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科目バランスの悪さを克服する


摸擬試験のデータを見ていると4教科の偏差値がバラバラという子も少なくありません。

社会はできるが、算数はダメとか。算数は何とかなるが、社会は全然覚えていないとか。

まあ、その子、その子でデータはいろいろですが、結局の所、できないところは何とかしないといけない。

子どもたちは、つい得意なことをしたがるものですが、それでは問題は解決しない。

この時期、算数が大事なのはもちろんなのですが、やはりバランスの悪い科目は時間をかけて勉強するしかありません。

しかも知識を習得するのは、この時期が一番いい。

さすがにあと2ヶ月ですから(東京・神奈川の場合ですが)、ここから覚えていれば試験の時までは何とか覚えてられるでしょう。

また覚えていなければ、とにかく繰り返し練習する。

昨日もできない地理の再テストを受けていた子がいましたが、今間違えるのはいい。ただし、すぐに覚え直す、ということでなければいけないのです。

この短い期間で、科目バランスはある程度克服できるものですから、最後まであきらめずに取り組んでください。


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過去問をやるか、塾の指導に任せるか

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答え合わせを先生とやる

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11月30日の問題








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集合授業から個別指導へ先生がシフトする理由

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ここのところ、あちらこちらの塾で、先生が集まらない、という話を聞くようになりました。

中学受験の塾でも、講師が集まらず、専任が休みを潰して授業をする、というようなことがおきてしまっているそうです。

塾はやはり学生の講師に依存しているところは多いのですが、実際に集合授業では先生が集まりにくくなっている。

昔は、大学に行かず塾の仕事を一生懸命やる人も少なくありませんでした。今、塾に勤めている人の多くはそういう方ではないかと思いますが、今の学生は就職を前提に学生時代の過ごし方を決める。

だから大学の授業を優先するし、部活などにも精を出すから、定時に拘束されるアルバイトはあまり好まれない。その点、個別指導や家庭教師は時間の融通が利く部分があるので、先生がそちらにシフトし始めているのです。

さらに、塾の先生たちも個別指導や家庭教師にシフトしはじめています。昔であれば、自分で塾を始めていたであろう先生が、個別指導や家庭教師をやるケースが少なくない。

塾の大手寡占化が進んで小さい塾ではなかなか生徒が集まらない。それに経費をかけるなら、先生が家庭教師をやった方が良い、ということなのです。

最後のこの時期、家庭教師のニーズが一気に高まるので、1日に複数の家庭を回るプロの先生も多いのですが、その結果、集合塾の人手不足はなかなか解消しないのです。


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第353回 絶対私立?

6年生の教室から
簡単に捨てない

慶應進学館から
できない問題をつぶす作業を徹底する








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私立小学校の学童保育


私立の小学校受験が一段落しました。

今年もいろいろあったのですが、上位校はさておき、私立小学校も募集は大変なところもあります。

そんな中、学童保育を併設する小学校が増えてきました。

働くお母さんが増える中、公立の学童保育が空き待ちになったり、あるいは学年の制限があったりするので、私立小学校に学童が併設されていれば、少なくともその学校の生徒である限りフルに利用できる。

なのでそのニーズを満たす私立小学校に入れるご家庭が増えているそうです。

実際に今は働くお母さんが増えているし、子育ての時期はある程度限られるので、仕事を辞めてしまうのはやはりもったいない。

ダブルインカムでもあるならば、私立の小学校に出した方が安心だ、というのは確かにその通りでしょう。

で、私立の小学校は普通、併設の中学や高校がある場合もあるのですが、そこには行かず、中学受験をするという場合も多いのです。女子校附属の小学校であれば、当然、男子は外にでることになりますから、受験準備をしないといけない。

子どもたちからすると幼学年のときは学童保育、受験学年では塾ということで放課後はなかなか大変ではありますが、受験指導を学校内でやる私立もあり、中学受験に向けて新たな教育体制をとる私立小学校は今後増えていくでしょう。


