること、手を伸ばそうとする気持ちを失ってはいけないと思う。
この1年。かけがえのない“あったであろう瞬間”が失われていきました。
ここ松江の夜もいつまで正月かよ!ってくらい店が閉まる異例の一年が過ぎていきました。
僕自身、降りかかる現実と社会の中にある個としての制約で右へ倣えの日々を送る中、知らず知らずの間に“敢えてどこかに行く”とか、“敢えて誰かに会いに行く”という気持ちが消えかかっていたことに気付きました。
このままではマズイ!という気持ちが生まれ、誰かや、音楽や、そこに生まれる何かを求めて仲間の店『NU』へ久しぶりに足を運びました。
本来、当たり前の光景であるはずなのに、DJブースにDJが居て、マスク姿とはいえ、人が音楽や空気に合わせて楽しそうに踊ってる。
カウンターに座り久しぶりの人たちと乾杯をする。あー、忘れてたこの感覚っ!!けれど“音楽スペース”、“室内”、“夜の街”というだけで様々な事情により、こういう場所に来たくても来れない人はいっぱいいるんだろうなとこの時思いました。
どんな規模でもいい。誰もが気兼ねなく好きなもの、好きな人に普通に会える日を作りたい。室内のリスクが高いのなら外で出来ることをはじめればいい。大きな音が鳴らせなくても、県外からゲストが呼べなくても、今ここで鳴ってる日常をそのまま出せたらいいなと思いました。同時に山陰でも行き来が難しかった時もあるから、島根鳥取のお店、蚤の市も兼ねた公園みたいな日を暖かくなったらやりたいなと思いました。
偶然、洪水対策の名の下、僕たちが慣れ親しんだあの場所、この場所は建物が壊された後の空き地と化し、周囲には砂利とショベルカーと立ち入り禁止の看板が目立っていました。
誉、NU(旧)をはじめこの場所は兼ねてから僕たちの遊び場でした。だからこの場所でまだ出来るうちにと思い、管理者に掛け合い、使えることとなりました。
長く音楽や友達に会うことができなかった人たちが、満開の源助桜の前で再会したり、知らない人や音楽に出会えたらいいなと願ってます。
タイトル:『大橋月桃NUぱ〜く』
場所:松江大橋南詰空き地(松江市白潟本町75-10)
日時:2021年9月26日(日)
時間:14時-18時
料金:入場無料(投げ札)
※出演者へ還元します。
※会場内では飲食以外はマスク着用お願いします。
※苦情なければ定期開催予定
[LIVE]
O.G.K
多久和千絵×marino
[DJ]
槇原伸治
weeneew
tfc
ヒゴクミコ
田中まさ樹
[出店と蚤の市]
NU(アルコール&ドリンク)
汽水空港(本&焼き芋)
さとうのんびり農園(たまご&イノシシソーセージ)
句読点(古本)
原田ファミリー(原田知世フレーバーなアイテム)
繋がる根と平山ファミリー(ドーナッツ&雑貨)
しょうが女子会(しょうがな食事)
ミンナヨロコブ(雑貨&古着)
かなえーる(絵&雑貨)
散歩(???)
ほんがほんが(コーヒー)
ちゃっかり⑧兵衛(古着&雑貨)
グリンズベイビー(カレー)
蚤の市出店問い合わせ
tanukirhythm@gmail.com(後藤健太)
“楽しい”と“安全”を独自の資本で考え、出来ることが制限されていく最中にも、面白いや美味しいを提供している人や店、イベントが蔑みではなく尊敬の眼差しが送られるべきだといつも思っています。
このイベント(大橋月桃NUぱ〜く)の挨拶文にも書いた通り、閉塞感増す2020年の暮れに立ち寄った馴染みの音楽BAR(NU)で、本来当たり前の様に流れていたDJの音楽や、マスクをしながらも踊る人、音楽の場にしか生まれえない空気に僕自身気持ちを救われ、同時に様々な事情でこの場に来れない人の顔が浮かび、野外でなら気兼ねなく遊びに来てもらえる日が作れるんじゃないかと思い、今回の企画を考えていました。
しかし、雨で2度の延期となり、当初予定していた開催時期と比べると感染状況をはじめ、大きく社会の様子が変わってきました。
そして次の理由により今回の開催は再度時期を見据え延期をすることにしました。
①
外とはいえ、当初の目的だった音楽の場に気兼ねなく出かけられる状況ではなくなったこと。
②
感染対策の有無に関わらず、ミュージシャン、出店者に対し、社会のネガティブな感情を抱かれてしまう可能性が否定できないこと。
特に②に関して強く思わずにいられないのは、世間や社会に対して面白いや美味しいを作り続けている側の人たちが何故にこんなにも粗を指摘され(どんな対策を取ろうとも)、追い詰められなければならない世の中になってしまったのか。間違ってないことをやってるのだから堂々と開催しようとも考えましたが、僕の意思や意地によって、出演者や出店者というイベントを作っていく上での仲間を複雑な気持ちにさせるのも違うと思ったから再度時期をずらす事を選択しました。
昨今のフェスやイベントに反対を唱える運動をみると、なんだか正しさってとても不公平でズルく、際限なく人を追い込んでいく性質のものだと思います。
コロナの終息以上に、この馬鹿げた暴力が終息することを先ず僕は願わざるをえません。
コロナに打ち勝つってそういう意味ですよね?!
