過日、里山を守る会が管理を委託されている農大跡地にて、
ひまわりの種まきの作業が行われました。
残念ながら、この土地の管理委託が今年度で終了となるため、
地域の皆さんに喜んでいただくことで有終の美を飾ろうと、
会員で知恵を出し合って、ひまわりの迷路作りを計画。
その第一段階の種まきの様子です。
(熊さんこと、山崎さんより)
<熊さんレポート>
種まきで使った種まき器「ごんべえ」
ネーミングがワンダフル
種まき権兵衛(たねまきごんべえについて
生年不詳 - 元文元年(1737年)12月26日
三重県北牟婁郡紀北町海山区に伝わる民話。
これをもとにした権兵衛の種まき(ごんべえのたねまき)は
中部地方に伝わる民話。
またことわざのひとつでもある。
民話
権兵衛は当地の武士の家に生まれたが、
父の上村兵部の死後は武士の身分を捨て
父の望みであった農家となり荒地の開墾をはじめた。
しかしもともと武士であった権兵衛には何もかもが初めてのこと。
慣れない手つきで見よう見まねの農作業は、種をまくそばからカラスに
食べられてしまうほどで、近隣の農家の笑いものになっていた。
それでもあきらめず懸命に農業を続けた権兵衛は、
やがて村一番の農家になっていたという。
ことわざ
「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」
(まいた種をカラスに食べられてしまうことから)
努力が実らないこと、無駄なことの意。
民話、ことわざの由来の種まき機をつかって、
里山のヒマワリ迷路つくりに参加をし
心地良い汗を流しました。
ところは筑西市(関城。船玉)の元・蚕糸試験場の農場です。
ひまわりの花を咲かせて、
地域住民に黄色い大輪と迷路散策を親子で楽しむ場をつくろうと
里山のスタッフが知恵と体力でボランティア。
広大な迷路ができそうですね。
ところで、余った種は、袋に詰めて、
里山キャンプ親子説明会に参加してくれた皆さんに配られました。
種の袋詰めの様子
今、おうちでまいてもらえると
農大跡地のひまわりと同じくらいの成長になるので
その様子を想像しながら育ててみてくださいね、
そしておうちのひまわりが花咲く頃、
ひまわり迷路もできていると思うので、
遊びに行ってみて。
地域住民の皆さんも、お楽しみに