金融王に俺はなる!

経済関連のニュースについて色々語ります

スマホ向け 短編映像作品に注目集まる

2019-10-25 16:42:38 | 商品・サービス
近年、NetflixやAmazon プライム・ビデオなど、動画配信サービスが人気を博しています。そんな中、アメリカではスマホ向けの短編映像配信が注目を集めています。再生時間10分未満の短時間で楽しめる動画が増加傾向にあり、移動中などの短い空き時間の需要を狙うという事です。

最も注目を集めているのが、スマホ向け短編作品の配信に特化したハリウッドの新会社「Quibi」(クイビ)だ。サービス開始は来年4月であるにもかかわらず、既にディズニーやワーナーといった大手ハリウッドスタジオなどから10億ドル(約1080億円)の投資を集め、グーグルなどの大企業と計1億ドルの広告契約を結んでいる。
1話の長さは6~10分。「GenerationZ」と呼ばれる1990年代半ば以降に生まれた若者が1日に連続してスマホを見る時間は平均で6分半という調査結果に基づいている。視聴料は、広告が表示される設定で月5ドル(約540円)、非表示の場合は月8ドルという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00000019-mai-int


日本では、テレビの視聴率が年々低下しています。ですがこれは、リアルタイムで視聴する人が減っているだけで、実際にはテレビの視聴者数はそこまで減少していないという声も聞かれます。近年はハードディスクレコーダーの普及もあり、テレビは録画しておいて、空き時間にゆっくり見るという人が多いためです。毎週決まった時間に長時間テレビを見るというのは、現代の生活習慣には合っていないのでしょう。ゆえに、自由なタイミングかつ短時間で楽しめる映像作品には、大きな需要があると思います。

とはいえ、昨今はYouTubeをはじめ動画配信サービスは数多くあるため、Quibiなどの後発会社は他とどう差別化していくかがカギとなるでしょう。何にせよ、多くの会社が競合してより良い動画サービスが生まれるのは、視聴者にとって有難い事です。