パナソニック・インドは、カレーの汚れを落とす事に特化した洗濯機の販売を始めました。カレー汚れ専用の洗浄コースを搭載した洗濯機の販売は、インドで初めてとの事です。
同社はインド料理研究家に依頼し、インド全地域のカレーを研究。ターメリックやチリ、マスタードなどカレーに含まれる成分を分析し、約1年半かけて、衣服に付いたカレーを落とすのに最適な水温や水流、洗濯時間の組み合わせを見つけ出した。
カレー機能を搭載するのは、1月から販売が始まった洗濯機「フォーム・プレミア」シリーズの上位機種。1台約2万2000~2万9000ルピー(約3万7000~4万8000円)で、従来の全自動洗濯機よりもやや高めだが、中間所得層にも手の届く価格に設定した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000102-jij-asia
カレーに特化した洗濯機とは、中々ユニークな商品です。インドは中国と並んで成長の著しい国ですから、そのインドにスポットを当てた商品には大きな可能性があると考えられます。
ちなみに、カレーは日本人にとっても馴染み深い食べ物ですが、実はインドのカレーは日本とは全然違っています。インドのカレーは、汁気が多くてサラサラした香辛料の効いたルーになっており、日本のようなドロッとしたとろみはありません。
何故インドと日本でこんなにも違うのかと言うと、日本のカレーの源流はイギリスにあるからです。18世紀のインドは、イギリスに植民地支配されていました。そんな中、カレーの美味しさを知ったイギリス人がインドからレシピを持ち帰り、よりイギリス人好みになるようにアレンジを加えた事で、イギリス流のカレーが誕生しました。日本に伝わったのはこのイギリス版のカレーであり、ゆえにインドと日本では大きく違う物になったというわけです。
何にせよ、インドでカレーが好んで食べられているのは間違いない事であり、その汚れを落とせる洗濯機の需要は少なくないでしょう。ただ、インドはまだまだ衛生面が不充分な国ですから、単にカレーの汚れだけ落とせても、あまり意味はないかもしれません。
同社はインド料理研究家に依頼し、インド全地域のカレーを研究。ターメリックやチリ、マスタードなどカレーに含まれる成分を分析し、約1年半かけて、衣服に付いたカレーを落とすのに最適な水温や水流、洗濯時間の組み合わせを見つけ出した。
カレー機能を搭載するのは、1月から販売が始まった洗濯機「フォーム・プレミア」シリーズの上位機種。1台約2万2000~2万9000ルピー(約3万7000~4万8000円)で、従来の全自動洗濯機よりもやや高めだが、中間所得層にも手の届く価格に設定した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000102-jij-asia
カレーに特化した洗濯機とは、中々ユニークな商品です。インドは中国と並んで成長の著しい国ですから、そのインドにスポットを当てた商品には大きな可能性があると考えられます。
ちなみに、カレーは日本人にとっても馴染み深い食べ物ですが、実はインドのカレーは日本とは全然違っています。インドのカレーは、汁気が多くてサラサラした香辛料の効いたルーになっており、日本のようなドロッとしたとろみはありません。
何故インドと日本でこんなにも違うのかと言うと、日本のカレーの源流はイギリスにあるからです。18世紀のインドは、イギリスに植民地支配されていました。そんな中、カレーの美味しさを知ったイギリス人がインドからレシピを持ち帰り、よりイギリス人好みになるようにアレンジを加えた事で、イギリス流のカレーが誕生しました。日本に伝わったのはこのイギリス版のカレーであり、ゆえにインドと日本では大きく違う物になったというわけです。
何にせよ、インドでカレーが好んで食べられているのは間違いない事であり、その汚れを落とせる洗濯機の需要は少なくないでしょう。ただ、インドはまだまだ衛生面が不充分な国ですから、単にカレーの汚れだけ落とせても、あまり意味はないかもしれません。