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真の飛び級

4年生の保護者のみなさまへ  
中学受験パパママ塾「ONE」のご案内



今の大手塾のカリキュラムは、以前の新5年生からのカリキュラムの飛び級のように見えます。

すなわち。5年生の1月(本番の入試の1年前)で一通りのカリキュラムを終えて、新学年はテスト演習と学校別対策みたいになっているのですが、しかし、本当のことを言えば5年生の後半に相当詰め込んでいる。というのも、4年生の段階でだれもがペースを速められるわけではない。その分、少し前に倒すが、それでも難しくなってくるのは5年生の夏休み以降という感じです。

だから、ある意味中途半端なのだと思うのです。

例えばどうしても「がんばらせたい」という場合があるかもしれません。例えば慶應の女子。慶應中等部は50名、慶應湘南は35名前後の狭き門だから御三家に合格できるぐらいの力をつけていかないといけない、という部分があるでしょう。だったとしたら、本当に飛び級をした方が良い。
ただし、その場合はフリーダムのように2年間のカリキュラムを前倒しにするのです。そうすると、1学年上のことを間違いなく4年生と5年生でやることになる。だから中途半端に厳しくはない。むしろ4年生のときにある程度負担がくるから、本当に万人に薦められることではないが、しかし、そうなると5年生の段階で偏差値がせいぜい平均にあったとしても、現学年に戻ったときには一気にトップ層に出てくるでしょう。

これが真の飛び級です。どうしてもトップ校を受けさせたい、ということであればやり方のひとつではありますが、これに耐えられる子はやはりそれなりに力がないと難しい。

だったら、普通に5年生から2年間でやる方が無難なのです。5年生で一気に難しくしてさらに短縮化する現在のカリキュラムはやはり子どもたちに負担が多い。

カリキュラムの終わりは6年生の1学期で構いません。受験勉強に耐えうる学齢になってからやった方が、目標もはっきりしやすい分、力を発揮できるようになるでしょう。

4年生からのカリキュラムが始まったのは、あくまで塾の囲い込み競争によるものだから、煽られないようにしてください。


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