金融王に俺はなる!

経済関連のニュースについて色々語ります

冷夏で白物家電が不振?

2014-08-28 06:55:44 | 日記
今年は冷夏や台風などの影響で、エアコンなどの白物家電の売上げが伸び悩んでいるようです。

日本電機工業会(JEMA)が26日発表した7月の白物家電の国内出荷額は前年同月比15.9%減の2261億円で、3カ月連続のマイナスとなった。猛暑だった前年と異なり天候不順でエアコンなどが伸び悩んだうえ、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減も響いた。
製品別では、出荷額全体の約5割を占めるエアコンが17.4%減の1075億円で、3カ月連続で前年を下回った。昨年は猛暑と景気回復で販売好調だったが、今年は台風などによる天候不順で客足が伸びなかったためだ。
このほか、冷蔵庫が21.6%減の431億円、洗濯機が14.1%減の204億円で、それぞれ2カ月連続のマイナスとなるなど、主要製品すべてで前年を下回った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140826-00000539-san-bus_all


私は暑いのが大の苦手なので、比較的すごしやすい今年の夏はかなり助かっているのですが、家電メーカーにとっては死活問題のようです。しかし、エアコンはともかくとして、冷蔵庫や洗濯機などは、夏で特に需要が伸びるとは思えないですが…。販売額が前年を大きく下回っているのであれば、それは消費税増の影響の方が大きそうです。前年は増税前の駆け込み需要があったわけで、今年落ち込んでしまうのは当然でしょう。

そして、来年10月には消費税が10%に上がると言われています。ですから、その直前はまた駆け込み需要によって、白物家電の売上げは急増するでしょう。残念ながら、それは一時のカンフル剤でしかありませんが。

景気はほとんど回復していないのに、物価は上がるし、税も上がる。日本は益々住みにくい国になってしまうのでしょうかねぇ?

マ・クベの壺 完売

2014-08-26 09:46:42 | 日記
アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマ・クベが愛用する壺の商品化が決まり、8月22日より、プレミアムバンダイでの予約受付が始まりました。この壺は、価格が4万1040円という高額にも関わらず、わずか一日で完売するという人気ぶりを見せました。

人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する「マ・クベの壺」を再現したつぼが、22日の予約開始からわずか1日で完売したことが23日、分かった。バンダイと陶磁器メーカーのノリタケがコラボした商品で、価格は4万1040円。完売を受けて、来週から2次予約を受け付けることになった。バンダイの担当者は「高価なものなので、どうなるか……と思っていたが、予想以上の反響で驚いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140823-00000002-mantan-ent


マ・クベは、主人公達と敵対する組織、ジオン公国軍の大佐で、趣味は骨董品の収集。いまわの際に放った「あの壺をキシリア様に届けてくれよ!あれは…良いものだ!」というセリフが有名です。実際のところ、壺はシナリオ上は全く重要ではないアイテムなのですが、死の寸前に壺の心配をするという珍妙っぷりが、非常に大きな存在感を持っていた印象があります。

しかし、いくらインパクトが強かったとしても、これだけ高い商品に予約が殺到するとは驚きです。どんな作品でも、関連グッズを集めるのにお金に糸目をつけないというファンはいるでしょうが、中でもガンダムシリーズは特に多い印象があります。こうした熱狂的なマニア向けに高額商品を展開するというのも、販売戦略として有効なのかもしれません。

これでバンダイは後10年戦える!

極ZERO 発泡酒になっても好調

2014-08-20 23:39:44 | 日記
サッポロビールが発売している極ZEROが好調な売上げを続けています。

サッポロビールは18日、酒類区分を第三のビールから発泡酒に変更し、7月15日に再発売した「極ZERO(ゴクゼロ)」の販売数量が約1カ月間で、3000万本(350ミリリットル換算)を突破したと発表した。第三のビールとして発売された昨年6月19日から約1カ月間の販売数量3000万本に並んだ。
極ゼロは、国税庁の照会を踏まえ、製法を見直し、酒税の高い発泡酒として再発売。価格も約20円(350ミリリットル缶)上がったが、好調な販売が続いているようだ。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140818-00000087-jijnb_st-nb


以前にも当ブログで記事にしたことがありますが、極ZEROは元々、酒税の低い第3のビールとして販売されていました。ところが、国税庁の調査で、第3のビールの条件に当てはまらない可能性が出てきたため、サッポロビールは自主的に発泡酒での販売に切り替えることに決めたのです。

ただ、発泡酒は第3のビールに比べて酒税が高くなるので、それに伴って、極ZEROも値段が20円上昇していました。にも関わらず、売上げは以前とほぼ変わらないペースだというのはすごいものです。やはり、しっかりと美味しいものを提供していれば、客は多少値段が高くても手に取ってくれるということなのでしょう。ビールメーカーには、お酒の区分にはあまりこだわらずに、魅力的な商品の開発に力を注いでほしいものです。

ビットコインに次ぐ新たな仮想通過?

