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視点(田ノ浦)

2011年03月02日 | 祝島について
朝、寝ぼけ眼で郵便受けに新聞を取りに行く。


ヒーコーでも飲みながら ぼんやりと一面を眺めた時、何もない真っ白な。



そんな日が来たらばいいなと思う。





田ノ浦のことは、相変わらず気がかりで。



推進する方も、反対をする方も、 物事が長期化するに連れて、どうでも良いことにまで首を突っ込んで、関係のないところで変な争いすら起きている様にみえる。




芯のない人間の“正義”という価値観は推進であろうと反対であろうと、どこか音はデカイが何も伝わらないロックバンドを見ている様な気持ちになる。




現在、この29年間で例のないほどの勢いで田ノ浦、祝島、上関のことが注目されはじめています。






実際に田ノ浦に行って、去年も一昨年も大事な局面では極力現地に足を運ぶ様にしているのですが、写真には写らない感情ともどかしさがそこには満ちている。




感情を押し殺し、無表情という名の仮面をつけてビデオカメラを廻す中国電力の社員。



機動隊の様に指示されるがままに右へ、左へ、配列を組みなおすALSOKの警備員。




でも、それは「中国電力」だとか「警備員」という括りでは片付けられるはずもなく、一人一人名前があり、人生があり、感情がある。



暴力を振るう人が中にはいれば、泣きながら警備をする者もいる。





何で、こんなことになっちゃったんだろうな。





#kaminosekiのTL上には、推進も反対も一部の人ではあるけども心ない書き込みが目に入ってくる。





でも、あの海には発電所はいらない。




その答えは至極簡単であり、原発が良いとか悪いとか、どれだけ安全かどれだけ危険なのかという議論は今更、必要がないと思う。






それは対岸3.5キロの島の玄関先に住む島人が29年間もの歳月をかけて「要らない」と言っているのだから、それに尽きることであるのだと思う。




数や力をもって、その思いを踏みにじろうとするのなら僕達は原発の是非の立場がどうであれ、黙っているべきではないでしょう。











-追記-


一昨日の共同通信の記事が、現場で取材をする者ならではの複雑な心の内が滲み出ており、この問題のもどかしさをうまく表現していました。


以下:引用

橋本さんは

「一番情けないのは町が二つに割れたこと」
「和気あいあいとした昔に戻りたい」
「30年反対し続けるのもつらい」。


反対派女性の視線の先に、魚をとるための船が「抗議船」に姿を変えて浮かぶ。


話を聞こうとすると、女性は「何も話したくない」と口を閉ざした。原発建設に翻弄される小さな町のやるせなさが垣間見えた。





・・・



「反対派女性の視線の先に、魚をとるための船が「抗議船」に姿を変えて浮かぶ。」(共同通信)



この一行の文字に記者の気持ちがいたくしみてくる。 そして、ほんとにそうだよなと痛感する。
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報道者各位

2011年02月28日 | 祝島について
2011年2月28日

報道者各位



「山口県並びに、中国電力の田ノ浦海岸公有水面埋め立て強行作業についての報道責任を」


ご存知かと思われますが、2月21日より中国電力は警備員500名近くを引きつれ、田ノ浦海岸一帯の強行作業に踏み切りました。

安全第一を主張する中国電力ですが、現地では作業員に殴られる者が続出しております。そして、3日目には怪我人も発生。緊急搬送されるものの、依然として中国電力は作業をやめません。また、埋め立て免許を出した山口県も、安全でない状況に関わらず注意を促すこともいたしません。

これは国策という名の暴力であると断言できます。

連日、現代日本に置いて異常な光景が続いており、このままでは怪我人どころか死人すらも出てくるかもしれない状況に置かれています。

こうした状況にも関らず、マスメディアの報道は皆無であります。
現在、ツイッターやUSTREAMを通じて毎日2000人以上の国民がリアルタイムに現地で行われている状況を目撃しており、この様な状況を報道しないマスコミ批判は日を追うごとに強まっています。

どうか、祝島の29年の思いと、田ノ浦の状況を汲み取ってもらえないでしょうか。どうか、報道責任を果たしてもらえないでしょうか。


よろしくお願いします。


USTREAM生中継:http://www.ustream.tv/channel/%E6%BA%80%E6%9C%88tv
twitterの声:#kaminoseki
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田ノ浦に行ってきました。(2月25日)

2011年02月27日 | 祝島について
-最初に-

この4日間の出来事をまとめた映像があります。


百聞は一見にして というのはこの事であり、 どうか動画(YOU TUBE)が見れる環境にある人は見てほしい。この1週間の現場の努力を無駄にしないためにもこうした映像を世に、友に、家族に広めていきたい。










田の浦より帰宅。(さんざん、まとめた文章がエラーで飛んでしまった。)







ので、


この数日の呟き(ツイッター)を引用しながら現地報告を書きます。


-聞き取り-




現場にてこの4日間の事情、出来事を聞く。


まず、3日目まで雇われていた警備は半暴力団の様でもあり 『燃やすぞ。殺すぞ』などと言い、中には殴る蹴るなどカメラのない部分でされてたそうだ。(中には泣きながら警備をするものもいたのだそうだ)。









その中で現地の支援者や、島の人々は『お願いします。この場がなくなると困るんです。ごめんなさい。これしかできないから』と言って、強行作業の道具にしがみつき、身を挺した阻止を続ける。




作業のGOサインを出した県は、現地にも来ないで『いち、企業に全てまかせてある』と、我関せずを決め込む。


安全な作業にはどう考えても見えないのですがと聞くと、『企業に安全管理を任せてる』とケガ人が出たにも関わらず変わらぬ態度をとる現状にあります。(マスコミも山口以外では皆無)。




-2人の怪我人-




そして、3日目。



69歳のお婆さんが、強引に作業を進める作業員のところに行くと、侵入を阻止しようとした警備員に止められ、その際に後ろから次々と警備員が倒れ込み、窒息状態になったお婆さんは、海保の船で緊急搬送をされ、現在も入院しており、未だ痛くて目が開けられないという状態であると聞く。(24日時点での話)










-僕の行った日の状況-


深夜12時に山陰を出発し、朝7時に山口県上関町にある田ノ浦海岸へたどり着く。



懐かしい顔、新しい顔と握手を交わす。










暫く平穏な時間が続く。 (その間、現場の中電社員らと話をし、コミュニケイ
トする)





午後一、現場を少し離れた後、 一気に現場が慌しくなる。





浜に150名程の警備員が整列し、作業を強行する姿勢に出る。





僕らは祝島の人、支援の仲間と共に作業区域の前で手を繋ぎ、『29年間、島民の理解をまだ何も得れてません。作業をやめてお帰りください。お願いします』と繰り返す。







前後には150名の警備員が感情を我慢し立ってる。左右の陸上、海上からは無数の数のカメラが僕らに回されている。当の現場に姿は現さない姿勢には徹底した姿勢がうかがえ、国の冷徹さを感じずにはいられなかった。








