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経済関連のニュースについて色々語ります

インドでカレーに特化した洗濯機発売

2017-01-26 09:32:00 | 商品・サービス
パナソニック・インドは、カレーの汚れを落とす事に特化した洗濯機の販売を始めました。カレー汚れ専用の洗浄コースを搭載した洗濯機の販売は、インドで初めてとの事です。

同社はインド料理研究家に依頼し、インド全地域のカレーを研究。ターメリックやチリ、マスタードなどカレーに含まれる成分を分析し、約1年半かけて、衣服に付いたカレーを落とすのに最適な水温や水流、洗濯時間の組み合わせを見つけ出した。
カレー機能を搭載するのは、1月から販売が始まった洗濯機「フォーム・プレミア」シリーズの上位機種。1台約2万2000~2万9000ルピー(約3万7000~4万8000円)で、従来の全自動洗濯機よりもやや高めだが、中間所得層にも手の届く価格に設定した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000102-jij-asia


カレーに特化した洗濯機とは、中々ユニークな商品です。インドは中国と並んで成長の著しい国ですから、そのインドにスポットを当てた商品には大きな可能性があると考えられます。

ちなみに、カレーは日本人にとっても馴染み深い食べ物ですが、実はインドのカレーは日本とは全然違っています。インドのカレーは、汁気が多くてサラサラした香辛料の効いたルーになっており、日本のようなドロッとしたとろみはありません。

何故インドと日本でこんなにも違うのかと言うと、日本のカレーの源流はイギリスにあるからです。18世紀のインドは、イギリスに植民地支配されていました。そんな中、カレーの美味しさを知ったイギリス人がインドからレシピを持ち帰り、よりイギリス人好みになるようにアレンジを加えた事で、イギリス流のカレーが誕生しました。日本に伝わったのはこのイギリス版のカレーであり、ゆえにインドと日本では大きく違う物になったというわけです。

何にせよ、インドでカレーが好んで食べられているのは間違いない事であり、その汚れを落とせる洗濯機の需要は少なくないでしょう。ただ、インドはまだまだ衛生面が不充分な国ですから、単にカレーの汚れだけ落とせても、あまり意味はないかもしれません。

ニンテンドーSwitch 3月3日 2万9980円で発売

2017-01-19 11:21:55 | 商品・サービス
任天堂は、新型ゲーム機「Nintendo Switch」を3月3日に全世界同時発売することを発表しました。価格は29980円。

ニンテンドースイッチは、携帯ゲーム機のように外に持ち出せることを前提にした据え置き型のゲーム機で、「NX」というコードネームで開発していた。家庭のテレビとHDMIケーブルで接続された「Nintendo Switchドック」から本体を取り外すだけで、ゲーム画面はモニターから本体上の画面に瞬時に「スイッチ(切り替わり)」するため、据え置き型ゲーム機の画質を外出先でも楽しめる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170113-00000004-mantan-game


家庭用ゲーム機は、大きく分けて二種類あります。一つは、ファミコンのようにテレビに繋いで遊ぶ据え置き型ゲーム機。もう一つが、ニンテンドーDSのように持ち運んで遊べる携帯ゲーム機です。しかし、3月に発売されるSwitchは、据え置きゲーム機であると同時に携帯ゲーム機としても遊べる、全く新しいタイプのゲーム機となっています。

ところで、Switchの値段は少々高いように感じます。確かに、ソニーのプレイステーション4も現在は29980円に値下げされていますので、単純な値段で言えばSwitchは別に高くはありません。ですが、これまで任天堂の据え置きゲーム機は、スーパーファミコンからWiiUまで、ずっと25000円以内で販売されていました。故に、Switchは任天堂のゲーム機として最も高額で販売される事になります。子供層が中心の任天堂ハードの値段が高い事は大きな懸念材料です。この値段の高さも、近年の任天堂の業績が芳しくない事が原因でしょうか。

近年はスマホゲームの人気によって、家庭用ゲーム市場は厳しい状況に追い込まれています。はたして、Switchはこうした悪い流れを変え、再び家庭用ゲーム市場に勢いを取り戻す事が出来るでしょうか。

マグロ初競り 7420万円

2017-01-11 13:28:59 | 企業
毎年大きな話題となる、築地市場のマグロの初競り。今年は7420万円という驚きの高値で落札されました。この金額は、2013年の1億5540万円に次ぐ歴代2位の記録との事です。

移転が延期されている築地市場で5日早朝、水産物の初競りがあった。生鮮本マグロ1本の最高値は212キロの青森・大間産で、7420万円(1キロあたり35万円)だった。記録が残る1999年以降では、2013年の1億5540万円に次ぐ2番目の高値がついた。
落札したのは、築地に本社があるすしチェーン「すしざんまい」の経営会社で、最高値での落札は6年連続。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000012-asahi-soci


長年不景気が続く日本において、7420万円という落札価格は随分と豪勢です。当然ながら、マグロ自体にこれだけの価値があるわけではなく、大部分は宣伝効果の費用と言えるでしょう。こうしてネットやテレビのニュースで話題になる宣伝効果は3億円という試算もあるようですし、そう考えると7420万円というのは決して高すぎる買い物ではないのかもしれません。

なお、漁師の取り分は8割程度で、およそ6000万円になるらしいです。正に、一攫千金と言ったところでしょうか。

ちなみに、本来なら築地市場は既に豊洲へ移転している予定でしたが、小池百合子知事が移転延期を決めた事で、先行きは不透明のままです。築地の初競りは、今回が最後になってしまうのでしょうか…。