坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

ソ・ファファファファ・ミミドド・ドドソラ?!

2018-11-24 | レッスン室から


はやりのアニメのテーマや、挿入曲を弾きたい小学生

たくさんいます

だから、ノルマをきめて「これこれが合格したらね」と言う事でーー


練習をはじめたら  思ったより うんと難しいじゃん!

意気が折れそうになっているので

「自分で 読んで書くなら ドレミをふっていいから、

少しでも楽に弾けるように 工夫してみよう」

と 言って練習しているけれど、ほとんど耳コピで弾いているのかな?



先生としては ちょっと「これでいいのかなあ??」と思ってしまうので

弾くこととは 切り離して 机の上に楽譜を広げて

その曲を ドレミでたくさん口ずさんでもらうことがあります


そんな事を繰り返し、なんとか 少しサマになってきて。。。

帰り際に バッグに楽譜やなんかをしまいながら。。。

その曲をドレミで歌い始めました(もちろん そら・暗記で)

ド、ドシラソソ ソ、ミファソソソ・・・・・あらあら 歌えること!

ソ・ファファファファ・ミミドド・ドドソラ?! 

結局 1コーラス最後までドレミで歌って帰りました

おうちで 耳コピで勝手に遊び弾きしてる子よりは

ずっとたくさん お勉強できたね






上がる?下がる?

2018-11-22 | 日々
先日、いつも聴いている地元のラジオで こんなニュースを
知りました。



地元の音大生が 相鉄線の発着メロディを作って それが実際に導入
されるようです。



ココをクリック

視聴してみました

なるほど~~

上りの電車、下りの電車の違い

各駅停車 快速電車の違い  も、メロディに表してます。

面白いですね。実際に聴いてみたいです。


試しに 生徒ちゃんに 「上りの感じ?」「下ってる感じ?」


「各停?」「快速?」どちらに聴こえるか聴音してみました

高学年の子だったので、 当然正解でしたが、

「いつもと違う聴音だったから ドキドキしたー」と










何回も弾ける

2018-11-13 | 伝えたいこと
ピアノ教室には、大人の生徒さんも何人かいらっしゃっています。

現在も、過去も、大人の生徒さんは子ども時代にある程度ピアノのお稽古をしていた方が多いです。

ソナチネや、ショパンのワルツくらいまで進んでいた方もいます。

私のところに来るようになった最初の頃、大半の方が

「そんなに どの音も、どの音も、キッチリかっちり弾いてくたびれませんか‼️」と、言うような弾き方をしています。
はっきり言って五月蝿い🙏

聞いてみると案の定

「はい、ハノン1曲を最後まで弾いたら、腕のスジが痛くなって、2回は弾けません😓😓」

とか、「練習曲の半分まで来たら腕が痛くなって、大変です😢」

とおっしゃいます。
実はワタシもそうでした!
チェルニー30番や40番や50番、、、弾き始めて次のページの半分くらいまで言ったら、くたびれて4や5の指が上がらなくなってました。

今、みんなに目指してもらっているのは、
「何回弾いても、疲れない弾き方」

昔、「キッチリ、くっきり、はっきり、しっかり」が良いと教わってきた大人の生徒さんや

大きな音楽教室で、短い限られた時間で、「弾ければOK!」のレッスンを受けてきた子どもちゃん、


脱力、と言葉で言うのは簡単ですが、これがなかなか難しいです。

「よい意味で、いい加減っぽい弾き方してください。」
「っぽい」が大事。
真のいい加減、じゃなくて、
いい加減っぽい(笑)

子どもの場合は、
弾くのをやめてもらって、
何か楽しい話をしたり、
外に出て公園のブランコに乗って帰ってきてもらったり、

弾くことから、気をそらすと、ちょっと変わります


何年もかかる場合が多いのですが、ちょっと弾いたらくたびれちゃう五月蝿い音の行列が、
ある日、スーっと、力が抜けて、

「あら、なんか変わりましたね!」と言う日が来る(はず)

そんな日に出会えたらしあわせです


合体!👀

2018-11-11 | レッスン室から


むらさきバーナム を使っていると、↑ こういう 「晴れ」(長調)と

「くもり」(短調)の 練習があります。


 オレンジバーナムに進むと

「晴れ」と「くもり」が 1つの曲になっています









いま、むらさきバーナムで これをやっている子に

「オレンジバーナムになると、晴れの曲とくもりの曲が

合体・がったい して一つになってるんだよ」と話たら 


「へえ~~、じゃあ  こんなだね」と ↓ 弾き始めましたー

まさに、こっちの方が 合体してるね。

子どもの目のつけどころは すごいわ^^