2時間近くこう着状態が続くものの、妨害されたという資料を裁判所に提出したい中国電力は、予定時刻になると一斉に作業を中断し、帰っていった。






その後は焚き火しながら、動向を見守った。









田の浦には予想以上に支援にこられる方が多い。




殆ど25歳にもなってない若者。




車をみると秋田や九州など問題を自分ごとと捉え一日だけでもと言い距離を厭わずきてる。





今更言うことではないけど、警備員も作業員も日当で雇われている。島人や支援者は阻止を続けても金銭的に1円の得もしない。




金で動かぬものを崩すことは容易でない




-以下ツイッターから-




僕は田の浦を後にしますが、帰り際 続々と人がまたきてた。



この火は大きくなっていると実感。





人は若く、感性に従い、同時に冷静にあるための議論も朝夕に交わされてる。




現場を離れるものと また訪れるものとが、ネットから現場へ 現場からネットへ



それぞれがバトンを交換していく。





今回現場へ行って心底思ったのは離れているからこそ出来ることが多々あるということ。





丁寧に現場の状況を伝えていくこと。本当にこれに尽きるのだと思います。






実際に29年でもっとも強引な500人の警備員、作業員、司法をもって強行にでたこの1週間を食い止めたのは大きい。




勿論、現場の行動ありきなのだけど、 離れた場所からの抗議電話、USTやツイッターなくしては守れなかった様に思う。微力が世論を動かしはじめてる。




だからと言って熱くなってる皆の気持ちほど、世間の対応は冷ややかであり、報道も小さい。




だからこそ、冷静に 人に伝えるためにはどうしたらいいかも更に深く考えていけないのだと思う。






-最後に-



世論とは新聞やテレビでなく


国とは国といった実体のないものではなく



全ては僕の話であり、僕自身が何をするかということに尽きるのだなと確信してきました。



勿論、自分が何かをしたからといって何かが急に変わるものではないとは思うし、一生そのリアクションはわからないのかもしれません。




インドの非暴力革命を導いたガンジーは言う。



「大事なのは、行動の結果よりも、行動そのものである。正しいことをしなさい。結果が出るには、あなたの力では足りないかもしれないし、それはあなたの生きている間ではないかもしれない。だからと言って正しい行いを辞めてはいけません。あなたの行動によってどんな結果があったかなど、永遠に分からないかもしれません。それでも、何もしなければ、何も産まれないのです。」




今も現地では続いております。


リアルタイム中継
http://www.ustwrap.info/multi/7222191::7083136::6876846


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世論

2011年02月20日 | 祝島について
こんばんは。




めんどくさい話をしますが、最後まで読んでほしいです。



全国より85万筆の反対署名を経済産業省(国)に提出したにも関わらず、ニュースにすらならなかった。


他方、見直しを迫られた八ツ場ダムの推進署名5万筆はトップニュースに取り上げられました。



連日、沖縄の東村高江(ひがしそんたかえ)、山口県の祝島(いわいしま)では住民と国側との一触即発の事態が続いています。








これに対する是非の価値観は人それぞれによって異なると思いますが、僕は断固として直接の被害を受ける(であろう)地域の側の立場に同調し、反対の意思を持っています。





今更、決定したことに何を言おうと無駄だし、そんな暇はないし、気持ちは分かるけどパスという気持ちは僕も馬鹿ではないのでわかっています。




しかし、そんな人の声を1人でも多く、その現地では必要とされています。




諦めたくなるし、途方もない問題。 とんでもなく果てしなく、信じてはひっくり返される問題であります。




けどね、



最終的に魂はそれで平気なの? って話なんだと思うんです。



物事は変わらないかもしれない。




でもね、今日、二階堂和美の言葉を見て心底思ったのは、無力であっても世論の一員、一声にはなれるってことなんだよね。





この日記をみて誰も何とも思わないかもしれないし、ものごとは100打っても1も返らないような現実が殆どだ。


わかってる。全部。




でも何かしたいと思いませんか? 




偉そうな言い方をさせてもらいます。



僕は、この日記をみた人のアクションを待ってます。




何故、今こんなことを殴り書きしているのかっていうと、明日21日。 祝島の真向かいの建設予定地「田ノ浦」で阻止行動をしている住民、支援者にケリをつけるべく中国電力が500人という作業員をひきつれて作業を強行するという話が入ってきたからです。



中国電力社長の山下さんは、昨年3月に発覚した島根原発1.2号機での未曾有の点検漏れ問題で危うい立場にあり(と、僕は勝手に予測してます)、6月に迫る株主総会までに何とか実績をアピールをしたいと思っている(と思われる)。そのため、ここにきて社長自らプロジェクトチームを立ち上げ、全力で工事を進めると宣言をしているのです。



しかし、肝心の島根原発1号機は溶接部にヒビ割れが新たに発見され、3号機は制御棒18本が原因不明のトラブルにより不具合をきたし3ヶ月延期する事態にあります。



山下社長は上関どころではなく、まず、目先の島根原発の安全管理に全力でとりくむべきであります。




先週の新聞を読み、びっくりしたのは島根原発3号機が延期となったことの追求はされず、今年度見込まれていた税収が延期されることを心配するという島根県と、松江市の認識でありました。



そのため、島根にしろ、山口にしろ、所詮それが目当てなのだろうと感じました。中国電力に悪を擦りつける溝口知事と、松浦市長。おそらく山口の事業を進捗させたいのは山下社長だけではなく、二井知事や町長であるように思います。また、その根本を辿れば経済産業省(国)にあるのだと容易に想像ができます。



明日、早朝一番山口県と、中国電力本社、経済産業省に抗議の電話を入れたいと思います。





残念ながら明日現場に行くことは出来ないし、できることが文章をつくることと、ネットで呼びかけること、電話を入れることしか ここにいながらにしてできることは思い浮かびません。




そんな小さなことでも、必要としている現場があります。




今、本当に田ノ浦が危ない。 旅先で訪れたかおなじみの世話になった人の生活権がいよいよ剥奪される寸前にきています。




どうか、声をあげてください!


中国電力本社
TEL 082- 241-0211
FAX 082- 523-6185
メール https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%95%F1
中国電力 上関原発準備事務所
TEL 0820- 62-1111


山口県知事への提言
TEL 083- 933-2570
FAX 083- 933-2599
メール https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm


経産省
経済産業省大臣 海江田万里
TEL.03-3508-7316
FAX.03-3508-3316
e-mail: office@kaiedabanri.jp


原子力発電立地対策・広報室
03-3501-1873


追伸:nasukei 祝島なう。静かな闘い前夜です。けれど海上にはすでにたくさんの海保の船が待機。
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2011

2011年01月06日 | 祝島について
旅先で地の焼酎を戴き、 例えばそれを持ち帰る。



近所の魚屋さんや お肉屋さんで 「いつものお願い!」と、言っておかずを持ち帰る。






エコロジーという言葉や、安心・安全という言葉が飛び交い 東京や大阪の大きなデパートへ出かけたら“旅先の焼酎”も、“いつものおかず”さえも何円(いくら)か上積みすれば手に入ることだろう。





月並みな考え方ではあるけれど、物事の本質とはそうしたところにあるものだなと思う。





化石燃料や原子力が悪で、自然エネルギーが善という考えをしている間は 物事の本質は何も解決されないだろうなと感じています。





例えばそれは 既存メディアとインターネットメディアにも置き換えれることで、本質的な思考がおざなりになれば それはテレビとネットという箱が入れ替わっただけで、性質事態は変わらないものとなる可能性は充分にあることだったりする。





“エコ”なエアコンが手に入り、今のような(それ以上に)扱い方を続けていくのなら地球の問題は抑えられたとしても人間の中にある問題はあまり変化がないようにも思えたり・・・









・・・





友達が「もっとニュースに関心を寄せなきゃね」と言われ、反射的に「知らなくてもいいと思う」と答えてしまった。



そうした物事に深い関心を持つことよりも、上記したライフスタイルを大切に紡いでいけば全体は自ずと変化していくんじゃないのかなと思えたから。





新聞の社会面に意識を集中させることも勿論大切だけど、自分に日々訪れる宇宙現象にしっかりと俯瞰し、向き合う事の方がよほど大切だということに今更ながらハっとさせられる。




「小事を大事にできない人は大事をもまっとうできない」と、どっかの和尚さんがゆーてたことを思い出した。








本年はこのブログを通して私的な出来事も織り交ぜながら書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします。
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リテラシー

2010年12月16日 | 祝島について
12月11日に 九州電力の玄海原発7号炉にてスリーマイル級の事故が起きたが隠蔽されているという情報が入ってきて驚愕した。