2014-08-18 22:05:38 | 日記
今年の前半、ビットコインの取引所であるマウントゴックスが破綻したことが大きなニュースになりましたが、そのマウントゴックスの創設者であるジェド・マケーレブ氏が、新たな仮想通貨を立ち上げたようです。

仮想通貨「ビットコイン」の私設取引所「Mt.Gox(マウントゴックス)」の創設者が、新たな仮想通貨システムを立ち上げた。新仮想通貨「ステラ」は円やドルなどの現実の通貨との親和性を重視し、送金や決済での利便性向上を図るという。7月末に運用を開始し、15日までに日米欧など全世界の口座数は50万を超えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140816-00000035-jij-n_ame


また胡散臭い通過が誕生しましたねぇ。ただ、あれだけ大きなトラブルになったにも関わらず、まだ50万もの人や企業が新たな仮想通過に手を出そうとしているのは、俄に信じ難いものです。中には、ビットコインで大きな損失を被った人も少なくないと思いますが…。

そもそも、ビットコインが世に出回り始めた当初は、まだ一般に仮想通過の馴染みが薄く、先行して取り引きすることで大きな利益が得られるチャンスがあったのかもしれませんが、これだけみんなが認知するようになっている今では、そうしたメリットは失われている気がします。

しかし、こんな全く信用の無い通過に、何故人々は何度も群がるのでしょうか?人間とは学習しない生き物なのかもしれません。

GREE 2期連続の大幅減収減益

2014-08-14 07:16:16 | 日記
かつて、ソーシャルゲーム市場で一世を風靡したGREEですが、ここ最近の業績は芳しくないようです。

グリーが13日発表した平成26年6月期の通期決算は、最終利益が前年同期比23・0%減の173億円となるなど、2期連続での減収減益となった。スマートフォン向けアプリのヒット作が減ったうえ、一昨年に「コンプガチャ」を廃止したことによる課金収入の伸び悩みが続いているなど、収益力低下も影響した。
売上高は17・5%減の1255億円、営業利益は28・0%減の350億円と、主要項目はすべてマイナスとなった。最終利益は25年6月期の53%減に続く大幅減益となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140813-00000534-san-bus_all


近年、携帯電話ユーザーの多くがスマートフォンへ乗り換えたことに伴い、ゲームもブラウザからネイティブアプリが中心となりました。前回記述したミクシィも、ネイティブアプリのモンスターストライクのヒットで大きく躍進しました。しかし、GREE(やモバゲー)はこの移行に乗り遅れたために、業績が低迷してしまっているのです。ただ、低迷しているとはいえ、未だに営業利益が350億円もあるのは驚きですが。

元々、GREEやモバゲーのタイトルはゲーム性に乏しく、ひたすら課金させて暴利を貪るという仕組みでした。しかし、ゲームとして優れているわけではないので、飽きが来るのも早く、一度離れてしまった客を再び呼び戻すことは困難と思われます。今まであくどい手法で荒稼ぎしてきたツケが回ってきたというところでしょうか。

こうした本業の苦戦を受けてか、GREEは介護や育児支援事業にも手を広げることを発表しています。正直、ものすごい迷走をしているようにしか思えませんが…。GREEの終末は、そう遠くないのかもしれません。

ミクシィ 業績見通しを大幅上方修正

2014-08-11 23:29:51 | 日記
日本最大規模のSNSを運営するミクシィの業績が好調のようです。ただ、これは本業の儲けではなく、スマートフォン向けゲーム、モンスターストライクのヒットによるところが大きい模様です。

ミクシィは8月8日、2014年4~9月期の業績予想を大幅に上方修正し、売上高は当初予想(195億円)から約7割増の330億円、営業利益は当初予想(46億円)から2.8倍の130億円になる見通しだと発表した。スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」の売上高が順調に拡大しているため。
最終損益は当初予想(28億円)の2.8倍となる80億円を見込み、通期で60億円としていた当初予想を半年で突破する見通しになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140808-00000043-zdn_n-sci


最近はオワコンとまで揶揄されていたミクシィが、こうして業績回復に成功したというのは、実に驚きです。そもそも、これまでゲーム事業に力を入れていたわけではなかったミクシィが、こんなヒット作を生み出すとは、一体誰が予想していたでしょう?

