筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

安全・リスクマネージメント研修会

2018年03月19日 | 活動報告

里山の春 始動!!

ウグイスカグラが咲きました。

 

そんな暖かい陽気の中,

3月18日(日),

筑西市立生涯学習センター「ペアーノ」にて,

当会主催のリスクマネージメントの研修会が行われました。

 

来訪者が増える中,

里山で安全に過ごしていただくために

私たちができること,

やらなければならないことを学びました。

 

講師は,群馬県にあるチャウス自然体験学校理事長の加藤正幸氏です。

最初に座学「安全管理・リスクマネージメントの基礎知識」

 

危険予知トレーニング(KYT) を積み,

 リスク認知⇒リスク評価⇒リスク管理

を学んでいく大切さを痛感しました。

 

次に演習

「危機トレーニングの実際」

キャンプをしているイラストの中から,

危険な場面を探します。

どのクループも,

真剣かつ熱い意見が交わされていました。

 

 

昼食をはさんで,

五郎助山に移動してフィールド実習。

五郎助山を見て歩き,

危険がないかチェックします。

薪が積んである場所やロープの遊具,池の杭(老朽化)等,

懸念されることを発表し合ったあと,

加藤先生からコメントいただきました。

 

再びペアーノに戻り,

加藤先生から見たチェックポイントを教えていただきました。

 

例えば,井戸。

五郎助山には深い井戸が掘ってあり,

そちらは水質も良好でおいしく飲めるのですが,

ガチャポンプの井戸は別系統なので,飲めません。

その表示が以前はあったのですが,

いつの間にかなくなっていました。

 

表示の存在を常に確かめておくことが必要であることを痛感しました。

ちなみに五郎助山の蛇口から出る水が深井戸の水で,

水質検査もパスしています。

 

また,当会主催のキャンププログラムのチェックを行いました。

加藤先生のご指摘の一つ一つが

なるほどなあ,と思うもので

大変充実した研修となりました。

これからいっそう危機感・緊張感をもって活動していかなければ,

と感じました。

 

加藤先生,

ありがとうございました!!

 

 

↓ 偶然かなあ,

 それともお子さんが並べたのかなあ。

小石がかわいらしく切り株に乗っていました。