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ミスは出るもの

テストの復習をやっていると、ミスに気が付くでしょう。

「条件を読み飛ばした」

とか

「A君とB君を逆にした」

とか。

ミスは絶対に出るものです。まして、小学生が入試本番の試験会場でミスなく解ける、という精神状態にはなかなかならない。ただ、その発生率は減らさなければなりません。

で、大事なことは、ミスを記録することだ、と思うのです。

子どもはいろいろなミスをしますが、その傾向はやはりあります。

例えば問題を読み飛ばす。これは結構、最近増えました。というのは、たくさんの問題を解かなければいけないから、急ぐ。急ぐから目が次に、次にと向かう分、読んでいるようで読んでいない。

なぜ間違えたのか?というのは分析する必要があるのです。

そして発生率の高いミスをまず防ぐ、ということを考えていかなければいけない。

読み飛ばすことが多ければ、読み飛ばさない工夫をしないといけない。だから、例えば問題文の数字を丸で囲って読む。その数字を使ったらチェックをいれる。みたいな作業を加えてみるとか。

一回でうまくいきません。

それでも過去にそういうミスをしでかしたことが認識されて、改善の方法をいっしょうに考えてあげれば、0にはならなくとも発生率は減らすことができます。

今は、ミスがまだまだ多い時期でしょう。

でも、今のうちにミスをしてもらって、そのデータを集め、傾向を分析してみると良いのです。

例えば乱雑に式を書くので自分で自分の字を見間違える子がいます。

「きれいに書きなさい。」

と注意されるでしょうが、しかし、それでは直らないでしょう。

だって急いでいるんだから。だったら、それを防ぐためにはどうすればいいのか?ということを考えていかないといけないのです。

ミスは出るものです。

むしろ出てくれるから、対策は立てられる。

お子さんにどんなミスが多いか、この1か月、まず記録を作ってみてください。

そこから結構子どもたちが抱えている問題がわかってきたりするものです。

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