そして一気に僕のTLは そのネタで一杯になった。







同時に疑問もわいてでた。



「もしも、スリーマイル級の事故が起きていたなら 隠し通せるはずがない」




あの時代の旧ソ連ですら隠しとおせなかったのだからと思い、 調べてみるとまず、玄海原発に7号炉などないことがすぐに判明した。



また、異常値を測定したサイトにあった宣伝文句も気になった。




-引用-


今回のように、異常値を測定したら、まず会員にリアルタイム情報を流します。一般に公表するのはその後になります。手間暇掛けている参加者を優遇するようになってますので、ご理解ください。

そこで、12月31日のコミックマーケット79で、G-watcher V2を販売いたしますので、この機会に手に入れましょう。

販売価格は3万円ですが、来年からは5万円になる予定です。たった3万円で安全が手に入る最後のチャンスです。


今回の爆発で、G-watcher V2のことを周知できましたので、すぐ売り切れると思います。お早めにお求めください。午前中から行くと4、5時間並びますが、それだけの価値はあると思います。


-引用終わり-








勿論、多くの人が悪いようにしたくて情報を広めたわけではないことは分かっていますが これによって外出を実際にやめた人とか、仕事を実際休んだ人のことを思うと 広めた人は広めた人なりに突っ込んで調べてみる責任もあるかと思います。




すべての疑いを払拭できたわけではありませんが、↓のやりとりにおいて、事実の可能性は極めて低いという結論に達しました。







以下は、ここ二日間の“玄海原発”についてのTLと、僕なりの感想です。






□事実なら極めて重大なこと。情報源はどこにありますか?“@prism314: 11日、西日本各地で非常に高い放射能値が観測された。内部告発によって玄海原発7号炉、プルサーマル稼働中に事故を起こしたことが明らかに。大量の放射性ヨウ素が大気中に放出された(スリーマイル事故と同じ”



□玄海原発の件で、九州の方は外出を控えた方がいいと 今日多数のTLを目にしたんだけど、ツイートした方で実際に外出を控えた方はいるのでしょうか? 情報に それほど緊迫したものがあるのなら、そういう方が出てきても不思議でないと感じるのだけど。推進、反対両者の意見に真実味があるので難しい



□内部告発文書が読みたいです。どこか掲載されてますか?“@kurararan: 九州方は2,3日外出を控えたほうがいいかも。http://jyoudou.net/blog/2010/12/post-299.html 玄海原発で放射能漏れ事故。実際の測定値は4倍どころか、約600倍”



□デマの根拠は?その逆もですが“@obuchi_: デマです。RT @full_frontal: デマですな。RT @KENTARHYTHM スリーマイル級の事故を企業が簡単に隠蔽できるものか疑問もあります。”



□半意。確かに商業的なのは気になりましたし、7号機はないですね。しかし数値の高いのは気になります。“@full_frontal: まず、これ。http://bit.ly/ebKS1E ①玄海7号機は存在しない②リンク先のアドレスが自社のガイガーカウンターを売りたい様子③情報発信者の



□Goldenpiyo @KENTARHYTHM 外部に炉心特有の放射能漏れがあれば、すぐに同定できます。この技術は核不拡散のために、海外で核実験が行われていないかチェックするのにも使われてます。風に乗って飛ぶので絶対隠せません。GM管みたいな検出器じゃ炉心特有かどうかわからないのはご存知でしょうか…。
例えば、誰かが近くで石綿を持ってたりいたら、バリバリ鳴ります<GM管(ガイガーミュラー検出器) GM管の情報だけでは漏れたと言えないですね。いずれにせよ漏れていたら、速やかに外部の大学等が発表するでしょう。環境に影響ある程度漏れれば絶対わかるので。



□full_frontal hebotanto氏が玄海原発デマの件を科学的に解説してくれている。http://bit.ly/gTxCT3 GM管の特徴がわかりやすい。私は文系なので知識は限られるが、私のTL上には彼のような本物の原子力技術者もいるので非常に参考になる。情報リテラシーが重要であると再認識した。








【総括】


何らかのトラブルがあり運転を停止させた。

7号炉を停止させたとあるが原発は4号炉までしか存在しない。

スリーマイル級の事故が起きていたら政治どころではなく、海外からも探知されくバッシングされるはず。

肝心な内部告発は未だにでてこない。真実である可能性は極めて低い。



・・・



国内初のプルサーマルにおいて運転が停止されたのは事実と弁解する人は多い。確かに遺憾であり、僕もプルサーマルなどやめてもらいたい。けれども7号炉が事故を起こしただとか、スリーマイル級の事故が起きているため外出はするなと広めた人はいったん訂正してから意見を述べた方が伝わりやすい。


セレブレーションアースなどはとても良い情報を提供してくれています。信用をしている人が多い分、間違っている部分だけでも訂正した方がいいかと思います。






今回の件で、簡単に情報を拡散できることにおいての、個人のリテラシーが大切になってきたのだと改めて痛感しました。





原発は何とかなくなってはもらいたいですが、そのためには反対側の情報を注意深く聞き入れる姿勢が大切であると僕は考えています。
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コラム

2010年12月14日 | 祝島について
山陰発のフリーペーパー Hasta La Vistaのバックナンバーと、未掲載文のコラムを転載いたします。






-コラム:Water Cable(後藤健太)-

原発はあらゆる恩恵を暮らしに与えてくれている。数え上げればきりがないだろう。
過疎化が進む島根県は、原発による地域振興の恩恵を図り知らないほど受けている。
しかし、あらゆる物事には光と影がある。僕らの目や耳には光の部分しか入ってきていない。原発と共に暮らす住民として果たしてそれで良いのだろうか?賛成反対云々の前に、知ることが大切である。




―財政の安定か生命かー



原発が建つとなれば、どこの地域であろうと最初に住民の反対運動が行われ、「作物が汚染されるのではないだろうか」、「健康な子供が産めなくなるのではないだろうか」と、皆 声を揃える。微量な放射能なら問題ないとは言われているが、現に、原発が稼働をし始めたらフィルタリングしてあるとは言え、放射性物質を扱った温排水が海に流される(100万kw級原発で毎秒190トン)。そして、日本が地震大国であることも忘れてはならない。
万が一のことが起これば取り返しのつかない悲劇となることをチェルノブイリなどの歴史が現代に教えてくれたはずですが、現状は、最初は反対していた殆どの人も、やがては受け入れていくのである。


しかし、もしも交付金が支給されないのならば事態は変わっていたのかもしれない。本当に安全なものであれば何故、交付金が支給されるのか?誰もが感じる疑問でもある。




―本当にクリーンエネルギーなのか?-

原発は発電時にCO2を出さないクリーンエネルギーだと宣伝されている。しかし、“発電時に出さない”と言っているだけで、原発の燃料であるウランの採掘、運搬、濃縮など様々な過程においてCO2を排出していることを見落としてはいけない(火力発電所よりは少ない)。そして、環境・人体にとって最も問題視されているのが放射性廃棄物の問題である。


人間が生活をしていればゴミは出るのと同じ様に、原発を運転している限りは使用済み燃
料などのゴミが出続けるのだ(河野太郎<自民党>はトイレなきマンションと批判している)。
このゴミには多量の放射性物質が含まれており、人の手によってしっかりと管理し続けなければならない。低レベルのものでも300年は管理し続けなければならないものもあるという。

300年後 ------ それは未来の子どもたちが管理するということ。















-第2回コラム:Water Cable(後藤健太)※未掲載分-

=放射線とは=

原発に反対する人の多くは、事故がなくても発電所から漏れる放射能が怖いからという意見が多い。しかし、放射線というものは自然放射線を含め、あらゆる物質から放出されており、1人あたりが年間に浴びる自然放射線の量は2.4ミリシーベルトであり、原発からは0.001ミリシーベルトだと発表されている。また、青森県六ヶ所村再処理工場が本格稼動をした際には、通常の原発が1年で出す放射線量を僅か1日で放出すると非難されているが、0.001ミリシーベルト×365日を計算したところで、数字で見る限りでは人体に影響が殆どないことが見て取れる。

