Short & Sweet Lavender Shortbread Biscuits ・・・、
先日、行きつけの雑貨屋さんで購入し、Enchanting Chai と一緒に頂きました~。
このショートブレッドは、原産国はイギリス・・・、ラベンダーの風味がほのかに楽しめるもの。
このラベンダーがアクセントのショートブレッド&ジンジャーとシナモンのスパイシーなアクセントがあるEnchanting Chai ・・・、ハーブ&スパイスの組み合わせで、とても美味しく頂けました~。
そして今日ご紹介の諺は・・・、
Rien ne sert de courir, il faut partir à point. ・・・です。
焦っても仕方ない、まずは着実に1歩を踏み出す事が大切な事だ・・・とか、
(成功の条件が揃っていないのなら)慌てたり焦ったりしても何もならない
・・・のような意味があるようです~。
直訳は・・・、走っても何にもならない、丁度良い時間に出発しなければならない
・・・です。
これは、17世紀のフランスの詩人・・・、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの寓話詩の中の「ウサギとカメ」の中に出て来る言葉のようです~。
寓話とは、教訓を目的とした短い物語で、主には、擬人化された動物が登場するもので、「ウサギとカメ」は、日本でも、昔からお話や歌で、馴染みがあるので、ストーリーは、ご存知の事と思います~。
そのストーリーの中の、言わんとする事が、この短文に、集約されているような感じです~。
ウサギとカメ・・・、のろまなカメとの競争で、油断してウサギが昼寝をしている間に、ゆっくりしか歩けないが1歩1歩コツコツと進んだカメがゴールに近づいている事を(昼寝から目覚めて気づき)知ったウサギは、慌てふためいたけど、間に合わず、のろまなカメが勝利する(又は目覚めたらカメはすでにゴールしていた)・・・こんなお話だったと思います~。
上記に書きましたような意味があるようですが、色々な事を教えられる諺ですね。
フランスでは、馬車や電車に乗り遅れた人が、それらの乗り物を追いかけているシーンの際に、使われる諺でもあるようです~。
私は、この諺から、
・自分を過信しない事。
・物事を行う時は、油断して手を抜かずに、コツコツと地固めしながら、進めてゆく。
・準備をしっかりしないと、良い結果は得られない。
・・・と言う事を教えられます。
あと1つ、ある関連記事を読んで、気づかされた事なのですが、
ウサギとカメは、この競争で、最初から見ている視点が違っていたと言う事。
ウサギは、のろまなカメを見ていた・・・、そしてカメはゴールを見ていた。
カメはゴールを見ていたから、ウサギの存在に焦る事なく、マイペースでゴールに到着する事を目標に頑張れた。
ウサギはのろまなカメを見ていたので、油断し、目標を見失っていて、勝てる能力は持ち合わせていても、勝てなった。
・・・と言いう事で・・・、なるほどなと思わされました~。
準備をしっかりしないと、良い結果は得られない・・・に関してですが、話は少しそれますが、
スピードスケートの高木美帆選手が、2014年のソチ五輪の際に、代表落ちした時の事を後に振り返ってこんな風なコメントをなさっていました。
あの時もし実力もついていないのに、代表になっていたとしても、競技で良い結果は出せていなかったと思う・・・と。
そして、その時の屈辱に耐えて、今回の平昌五輪を目標に人一倍過酷な練習を頑張って、実力を着実に着けて来たからこそ、代表入りし、自信を持って競技に臨んで、最高の結果を得られたのかなと思いました。
・・・そんな事を、この事がふと頭に浮かびました~。
1つの諺も、色々な事を学ばせてくれるような気がします~