近年のスマートフォンゲーム市場の発展は目覚ましいものがあり、ガンホーのパズル&ドラゴンズ、そしてこのモンスターストライクなど、たった一本の爆発的なヒット作によって、会社の業績が大きく上向くという事例は珍しくないのです。

反面、こうしたスマートフォンゲームの台頭によって、家庭用ゲーム市場は年々縮小が続いています。最近は妖怪ウォッチが大ブレイクしていますが、それ以外にはめぼしいヒット作がなく、任天堂やソニーなどのハードメーカーの業績も芳しくありません。

このように、家庭用ゲーム市場と、スマートフォンゲーム市場は、正に対照的な状況であると言えるでしょう。気軽に楽しめるゲームが増えるのは喜ばしいことですが、私自身はガッツリしたゲームを楽しみたいタイプなので、家庭用ゲーム市場に元気がないことは、何とも残念でなりません。

20歳はゴルフ料金が無料

2014-08-07 10:49:50 | 日記
近年はゴルフ人口の減少が続いていますが、この問題の対策として、リクルートライフスタイルが20歳のゴルフ料金を無料にするサービスを開始しました。

株式会社リクルートライフスタイルは4日、都内で記者会見を開き、同社に設置された観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が各ゴルフ業界団体と協力し、今年20歳を迎える全国の男女を対象に、ゴルフ場(9ホールプレー)、ゴルフ練習場(1時間/100球)のプレー料金が無料になる新サービス「ゴルマジ!20 ~GOLF MAGIC~」を開始することを発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140804-00000414-ism-golf


ゴルフは1ラウンド回ると1万円程度はかかってしまいますので、9ホールとはいえ無料になるのは、非常に魅力的です。ただ、年齢が20歳限定というのはどうかと思います。20歳限定とすることで、同年代間での参加率の上昇を見込んでいるらしいですが、あまりにもターゲットが狭すぎて、ほとんど意味の無いサービスになってしまう気がします。せめて20歳以下ならば、ゴルフに興味を持った若者を大勢呼び込めたかもしれませんが…。

日本のゴルフ人口は、1991年の約1800万人をピークに、2011年では924万人にまで半減してしまっているとのことです。近年(という程でもないですが)、宮里藍や石川遼など、若手のプロゴルファーが活躍したことで、おっさん臭いイメージだったゴルフ界も多少若返った印象があったのですが、若者のゴルフ人口は別段増えはしなかったようです。

残念ながら、このサービスもどうにも的外れなので、ゴルフ人口拡大には繋がらないでしょう。ゴルフ業界は、もう少し真剣にこの問題に取り組んでいく必要があるのかもしれません。

2千円札の流通が1億枚を割り込む

2014-08-04 23:40:34 | 日記
最近さっぱり見かけなくなった2000円札ですが、その流通量が9900万枚にまで落ち込んでいた事が明らかになりました。

2000年7月に誕生し、15年目を迎えた2千円札の流通枚数が、1億枚を割り込んでいたことが分かった。
03年度までに計8億8000万枚発行されたものの、04年度以降は印刷されておらず、今年6月末現在の流通量は9900万枚。店舗などでは「使いにくいお札」と敬遠され、経済の専門家は、普及に対する政府の甘い見通しを批判している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140803-00050050-yom-bus_all


個人的に、2000円札は5年以上は目にしていない気がします。それでも、まだ1億枚近くが市場に流通しているというのは、実に意外に思えます。

そもそも、政府は何故2000円札を作ろうと思ったのでしょう?西暦2000年(と沖縄サミット)を記念にしたとはいえ、額があまりにも中途半端で使い勝手は悪そうだと、容易に想像出来そうなものですが…。

アメリカでは20ドル紙幣(約2000円)が広く流通していますので、日本でも受け入れられると考えたのでしょうか?しかし、20ドル紙幣が頻繁に使われるのは、高額紙幣だと偽札を疑われたり、お釣りが無いといって敬遠されるケースが多い事から、結果的に利用率が高くなっているという背景があります。ですから、事情の違う日本では、単に使いにくいだけのお札になってしまうのも当然と言えます。

特にプレミアがついているわけでもありませんし、将来価値が上がるとも思えませんし、2000円札は、このまま存在意義のわからなかった紙幣として、人々の記憶から消えていってしまうのでしょう。