またの日を楽しみにしていただけると幸いです。
[ご挨拶]
どんな状況でも好きなものに触れること、手を伸ばそうとする気持ちを失ってはいけないと思う。
この1年。かけがえのない“あったであろう瞬間”が失われていきました。
ここ松江の夜もいつまで正月かよ!ってくらい店が閉まる異例の一年が過ぎていきました。
僕自身、降りかかる現実と社会の中にある個としての制約で右へ倣えの日々を送る中、知らず知らずの間に“敢えてどこかに行く”とか、“敢えて誰かに会いに行く”という気持ちが消えかかっていたことに気付きました。
このままではマズイ!という気持ちが生まれ、誰かや、音楽や、そこに生まれる何かを求めて仲間の店『NU』へ久しぶりに足を運びました。
本来、当たり前の光景であるはずなのに、DJブースにDJが居て、マスク姿とはいえ、人が音楽や空気に合わせて楽しそうに踊ってる。
カウンターに座り久しぶりの人たちと乾杯をする。あー、忘れてたこの感覚っ!!けれど“音楽スペース”、“室内”、“夜の街”というだけで様々な事情により、こういう場所に来たくても来れない人はいっぱいいるんだろうなとこの時思いました。
どんな規模でもいい。誰もが気兼ねなく好きなもの、好きな人に普通に会える日を作りたい。室内のリスクが高いのなら外で出来ることをはじめればいい。大きな音が鳴らせなくても、県外からゲストが呼べなくても、今ここで鳴ってる日常をそのまま出せたらいいなと思いました。同時に山陰でも行き来が難しかった時もあるから、島根鳥取のお店、蚤の市も兼ねた公園みたいな日を暖かくなったらやりたいなと思いました。
偶然、洪水対策の名の下、僕たちが慣れ親しんだあの場所、この場所は建物が壊された後の空き地と化し、周囲には砂利とショベルカーと立ち入り禁止の看板が目立っていました。
誉、NU(旧)をはじめこの場所は兼ねてから僕たちの遊び場でした。だからこの場所でまだ出来るうちにと思い、管理者に掛け合い、使えることとなりました。
長く音楽や友達に会うことができなかった人たちが、満開の源助桜の前で再会したり、知らない人や音楽に出会えたらいいなと願ってます。
タイトル:『大橋月桃NUぱ〜く』
場所:松江大橋南詰空き地(松江市白潟本町75-10)
日時:2021年9月26日(日)
時間:14時-18時
料金:入場無料(投げ札)
※出演者へ還元します。
※会場内では飲食以外はマスク着用お願いします。
※苦情なければ定期開催予定
[LIVE]
O.G.K
多久和千絵×marino
[DJ]
槇原伸治
weeneew
tfc
ヒゴクミコ
田中まさ樹
[出店と蚤の市]
NU(アルコール&ドリンク)
汽水空港(本&焼き芋)
さとうのんびり農園(たまご&イノシシソーセージ)
句読点(古本)
原田ファミリー(原田知世フレーバーなアイテム)
繋がる根と平山ファミリー(ドーナッツ&雑貨)
しょうが女子会(しょうがな食事)
ミンナヨロコブ(雑貨&古着)
かなえーる(絵&雑貨)
散歩(???)
ほんがほんが(コーヒー)
ちゃっかり⑧兵衛(古着&雑貨)
グリンズベイビー(カレー)
蚤の市出店問い合わせ
tanukirhythm@gmail.com(後藤健太)