チクショー！ と急に夫が テーブルを叩きました。
いえ わが家の話ではなく ある家のことですが 仲良く並んで
夫婦はＴＶを観ていたそうです。
今までご機嫌で観ていたのに 急に チクショー！ と叫ぶや
台を叩いたそうで 目はＴＶでも 心は別にあったようです。
現役時代は役員さんで 多くの部下にかしずかれ 役員定年後は
関連会社へ天下り ところが 以前のようには持ち上げてくれずで
そこが気に入らん というか そんな扱いに慣れてないのでしょう
とはゲスの勘ぐりですがね。
あの時 ああしておけば良かった ああいう風に言えばよかった
あるいは 言うべきでなかった あの場面は黙しておくべきだった
などと 一人でいるときは 過去の後悔が頭を巡ります。
そんなとき 思わず口から バカじゃねあんたは など自分に向い
ひとり言を言うわけで 友に聞いても そんな時間があるそうです。
ま いいではありませんか 後悔や懺悔を繰り返しながら 一生が
終わると思っています。
心の奥に オリのように溜まったものは 次回お四国でお大師様に
聞いてもらい すっきりして帰ってきましょう。
そうだ！チクショー男にも声を掛け お四国へ誘ってみましょうかね。