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グローバリゼーションに関する問題

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あと一押し

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11月28日の問題








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できるまで繰り返す

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自分でも、この問題がなかなかできない、とか、地理の暗記ができない、とか、この時期に課題が残っている子はまだまだ多いでしょう。

こればかりはもうできるまで繰り返すしかない。

例えば、水溶液ができない、ということであれば、水溶液の問題をとにかくやるしかないのです。

フリーダムの場合は本科バインダーや学校別バインダーがあるので、そのテーマを自動的にピックアップして問題が出てきますが、もしそうでなければ、電話帳から同じテーマの問題を選んでやるか、塾のテキストをもう一度やり直すなどの方法があるでしょう。

できなければできるようにする。

これをとにかく試験間際まで繰り返していくことで、力はついていくものなので、とにかくそこをあきらめてはいけない。

やることがまだまだたくさんある、ということですが、時間も限りがあるので、しっかり優先順位をつけて優先順位が高いものからしっかり繰り返してください。

ちなみに・・・。

優先順位とは「良く出題されていて、できないテーマ」です。



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出題傾向で絞り込む

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半年遅れの月例テスト

慶應進学館から
ポロシャツが良さそうだ








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あてはめをやる子


この時期になると、摸擬試験などで適当に答えを書く、というケースが出てきます。

特に答えだけで良い、ということになると、空欄にするよりはまし、というので、適当な数を入れて答えてしまう場合もあるでしょう。

まあ、最後の最後にそれをやる、というのはわからないでもないが、普段の勉強でこれをやっても何の意味もない。

勘がするどくなる?などということはないのです。

問題に出てくる数字を適当に式に合わせて解いてしまう、という子もいますが、これももちろんダメ。

ところがあてはめをやってたまに正解をしてしまうと、その快感?が忘れられなくなったりする。

あてはめをやる子は伸びません。

だから最後まで自分で考えさせることが大事。最後の最後まで考える、という姿勢を貫かせてください。



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落ちたらどうしよう

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11月26日の問題








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デキタ!と思った時が危ない

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算数の問題を解いていると、「あ、わかった!」と思う瞬間があります。

出題者の意図が読めたというか、ここをヒントに解けばいいんだというところが見つかる。

計算を進めていくと、実にきれいに割り切れたりする。

ここで一瞬のスキが生まれます。

問題の最後の条件が読み取れない。

きれいに割り切れたので、そのまま答えに書いてしまったりするのです。

せっかくできたはずなのが、得点にならないのは実にもったいない。

だから、デキタ!と思う瞬間が危ないのです。

ていねいに、ていねいに解いていってください。


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受験勉強は切りがない

5年生の教室から
自分で勝手にできるようになる「システム」

慶應進学館から
各校案内にある「福澤諭吉と慶應義塾」をしっかり読む








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子どもの負担を減らしたい


中学受験は出題される内容が小学校の勉強と大きくかけ離れます。小学校で習うことだけを出していると、差がつかないので、だんだん問題が高度化して「小学生でも解ける」というレベルに変わってしまいました。

したがって、問題を見ていると中学で勉強する内容が散見される。その分、子どもたちは小学校4年生から中学2年ぐらいまでの範囲を勉強しなければならなくなります。

しかも、中学受験ならでは、という解き方があるので、ただ方程式を組み立てられれば良い、という話でもない。

その分、塾での勉強が中心になり、塾主導で受験準備が進みます。

塾主導ということになると、やはり塾の利益になるようにシステムが動くので、子どもたちの負担が増えることになる。

近年3年生の3学期から塾に通う子どもたちが増えましたが、その時期から始めなければいけないと誰が決めたのか?

