中国の武漢から広まった、新型コロナウイルスによる肺炎が猛威をふるっており、渡航のキャンセルなどが相次いでいます。沖縄観光コンベンションビューローは、沖縄県内を訪れる観光客のキャンセル数が1万3千人を超えたと発表しました。キャンセル数はさらに増加する見通しという事です。
OCVBの調べによると回答のあった旅行会社6社の内、28日時点で団体ツアー58件約1630人が沖縄への旅行を取りやめた。クルーズツアーは4件約1万2千人がキャンセルした。
ANTA県支部の崎山喜孝支部長は「ツアーのキャンセル料も請求できず旅行社にとっては大きな痛手だ。県やOCVBは具体的な対策を示してほしい」と先行きを懸念した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00527816-okinawat-oki
近年の日本はインバウンド(外国人観光客)が大幅に増加しています。2009年のインバウンドは約678万人でしたが、2018年では3119万人と、この10年で4倍以上に増加しています。総務省の試算では、訪日外国人旅行消費額は年間およそ4兆4000億円にも上るという事で、日本経済にとって大きなプラス効果をもたらしています。
しかし、その内中国人の割合は概ね30%もあるため、コロナの影響による旅行客減少は大きな痛手となります。しかも今年は、東京オリンピックというインバウンド増加に繋がる最大級のイベントを控えているだけに、こうした安全面での懸念が及ぼす影響は極めて大きいと考えられます。
インバウンドの減少は、沖縄などの観光地にとっては大問題ですが、新型肺炎の被害者の増加はもっと大きな損害を招くリスクが高いです。コロナの広まりが沈静化するまでは、渡航制限もやむを得ないのではないかと思います。
OCVBの調べによると回答のあった旅行会社6社の内、28日時点で団体ツアー58件約1630人が沖縄への旅行を取りやめた。クルーズツアーは4件約1万2千人がキャンセルした。
ANTA県支部の崎山喜孝支部長は「ツアーのキャンセル料も請求できず旅行社にとっては大きな痛手だ。県やOCVBは具体的な対策を示してほしい」と先行きを懸念した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00527816-okinawat-oki
近年の日本はインバウンド(外国人観光客)が大幅に増加しています。2009年のインバウンドは約678万人でしたが、2018年では3119万人と、この10年で4倍以上に増加しています。総務省の試算では、訪日外国人旅行消費額は年間およそ4兆4000億円にも上るという事で、日本経済にとって大きなプラス効果をもたらしています。
しかし、その内中国人の割合は概ね30%もあるため、コロナの影響による旅行客減少は大きな痛手となります。しかも今年は、東京オリンピックというインバウンド増加に繋がる最大級のイベントを控えているだけに、こうした安全面での懸念が及ぼす影響は極めて大きいと考えられます。
インバウンドの減少は、沖縄などの観光地にとっては大問題ですが、新型肺炎の被害者の増加はもっと大きな損害を招くリスクが高いです。コロナの広まりが沈静化するまでは、渡航制限もやむを得ないのではないかと思います。