goo

模擬試験は自然体で臨む


これまで、子どもたちは範囲のある試験を受けてきました。しかし、模擬試験はすべての範囲が出題範囲ということになります。

つまり、何かカリキュラムがあって、その成果を計るというのと模擬試験は意味が違うのです。

これまで勉強してきたことを踏まえて、問題を読み取り、自分で考えて、答えを出す、ということを実践しなければならない。

日ごろの勉強は当然やるわけですが、この試験にヤマをはったりしてはいけない。むしろ、何の準備もしないで受験する。

その方が、子どもの素の力がわかっていいのです。

もちろん、まだまだ勉強が足りないし、ずいぶん前に勉強した地理の問題を出されてもできっこない、と思われるでしょう。でも、かなり前のこととはいえ、一応勉強したことはあるのだから、片隅に多少の知識は残っている。

そこから引っ張り出す、あるいは考え出す、ということが模擬試験の鍛錬なのです。やったことが出る、ということに重きを置いてはいけない。どんな問題が出てもある程度対応しよう、というような力をつけるために模擬試験はやるわけですから、特に準備することなく、素の力で受ける事が大事なのです。

そして、その結果を分析することで、今後の対策を決めることができます。

妙に前の日に勉強したことが出て、できた、では本来やるべき対策がずれてしまうのです。偏差値や合格可能性が気になるところではありますが、それを議論するのはまだ先の話。今はどうやって力をつけるかを考えるために模擬試験のデータを利用してください。

==============================================================
今日の田中貴.com

出題傾向が持つ「想い」
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

6月17日の問題
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 校長先生の話 学校の教科書 »