そう、塾が決めたのです。まだ3年生~4年生は無理が利かないから、そんなに大したことができるわけでもないのに、早くから塾に通わせる。

これは早くから塾が生徒を囲い込みたいから、なのです。実際に勉強が難しくなるのは5年生になってから。最近は一気にここで負担が増えて、今の時期の5年生はなかなか大変でしょう。なぜなら一応のカリキュラムが5年生で終わることになっているからです。

これも誰が決めたのか、と言えば塾が決めた。もう少しゆっくりやったらいいものを一気に進めるから、振り落とされる子どもたちも少なくない。

だから、今の子どもたちはかなり消耗戦を強いられているのです。

ここは、やはり家庭主導で進めないと、子どもたちの負担を減らすことができません。本当にそんな早くから塾に通うことが子どもたちのプラスになるのか、といえばそうではないところもたくさんある。

習い事やスポーツを早めに切り上げないといけないところも、その一例でしょう。

上の子の受験が終わった後、「あんなにやらせなくてもよかった」と思われるご家庭も多いのです。だから、もう一度冷静に何を優先すべきか研究してください。

そんなに長い時間勉強せずとも、トップ校に合格している子どもたちは多いのです。

お父さん、お母さんがそこを考えてあげることで、子どもたちの負担は明らかに減らすことができます。


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気圧に関する問題

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5年の秋に第一志望を決める

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11月24日の問題








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5年生も佳境

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5年生も結構大変な時期に入ってきました。

入試でも良く使う比を、速さ、図形などに応用するテーマが続きます。

また理科計算もずっと続いている。これは算数で比や割合を習わないと理科計算の勉強ができないからですが、さすがにずっと続いてくるとなかなかしんどい。

これまでは暗記で何とかしのいできたが、算数と同じように対応しなければならないので、理解に時間がかかるところがあるでしょう。

しかし、ここはじっくり時間をかけていかないといけない。

図形にしても速さにしても、入試で頻出する項目ですから、できるようになれば合格に近づく。

毎週カリキュラムが決まっていますが、実際には十分に速いので、ここは時間をかけていきましょう。

多少国語や社会の時間を削ってでも、算数と理科の重要テーマをしっかり勉強するようにしてください。


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子どもががんばることが大事

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個別指導だけで合格する

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問題文を読み分ける

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近年、国語や社会では採録されている文章が長くなっています。

実際に多くの子どもたちは、そこそこ読み飛ばして、問題に取り組んでいるでしょう。

やってみると確かに問題を読むだけで解ける問題というのはあるもので、それがわかってしまうと、問題文を読み飛ばすことは良くある。

しかし、それがすべてではない。

問題文を良く読まないとできない問題というのもあるものです。

さらに最近は問題文に答えが書いてある、ということもある。

国語も答えはすべて本文にあるといってもいいわけだから、やはりしっかり問題文を読まないといけない問題もあるのです。

試験時間には限りがあるので、急がなければならないことは確かですが、上手な読み分けをやってほしいと思います。


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第352回 これからの親の心構え

5年生の教室から
算数が半分

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11月22日の問題








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ピークの考え方

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3年生の3学期から受験準備を始めると、すでに3年間の勉強ということになり、しかも一応のカリキュラムが5年生で終わると、1年近く復習を続けることになるので、そろそろそれも飽きてくる、というところがある。

今すでに合格圏に入っている場合は、ここから2ヶ月それをキープする、というのはなかなか大変です。

ある程度できるようになっているから、それなりにやっているものの、なかなか緊張感は生まれにくい。一方で成績が落ちると、追いかけられる感覚が強くなるので、焦りが生まれる。

だから、今のところはまだ、追いかける気持ちでいた方が精神的には楽です。

ピークは来年の試験に合わせて迎えられるのが良い。今はまだ足りない、というところで一生懸命合格ラインに向かって努力を続けている、というので良いのです。

まだ、全然足りない、というレベルであっても、理解は相乗的に進むので、残りの時間でかなりのところまで伸ばすことはできる。

まだまだ、これからです。


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政略結婚に関する問題

5年生の教室から
5年で苦しくなる理由

慶應進学館から
下書きは早めに








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