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失敗から学ぶ

入試までの間、模擬試験や組み分け試験をたくさん受けていきます。その試験の中では必ずいくつかの失敗があるでしょう。

もちろんうまくいったことも多いだろうが、しかし、失敗もある。

そして大事なことはその失敗から学ぶ、ということなのです。どうしてミスをしたのか。どうして間違えたのか。どうして覚えきれなかったのか。

そういうことを根源的に考えていかないと、状況は好転しません。

例えばここに来て、社会の知識がまったく不足している、ということが発覚した場合。これはその時間をとるしかないのです。今まで時間が取れなかったから、十分に覚えられていない、とするならば、同じペースでやっている限り、その時間は永久にとれない、ということになる。

持ち時間は決まっているわけだから、なにかをやる時間を新たに作るためには、何かをやめないといけない。

ところが、そういう具体的な変更をしないまま、「覚えなさい」といったところで何も変わらないのです。

失敗から学び、そこから何をするのか具体的に決めて行動する、から問題は解決するのです。

失敗に蓋をしてはいけません。


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