しかし、同じ再処理工場のあるイギリスのセラフィールドでは、工場付近の子供達の白血病患者の数が明らかに多いという報告もされているので、一概に安全だと断定できるとは限らないという意見もある(再処理工場と病気の因果関係は証明されてはいません)。




=再処理工場は必要なのか?=



再処理工場とは、全国の原発の※「使用済み燃料」を一時的に保管する場所であり、また、使用済み燃料(核のゴミ)から※「プルトニウム」と、まだ使えるウランを取り出すところである。しかし、現在、再処理後に新たに発生する※「高レベル放射性廃棄物」をガラス固化させる技術が不完全であるために本格稼動を見合わせているのが現状である。





何故、再処理をするかというと、ウランの資源は残り70年と言われており、日本のエネルギー自給率も4~19%と乏しいために、核分裂させたウランの中に閉じ込めれていたプルトニウムを取り出し(プルトニウムでも発電が可能なため)、高速増殖炉でプルトニウムを増殖させ、未来のための資源を確保しようという狙いがありましたが、増殖炉は、事故を起こし、運転は停止され、再開の目途がたたなくなった。そして、現在日本では利用目的を失った43トンのプルトニウムを保持しており、利用目的を明示しなければ国際社会より非難を浴びてしまうので、仕方なしにリサイクルという名目の元に、ウラン用に設計された原発でプルトニウムとウランの混合物であるMOX燃料を使用するプルサーマル計画に切り替えられたのだと反対派の人々からは非難されている。


これを受け入れるにあたり、全国の自治体は当初難色を示していましたが、国から60億円という交付金が支給されることが決まり、事態は急変したのある。



=続く=









●プルサーマル計画はリサイクルと言われていますが、実際はウラン資源の1割程度の節約にしかならないことを認めており、危険性・維持・管理費などを考慮すれば、一概にリサイクルだとは言いがたい。

●六ヶ所村再処理工場に伴う総事業費は19~60兆円。国民の電力料金、消費税などからいずれ返済しなければならない。因みに消費税1%あたり2.5兆円である。



●文中の※用語は以下を参照ください。



【補足】※「使用済み燃料」、※「プルトニウム」、る※「高レベル放射性廃棄物」

燃料が1年間、原子炉の中で燃やされると、大型原発では広島原爆1000発分の死の灰が溜まるといわれている。中でも、プルサーマルに使用されるプルトニウムは半減期が2万4千100年となっていて、その毒性は、1gで約50万人を肺がんにできるほどと言われている。こうした毒性の高い廃棄物を高レベル放射性廃棄物と呼んでいる。


現在、高レベルな廃棄物をガラス固化させ、地中深くに埋没処分させる計画がありますが、あまりに毒性が強いため、計画がもちあがった地域では住民の猛反対が起き、処分地は未だに決まっていない。因みに、このガラス固化体1本には、広島原爆で放出された量の100倍の放射能が含まれ、そばに30秒立っているだけで生物は確実に致死すると言われている。


プルトニウムは長崎型原爆に、ウランは広島型原爆に使用されている。
世界で唯一原爆を体験した国が、平和利用と称し公然と使用を続けているのが現実である。
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祝島取材

2010年07月06日 | 祝島について
早朝。



車中降り続けていた豪雨も小雨となり原発埋め立て予定地である田ノ浦へ到着。
三宅洋平氏と海の埋め立て行動に長い間協力している若者、ANTA MADIAの編集をやっているアサコちゃんと旦那のヨシヒロ君も駆けつけ、一路、攻防の続く現地に到着する。



※因みに現地では→の様な状況が頻繁に繰り返されている。















この日は攻防が一時停止しており、穏やかな海上の様子でした。




全国から自主的に応援でかけつけている若者(通称:虹のカヤック隊)らと意見交換をしたり、カヤックを教えてもらったりしていた。












カヤックの人とは原発に関する知識や、問題点等をを交換したりした。






この日いたカヤック隊は8人で19歳から28歳までの男女が自分の意思で何か力になりたいと去年の9月以降自主的に半住み込みで応援にきている。(もちろんお金などもらっていない※一部の推進派の人々は社民党から金をもらっているなどとデマも流されていた)







んで、みんな恥ずがゆい程に目をキラキラさせ、ゲラゲラと笑っているのが印象的でした。













その後もめだった動きはなかったため、頃合を見計らって現地を後にした。







夕方を過ぎると僕らに皆さんが料理を振舞ってくれていて、差し入れした酒と一緒に総勢17人で乾杯をして晩餐会がスタートした。







やがて誰からともなく歌いはじめ、お世話になったほったて小屋はライブ会場へ。





最後は17人全員でフリースタイルの言葉のセッションとなり、大盛況のままに晩餐会?は終了した。
















音楽をもって少しでも元気をと思っていたので、音楽を喜んでもらえて本当によかったと思う夜でありました。






なんたってそこには日本が世界に誇るミュージシャン。三宅洋平が歌っているのですからパワーは一層のことでした。











3日の昼前に室津漁港からフェリーで祝島へ渡ると、僕が島へ行くときにいつもお世話をしてくれている民宿の国広さんが御一行を出迎えてくれました。






宿に着くなり国広さんを交えて濃厚なトークセッションを数時間繰り返し、その後は各々が自転車で島を散策にでかけていった。












DAISEN MONDOのユウジ、シゲル組は祝島のオーパーツとも言われている棚田へ。




ANTA MADIA組は片道5キロを走らせて氏本農園へ(口てい疫防止期間のため、僕らは遠目から見学をする)。









雨にビショビショになりながらも一同は笑顔で自転車を走らせて宿へ戻る。







軽く休憩した後に、洋平君と国広隊長をゲストに急遽DAISEN MONDO RAIO番外編を収録。


それはそれは濃いぃ収録となりました。(後日FM79.8でON AIRされます)。








ラジオを終えると頼んでもないのに、島の石原裕次郎ばりの粋な漁師。“まーちゃん”が アラニやら刺身やらを差し入れしてくれました。













夜に島の哲学者(勝手に僕がそう呼んでいる)氏本さんの家を訪ねる約束をしていたためビールを1箱買っていたのですが、この刺身で一行は既にビールの大半を飲み干しており、その場で洋平君が懐かしの“レゲエミドリ”や“ユメノメザメノダブ”を島へと歌いだしました・・・。











んで、夜になり氏本さん家へ・・・。





すると4月に氏本さんに農業のノウハウを学びに来ていた広島のタカちゃんが祝島に移り住んでおり、御一行+氏本さん、隊長、たかちゃんのメンバーで島の暮らしのこと、未来のこと、肉を戴くということ、命のこと・・・。たくさんの意見や想いを話し合いました。













その後 自然と音楽セッションがはじまる。





洋平君は勿論、アサコちゃん夫婦も、氏本さんもみんな歌い出し、日付をまたいでも音楽遊びに夢中になった。






氏本さん曰く、この家(過去に色んなミュージシャンもきている)史上最高のセッション、ライブだったそうな。












僕ら突然の客人に、大事に育てていた出荷用ではない牛のジャックのハムをご馳走してくれたりもした。




「ありがとう」を思いながら、この日、ジャックは僕らの命の一部分へとなってくれた。




スーパーに陳列されている激安の肉も、本来はこうした話なのだよね。







玄米菜食のメンバーも中にはいたけども、この日だけは皆で感謝してお肉を戴きました。









・・・






深夜になって宿へ戻り、他愛もない話を修学旅行の学生達みたいに喋りながら就寝をした。








んでもって翌朝。漁師のマーちゃん(60歳前後の島の若手)と漁船で鯛の1本釣りへと向かうのですが、僕は昨晩の酒が抜けず二日酔いと、舟酔いで終始嘔吐しつづけ座ることすら出来ずに大迷惑をかけてしまいましたが嫌な顔1つせずに笑ってしまうマーちゃんをより一層頼もしく思うのでした。







鯛の1本釣り漁の方はまずまずの収穫でした。(祝島の漁師達は海の生態系を敬っているため実力勝負の1本釣りが長年主となっています)












昼のフェリーにて洋平君以外は、島を後にするため12:30の定期便でサヨウナラをした。








今回の祝島を巡る旅のレポートや、抱えている問題点などは秋に発刊されるアーティスト発信型新聞「ANTA MADIA」で特集される予定となっています。








そして今の時点で言えることは、祝島に限らずどんな問題も現場へ出向かなければ分からないことが沢山あるということ。




そしてまた、派手ではないけども誰もが独立しながら愉快に支えあっているこの島の選択は法律で良しとされているからといって国側が強引に推し進めてはならないということ。





まぁ、この島について勝手な推測と意見が日々繰り返されていますが、あの島はお構いなしにゲラゲラと笑い声が溢れているのでした。













7.19(月・祝)に、この島をとりあげた簡易ドキュメンタリーの上映と、アコースティックライブを行います。




原発どうこうではなく、国策の名のもとに現在進行形で闘いを余儀なくされている島が山陰の隣にあるということをまずは知ってもらえたらと思っていますので、時間の都合のつく方は是非とも足を運んでもらえればとおもいます。












THINK!

PEACE!

MOVE!




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島根原発差し止め訴訟

2010年06月01日 | 祝島について
報道でご存知の通り、昨日(5月31日)松江地裁にて、民事訴訟の島根原発差し止め裁判の判決が、11年間の歳月を経て下されました。




判決は原告側全面敗訴というものであり、今後、原告側は控訴する構えを示しています。





島根原発1、2号機は、建設当初から地質学などの専門家などが活断層の指摘を繰り返していました。





中電・国は長年、運転上考慮すべき活断層は無いとしてきましたが98年に「8キロ」、04年に「10キロ」、09年には「22キロ」の活断層が付近にあることを認めました。




そしてこの活断層(宍道断層)を指摘しつづけてきた広島大学の中田教授は、最低でも30キロの活断層はあると、地質学にもとづくデータを示し主張をしてきましたが、裁判では根拠がないとの理由で、中電の主張する「22キロ」が妥当だと認められました。










・・・無いと言われていた活断層があった。









当時から国や、通産省(現・経産省)らは、活断層の指摘を国の最新の知見にもとづいた結果「無い」としてきました。


8キロを認めたときも、国の安全指針が変わったため「最新の知見」にもとづきと言いました。しかし、この時に20~30キロの指摘はされていました。

10キロを認めたときも、22キロを認めたときも「最新の知見に基づき」でした・・・。




地質学者のいう30キロというものは、最新の知見として考慮すべきではないのかと疑問に感じます。



しかし、いずれ30キロと国が認めたとしても指針が変わり、現在の最新の・・・と、主張するのでしょう。








繰り返しますが「無い」という前提で造られた原子炉ですが、22キロの活断層が「あった」のです。


僕は、技術者ではないので建物の構造上の問題はわかりませんが、本当に大丈夫なのかなぁ?と、疑問と不安が過ぎります。









中電は余裕をもって設計しているの大丈夫と言います。







現在の原子炉はM6.7には耐えられる設計だと言われています。そして22キロとされている活断層が走る原発の地盤では、最大でもM6.5相当の地震しか起こらないと発表をされています。








しかし、一方の学者からは30キロの断層が認められた場合、最低でもM7.4の地震が起こる可能性があると主張されています。









これら双方の学者の知見というのは、どちらが正しいのかということは分かりませんが、個人的には想定以上の地震や揺れを観測した例は、近年だけを見ても何例もあるのだから国の妥当という言葉を鵜呑みにすることはできません。









裁判の勝ち負けに事業者や国は過信することなく、今後も持ち上がるであろう住民や、異なる科学者の意見や知見に耳を傾けていってもらいたいと思います。







関連記事:朝日新聞他・・・。




追伸:原発と軍事基地を「環境アセスメント法」の対象外とする策動 http://bit.ly/aab72N








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違う意見

2010年05月24日 | 祝島について
ツイッターを始めて半年ぐらい経ちます。





最初は情報収集のもと色んな意見を収拾していましたが、近頃その情報というのが自分の主義・信条に近いものばかりを集めてたことに気つきはじめました。





もっともその情報はとても有意義で正しい情報が殆どであるとも思っていますし、今後もそういう情報はインプットし続けたいと思っています。







しかし、主義・心情とは反対の意見を真っ当なデータをもとに主張している人も当然いたりするわけで、それらの情報というものは自分の立っている側から見れば、「どうせ推進の意見でしょ?!」と、高をくくって気付かない間にバリアをしていたのかもしれないなと気付きはじめました。そのため、そういうところの意見をゆっくりでも取り入れていき、自分の放つ言葉、主張に重みをもてる様になれたらと思っています。





もっとも同じデータであっても、学者1つ、本1つで まったく異なる主張をしているため、どちらが良いとは一般人が判断するのは難しく、困惑するところでもあります。



例えば推進派の意見としては、放射線が人体に影響するのは「量」の問題であるといい、反対派の意見では同じ量であっても放射線の「質」が違うことが最も問題であると主張をします。





もっとも、これらの主張についてはどちらが正しいのか正直難しいです。







僕はこの程、金銭的な理由を抜きとした「推進意見」というものは、決して無視できないものだなと考えたりしています。




より良い未来を子孫へ引き継ぐという目的にいたっては、「推進派」も「反対派」も同じだからであります。






問題は「何も考えない派」であり、ラブ&ピースと叫んで何も勉強しなければ今ある平和はもろく崩れてしまうと思うからです。




例えば原子力というものは、日本の平和を維持するための外交上の切り札でもありますし、「中国」「インド」の発展とともに、海外からの“原子力技術”“部品”の受注に際して、他国から勝ち取らなければいけないという思惑も日本としては当然あります。



それとは反対に「中国」などの沿岸地帯の少ない地形においては、河川などに温排水を流さなければならないという事態や、本当に必要な情報が中国の下位層の国民などに伝えられるのかどうかも疑問なところであります。



また、原子力を扱う国が増えれば増えるほどテロや、事故、新たな戦争がおこる可能性も増えてくるかと思います。










何が言いたいのかというと、僕らが認識している答えなんていうものは当然のことながら未熟なものであり、メリット、デメリットを抱えたアンバランスなものであったりします。




そして、それらの意見、考えというものは時間の経過とともには変化していくものだったりするのかもしれません。






その都度、その都度出会う「情報」や「変化」を拒まずに今一度(ずっと)勉強しなければならないなと思いはじめている昨今であります。
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祝島

2010年05月09日 | 祝島について
三度目の祝島の一泊(民宿くにひろ)は、彼これ1週間はいたような 濃くてフレッシュな時間だった。






(柳井港~祝島へ9:30の便で行きました)






(港と集落)



(独特の家造り)



(島の宝)



(豚を連れて島の未来を想像する氏本さん)



(島の魅力にとりつかれ、3週間ほど手伝いをしているタカちゃん)


(島には島のルール、ノーヘルが基本)


(家族の様に島人に愛されている豚さん)


(地産地消。島のみかんをパクリ)


(4日前にうまれたばかり。)


(みんな仲良し)


(記念撮影)





(向こうに見えるは建設予定地)



(ひじきとり)



(島の長老?タミちゃんと、元彼らしい)


(手伝いを終えて、記念撮影)




(最後はみんなで晩餐会)





















年金のことや、老後のことばかり考え、心配してる日本とは違い、この島では50代で若造。80代で現役バリバリという底抜けなパワーを秘めた島なのです。






まるで何の問題もないかのように、通りのあちらこちらではゲラゲラな笑い声が聞こえる。








この島は常に未来をみている。

僕はつねづねそうかんじる。






先に述べた老後のことよりも、どうしたらこの島がいつまでも元気でわらっていられるかを常に考え、実績している。




金銭的な豊かさを追わず、かといって発展を投げている訳ではなく、背丈にあった生活をわきまえ、そのためにしっかり働いている。








彼らには必然と何故働くのかがわかっているのだろう。






島の長老で80才の長老タミちゃんは言う。








この島では農業だけできたり、漁業だけできてもいけんのよ。なんでも出来てあたりまえ、そうでないと一人前ではないらしい(笑)








少ない人口、高齢だからこそ皆が皆を支えあえるように努力されできている。











GDPには反映されない洗剤的能力に長けているのだ。







その町や村には、それに見合った生活がきっとあるのだ。









だから中電が島に言うような第一次産業だけでは暮らしていけないと言う彼らの常識、ものさしではみてはいけないのだ。









夜、氏本さんの蔵で民宿のくにひろさん、同宿した志賀の先生、広島のタカちゃん。島の魅力にみせられ転校してきたミズキちゃん一家、山陰からちひと、けんじ君、犬のマキ、それからタミちゃんで晩餐。








そこでのタミちゃんはマザーテレサの様だった。







『わしらは中電の作業員を憎んでいないんよ。むしろ同情してるし、可哀想だと思ってる。彼らは家族もあるし、命令されてるだけだから。でもね、どんなことがあってもわしらは金で海をうる事はできんのんよ。1000年以上も島を守り続けてきた先祖や、これからの子に申し訳がたたんけ』。





この時点でタミちゃん始め祝島の勝ちは決定したと僕は思った。











さて、映画について。



公民館に溢れんばかりの爺ちゃん婆ちゃんが続々とあつまり、どことなくその光景が大きな家族にみえた。


そして映画がはじまるやいなやスクリーンに皆自分の間で つっこみを入れたり笑が耐えない。


映画には一切音楽はつかわれていないけど、島のリズム、メロディーが常に聞こえてくる。









2年以上も通いつめた監督からみえる島の日常風景や言葉こそが、一級品の絵であり 詩なのであります。








終始、笑いと涙がとまらなかった。







この映画をこの島で、島の感覚でみれて幸せだった、









もう それは言葉にならないくらいに素晴らしい作品なのでした。





たぶん、この作品をみた人は、祝島のファンになり、遊びにいきたくなると思う。








そして、是非、日本にもこの様な懐かしい未来があるということを知ってもらいたいと思いました。







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誤解

2010年04月15日 | 祝島について
去年の9月12日。





ネットなどから中継される映像をみているうちに、いてもたってもおられず上関へと向かった。

















田名埠頭という場所から上関原発予定地(田ノ浦)に運ぶブイを埠頭から中電が運び出すのを防ぐために島民らを中心に体を張った阻止行動が連日行われていたからです。






埠頭へと作業台船や中電の船が進入できないよう、漁師らが自前の船で横一列に並べバリケードを作り、陸上からは「私達の生活をめちゃくちゃにしないでください」と、島民、県内外から詰め掛けた人々がいた。















9月12日。9月であるにも関らず肌寒く、雨が降っていた。





僕は右も左も分からない状況で、松江から広島、広島から徳山、徳山から柳井港、柳井港から田名埠頭と公共機関を乗り継ぎ、過度な不安を持ちつつ現地へと向かいました。






現地につくなり、「原発絶対反対」とハチマキをまいた島の人達が30名近くいた。









おそるおそる「島根から来ました、できることはないでしょうか?」と尋ねると、島の人達はまるで息子を迎えるかのごとく親しく接してくれ、自分らを他所に僕を降りしきる雨の中テントに入れてくれた。








「遠かったでしょ、寒くない?お腹空いてるでしょ?これ、食べな。」



出逢って5分とも経たない僕に、皆そうしてくれた。











命懸けで戦いながらも、底抜けに明るく優しく逞しい平均年齢65歳の人々。







「ありがとう」と、「ごめんなさい」で心がはちきれそうになる。





1人のお婆ちゃんが言った。「今日はどこに泊まるの?」、祝島なら私らの船で乗せてっちゃるよと。






・・・





この人達の船は闘うためのものではなく、生活のための漁をするものである。








祝島では、普天間では、高江では、これが日常となっている。







よく世界は「愛で溢れている」なんて馬鹿げたことを軽々しく言うやつがいる。世界の秩序はいつの時代も暴力によって築かれている。



だからこそ、この糞ったれな現実に対して人間の中の愛が必要なんだろう。





平和ボケして現実をみない人は「愛」「愛」「愛」と、念仏の様に繰り返す。僕らの平和って言うものがどれだけ人を踏みつけているのかってことを知らなければならない。



祝島を、沖縄を、六ヶ所を・・・。






2010.4.15日の現地の様子です。








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原発の一番の問題

2010年03月06日 | 祝島について
ここにきて原子力発電を推進する動きが加速してきています。



この問題は原発が“良い”とか“悪い”とかいう話の前に、“知っている”のか“知らない”のか、或いは“知ろうとしている”のか“知ろうとしていないのか”という話である様に僕は思う。







良い・悪い、推進・反対という意見は当然その後の話でなければだめだと僕は思っています。







推進をする理由の一つに、自治体や住民の方などは「雇用」の問題をあげたりします。確かに一時的に雇用がなくなるのは事実であるし、原発がもたらす交付金という恩恵をもらえなくなるのも推進する人達の理由の一つなのでしょう。



CO2削減という理由についてはミクロに見れば減少するかもしれませんが、1秒間に190トンもの温排水(通常の海面温度より7度も高い)を垂れ流さなければならないので、マクロに考えれば本当に削減となるのかどうかは不明であるように思えます。





雇用の問題に関しては、推進する人達の言われるとおり深刻であるかと思います。





しかし、そもそも現在の予算や考えというものは原発立地に伴う交付金が前提にあった上での話ではじまっています。






その昔は、そんなものはない中で、知恵を出し合い、議論をしあいながら街の財政というものは切り盛りされていたのでしょう。











とはいえ、昔決まった話を今更したところでどうしようもなく、今動いているものは安全に管理をし、来るべき原発の耐用年数のときまでに増やすのか、なくすのかを真剣に話し合った方がいいと僕は思う。




雇用の問題は、原発という事業に執着している限りは新たな発想はうまれないでしょうが、代換エネルギーを押す民意が高まれば、そこでまた雇用がうまれたりする可能性もあるのではないでしょうか。



無責任に雇用の問題を僕は口出しできませんが、はっきりとわかっていることは、このままでは絶対にまずいということであります。







僕自身の立場や考えから言えば原発には反対であるし、いますぐなくせるものならばなくしたほうがいいと考えています。




しかし、すぐには止められないし、代替エネルギーをすぐに用意することは不可能であります。







原発から出る放射能が安全であるはずがないということや、処理の仕方もわからない放射性廃棄物(原発のゴミ)など、少しでもこの問題にふかんしている人ならば、環境に良いものであるとは100歩譲ったとしても言えないかと思います。



なるべくのことならば、これに頼らず代用できるものがあればいいと感じているのではないでしょうか。










現在、太陽光、風力、地熱エネルギー、バイオマスなどの自然エネルギーは次々と発見されてきており、例えば日本の様な地震大国であれば地熱エネルギーを促進すれば現在の電力と同等のものが賄えるという学者や、専門家の方もおられます。




一気にチェンジすることはできなくても、段階的にシフトしていくことは恐らく可能であると僕は考えています。








耐用年数が30~40年と言われた原発。しかし、耐用年数が近づき、廃炉にしようとすれば、新しく莫大な想定外(内)の予算がかかることがわかり、また、発電所全体が放射性廃棄物となる原発の解体技術なども難航しているのが世界の現状であります。



そのため、当初30~40年と言われていた原発を45年までは大丈夫ですよなどと言い始めるのであります。



しかし、国や経済産業省、エネルギー庁などが発表する様に、そんなに電気が足りないのでしょうか?


原子力発電というものは一度発電すると、止めるか、運転するかのどちらにしかできないのが現状であり、常に100%。例えば電力需要の少ない季節や、夜間であってもフル稼働させなければなりません。


現在、日本のエネルギーの30%を原子力が補っていると宣伝をされていますが、夏のピーク時(10日程度)の時以外は、電気が余っているというのが本音であるようです。





高度経済成長期のときならわかりますが、現在、経済も電気も伸び悩み下落していっております。





原発によるプラスの宣伝は毎日毎日過剰なほどされていますから、どういうメリットがあるかは殆どの方が想像できるかと思います。



物事にはヒカリとカゲがあり、ことさら原子力の問題に関して言えばメリットは勿論あるけども、あまりにも抱える不の問題、デメリット、カゲの部分が大きすぎるように思います。




原子力を今後どうするのかという議論は、国民の多くがそのヒカリとカゲを充分に知った上で結論を出していかなければなりません。




なぜなら、誰もが関係があろうがなかろうが、みな電気を使っているわけですからね。




一度決まってしまえばとりやめることはとても難しくなるし、流れた放射能は元へは戻すことはできません。











僕はそういった考えの前提にたったうえで、以下の2つの、政府決定を心の底から批判します。そしていずれの記事ももっと大きく取り上げられるべきであるし、原子力をかかえる島根県の新聞には掲載されなかったのが不思議でありました。





この決定に国民の意思は反映されているのでしょうか?不思議で仕方がありません。

















<温暖化対策>原発20年間にさらに20基必要 エネ庁試算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000026-mai-soci

毎日新聞より




原子力発電所の現在の新設計画(14基)がすべて実現しても、2030年以降の20年間にさらに20基の新設が必要という試算を資源エネルギー庁がまとめた。既存原発の寿命による廃炉の目減り分を埋め合わせるためで、現在よりハイペースな「年平均1基の新設」を実現しなければならない困難な状況が浮かび上がった。




5日に開かれた総合資源エネルギー調査会原子力部会で報告された。同庁によると、現在国内で稼働中の原発は54基、総出力は約4900万キロワット。国は温室効果ガス削減対策の一つとして原発を位置付けており、20年までに温室効果ガス25%減(1990年比)という方針の実現には8基の新設が必須となる。30年までにはさらに6基の新設を計画している。




これらが完成した場合の総出力は約6800万キロワット。この出力を維持するには、既存原発の寿命を現在の40年から60年に延長しても30~50年の20年間に150万キロワットの大型原発20基が必要だと分かった。




既存原発には増設の余地は乏しく、新たな立地選定が課題となる。一方、寿命を40年のままとすると30年時点で3000万キロワット、寿命50年でも1500万キロワット分が不足する計算になるという。





試算は、人口減少や家庭の電化、電気自動車の普及など今後の電力需要の見通しや、再生可能エネルギーの拡大などは考慮していない。一方、中部電力浜岡原発1、2号機(計138万キロワット)のように寿命前にコスト判断で廃炉が決まるケースもあり得るなど、流動的な面もある。




部会では「稼働率向上や点検間隔の延長など(発電量を増やす)目先の政策だけしか論議されていない。新設を継続するために国が何をするかの政策がない」などの厳しい意見が相次いだ。【山田大輔】





<原子力副読本>小中学生に配布 エネ庁と文科省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100302-00000051-mai-soci


毎日新聞より


国が初めて制作した原子力副読本。火力発電との違いの図解などを盛り込み、地球温暖化への意義も強調している
 


原子力発電に関する小・中学生用の副読本を、資源エネルギー庁と文部科学省が初めて製作し、全国の小中学校約3万3000校に見本の配布を始めた。希望校には児童・生徒の数だけ納入する予定で、10年度予算案に1億5200万円を盛り込んだ。




小学生用の「わくわく原子力ランド」(A4判カラー42ページ)と中学生用の「チャレンジ!原子力ワールド」(同50ページ)。08年の学習指導要領改定で、原子力や放射線利用に関する指導が小学校は11年度、中学校は12年度から全面実施されることになったのを受け製作した。小4以上の社会や理科、総合学習などで使うことを想定した。




原発の発電の仕組みや、風力発電など自然エネルギーと比較した長所・短所、日本のエネルギー事情、地球温暖化との関係など、多面的に原発の役割を解説。過去の事故や地震対策、燃料をリサイクルするプルサーマル発電など、論議を呼ぶテーマにも触れた。中学生には「原発を増やすべきか減らすべきか」などの討論学習を勧めている。




原案は原発推進色が濃く「教えにくい」との意見が製作委員の教師らから出て修正が加えられたという。委員を務めた東京都練馬区立富士見台小の石川直彦教諭は「単なる原発推進でなく、仕組みを理解したうえで子供たち自身が判断できるようにしたい」。原発が集中する福井県美浜町立菅浜小の大野豊教諭は「電力消費地にも原発への理解が広まれば」と話す。【山田大輔】
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いわいしまがえり

2009年09月14日 | 祝島について
現実は幾重にもモザイクがかかって、僕らの目や耳、口をすりかえています。








吐き気がしそうな現実と、そこぬけに逞しい島人の精神と生活に触れ、力不足にはがゆさを感じ、いわゆる調べもしない間に「推進」とか「反対」ではなく「あくまで中立であるべきだよね~」という安易な言葉の無知の恥、罪をつきつけられました。





伝えていくことしか今はできないから、帰りのバス(山口から広島にわざわざ送ってくれたイクオ君、本当にありがとう)で、祝島の本を読み、携帯につたない言葉をかきため、日記という形で思ったことを羅列したいと、とりあえず思います。







まずは、帰りがけに読んだ本から印象的だった文を紹介させてください。









「島の人」






ただの島ではない、そう思えて仕方がない


四半世紀の長きにわたって、金銭的には何の徳にもならない、いやかえって持ち出しばかりの反対運動を続けてきた、この島の人たちの力の源はいったい何か


=中略=


見上げるほど高い石積みの段々や、千年以上前から伝わる「神舞(かんまい)神事」ももちろんだが、この島の漁師が、周辺の漁師達の間でも有名なほど船の手入れをよくすることや、いまだに実力勝負の「一本釣り」(後に漁師に聞くと、採りすぎは生態系を破壊してしまうという)漁法を頑なに守っていることも、祝島の力の源を探る手がかりになることは間違いない。予定地の目の前にこのような一筋縄ではいかない島があることを事前に調べておかなかったのは中電の最大の失策だろう。

周防灘の東端に浮かぶ、周囲12キロ、人口548人、カネで海を売らない島である。









※神舞という伝統の祭りすら、中電が介入してから島が割れ、何度も中止されています。しかし、僕が驚いたのは、中電が島人に船から呼びかける言葉は「原発さえ建てば、安心して神舞もできるから」という情けなさ過ぎる言葉でした。





(神舞の時には、島の女性が数百に及ぶ、神様の名前を切り絵した札を一枚一枚時間をかけてつくる↑)





「忘れられないこと」


無関心な山口県民が多すぎる、そう思っていた。講演会を開いても、特に原発に関心のある人しか来ない。普通の人に考えてほしかった。



各分野の専門家を招き、中国電力の広報課にも来てもらい、参加者の前で議論を戦わせてもらう。それを参加者は聞きながら考える。その方が、一方的にこちらの考えを押し付けるよりも、態度を決めかねている人たちには効果的だろう、そう考えて何回かの連続講座を開いたのだ。


=中略=


上関町の地元の人たちも来てくれた。その時も中電の広報課に話す時間を割り振った。その広報課の課長はたいへん熱心で、時間を過ぎてもまだ話していた。内容はテレビのコマーシャルで聞き飽きた推進側のまやかしの論理だったので、きりのいい所で打ち切れば後は慶応大学の藤田先生が論破してくれると思っていた。


突然、最後列から怒声を浴びた。「もういい加減にしろ!司会者はなにやっとる、話をやめさせろ!」怒声を浴びたのは司会者の私だった。地元の反対派住民にとって、中電広報課の話は文字通り「聞くに堪えない」ものだったのだ。


一発殴られた気がした。地元の住民がどれだけ苦しんできたか、町外に住む自分には理解できていなかったことを思い知らされた出来事だった。


この人が推進派に変節したと聞いた時には、泣けて仕方なかった。あの日あれほど怒った人さえ変えてしまうカネとは何だ。四半世紀、そんなカネに屈しない地元の反対派住民は本当にすごい人たちだ。







「私らに死ねというんですか。漁師じゃけ、海は売られんです」。祝島漁協唯一人の女性正組合員、民子さん(64歳)は判決を聞いて憤った。



2007年6月15日、広島高裁は漁業補償無効確認訴訟の控訴審で、一審の山口地裁岩国支部の判決を覆し、祝島漁民前面敗訴の判決を言い渡した。


原発建設の差し止め請求を棄却、予定地の海で祝島の漁師が操業する権利を認めないばかりか、原発の建設や運転にともなう温排水などによる損失や迷惑をも黙って受け入れる義務があるとする。漁業者の生活をまったく理解せず、国策に擦りすり寄った不当な判決に、傍聴につめかけた祝島の漁師たちは「弱者には生きる権利がないというのか」「中電だけの海じゃない」と悔しさをにじませた。







↑那須圭子/福島菊次郎「中電さん、さようなら」-祝島 原発とたたかう島人の記録写真集より抜粋。











祝島の豚は放牧され育っています。








この豚の食べ物は祝島の人たちの生活残飯であり、毎日それぞれ違う好きな時間に自発的に残飯を自らの手で持っていき食べさせます。










通常の豚は放牧せず、狭い小屋の中で運動をさせず、太らせることに力を注いでますが、祝島の豚には与えすぎず、またしっかり運動をさせ、ゆっくりゆっくり育てていきます。






僕が豚を見に行ってる時に、ご飯(残飯)を与えてるおじいさんが口にしたのは「こいつらは食べられるという結末を持っていますが、それまでの運命をどこの豚より愛され育てられてるよ」と言われ、感慨深かったです。







放牧の目的は、腹をすかせた豚が土を掘りすすめていくから土が生き返り、畑としてよみがえっていき、一度、耕されたら次の場所へと循環していくというサイクルが目的であります。





高齢者しかいない島では、耕すのも一苦労。だから豚が耕してくれるのだという。











島のいたるところには、原発絶対反対と掲げられており、庭の物干し竿には衣服と並んで原発絶対反対の旗が干してあります。














島は半自給自足で生活しており、島にとっての海は直接命と関係してきます。








付近には貴重な絶滅危惧種や、そこでしか漁がなりたたない場所なとがあります。





中電は原発立地申請もおりてないにも関わらず、海を埋め立てようとしています。





一度埋め立てれば二度と元には戻りません。






魚がとれなくなると島人が主張すれば、海は広いので大丈夫と中電は言い放ち、ここでしか生息されない野鳥がいなくなると言えば、鳥は羽があるので、どこか違うところで生活するでしょうと無責任なことを言う。










中電は「農業や漁業などの産業だけではあなたがたは生活できなくなる、島のために原発は必要である」と言う。




島人は「わしらはこの生活を愛している。魚をとらねばならん、お願いだから帰ってくれ。原発は要らん!あなたがたは27年間、島の人の生活、心をボロボロにしてきた。わしらのためを思うなら帰ってくれ」と言う。













島人から沢山話を聞いた。







彼らは殺せるものなら殺したいというほど迫られていた。




僕はそれを過激だとか異常だとは思わなく人の感情だと思った。









祝島を含む8つの漁港へは中電から125億円を支払われ、その額は一人あたり5000万円となります。





祝島を除く7漁港は補償金を受け取りましたが、祝島の漁港だけは受け取っていません。









付近の島や、ほど近い町などでは反対したい人は多くいますが、電力会社は反対する側の息子や孫などの働く全国の企業へ遠回しの圧力をかけたりするため、推進にまわらざるをえない人は数多く存在しています(この様なはなしが大袈裟ではなく、本当にあるというから驚きます。町長選挙などは、推進派の圧力により、反対派の候補が町にきた場合は、一歩も外へは住民を出させなかったりしているみたいです)。








上関原発建設予定地に程近い四代という地区の神社地の買収は、原発建設には不可欠な場所であり、土地の権利を保有する四代神社の宮司さんは中電に対して、いくら積まれても絶対に土地は売らんと言ったそうです。





しかし、あろうことか誰の仕業か不明ですが、県の神社協会に対して、本人の身に覚えのない偽装された架空の辞表届けが出されており、本人の知らない間に宮司を連盟に解雇されていたのです。





その後、裁判を当然お越し、辞表届けが偽物だと判明したにも関わらず、その土地の権利は中電側のものだという全く話にならない判決がおり、手放さざるをえなくなりました。 いまやオレオレ詐欺がどうとか騒いでいますが、年寄りを騙し、偽装の辞職願まで出し、土地を買収するなんてのは大犯罪であるにも関わらず、マスコミはとりあげませんし、警察も動きません。









祝島の真向かい、いつも見慣れた風景、朝日が顔を出すところに、このままの横暴が続けば原発が目の前に入ってくるのです。






(先祖の墓地の真向かいに立とうとしています。)







(祝島の美しさを知ってもらうため、ずっと絵を続けているのだそうです)









僕の目には、狂ってるとしか思えなく、国、県、市、町、議会、マスコミ、電力会社が徒党を組んで、見えない様に、小さな町を壊し続けてる様にしか見えません。










原発問題は日本におけるテロ、戦争なのかもしれません。








しかしアメリカがやるみたいに、法にはひっかからないのです。












祝島のおじいさん、おばあさんは心を金に変えない最後の砦の様な島人で、誇りの塊の様な島です。









原発が建設される頃には、半分くらいは死んでいるでしょう。









彼らは自分らの命とかではなく、一番必要な意思を生活も顧みず守り続けてる民なのです。












帰りがけに戴いた自費出版の写真集(上記冒頭に抜粋したもの)「中電さん、さようなら」は27年に及ぶ沢山の命のつまった中電や権力に翻弄されながらも闘い続けた、ページの本当に重い写真集です。






松江の店のどこかに話をして寄贈するつもりなので、またその際には目を通してください。









そして、何か感じるものがあれば、一度でもいいのでネットで検索してみてください。






そして心を動けば、たった一票でも署名をしてもらえたらと思います。
http://shimabito.net/(ストップ上関署名用紙)















※中電は現在、上関埋め立てに対して、裁判中であり審議は出ていません。それにも関わらず、強行しています。




※9月10日から中電が行おうとしているのは、埋め立て予定地に埋め立て範囲を知らす浮標のブイを9つ放つというもので、住民は舟を横に結びつけ、侵入を阻止しています。


何故、中電が焦るのかというと、県に作業の着工を10月22日までに行うと申請しており、それができなければ埋め立て許可は白紙になるのです。 県の言い分はひどいもので、ブイを一つでも運べば着工したこととすると言うのです。




そのため祝島の人たちは残り1ヶ月も仕事を放り出し、生活を投げてまでも阻止行動と座り込みを続けなければいけないのです。 (この27年間、ずっとそんな生活の繰り返しの様です。たった一日だけ、座り込みに参加いたしましたが、先のみえない状況と、雨や日差しに数時間居いるだけで嫌気がさします。)




















いつ中電が機動隊をだし、強引に突破してくるかも分かりません。 この様な異常事態にも関わらず全国放送、新聞などでは殆ど取り上げられません。










買収問題、宮司の偽装問題など殆んどの問題が、大々的にマスコミにとりあげられなければ本来まずいのです。








しかしメディアを操作するのも、また金なのです(全部ではないですが)。








だから一人ひとりが目となり、口となり伝えていかなければならないのだと思います。




















http://www.youtube.com/watch?v=1Syf4gXmCVw&feature=related












http://www.iwaishima.jp/
(祝島のホームページ)



http://shimabito.net/(ストップ上関署名用紙)










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