何だかいつの間にか、ですよ。我らが麻生外相が日中関係の主軸、台風の目になっている観があります。
ひとつひとつの行動が緻密な計算に基づくものなのか、それともやりたいようにやっていたら期せずしてそうなっていたのか。現実には前者なんでしょうけど、私は後者であれかしと願っています。思うままにプレーする姿が観客を魅了してしまう。……ファンタジスタというのはそういうものでしょう?(笑)
前回紹介しませんでしたが、以下のようなやり取りもありましたね。
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●貿易拡大「北朝鮮を助けている」=中国に説明要請-麻生外相(時事通信/Yahoo! 2006/03/15)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060315-00000174-jij-pol
麻生太郎外相は15日の参院予算委員会で、中国と北朝鮮の貿易額が増えていることについて「(中国が北朝鮮を)助けているのではないか。何の目的か理解できない」と述べ、強い不快感を示した。その上で「きちんとした理由を提示してもらいたいと中国に申し込んでいる」と語り、中国に説明を求めていることを明らかにした。黒岩宇洋氏(民主)への答弁。
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●日本の要請拒否=麻生外相の「対北貿易」発言を非難-中国外務省(時事通信 2006/03/16)
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=060316183130X751&genre=int
【北京16日時事】中国外務省の秦剛副報道局長は16日の定例記者会見で、麻生太郎外相が中国と北朝鮮の貿易拡大は「北朝鮮を助けている」として中国側に説明を求めたと述べたことについて「こうした申し入れは受け入れない」と反発するとともに、「外交当局の最高責任者が外交常識に反する発言を繰り返すことは理解しがたい」と麻生外相を強く非難した。
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それから前回言及した東シナ海ガス田問題。
●本格生産なら対抗措置 外相、中国ガス田開発で(共同通信 2006/03/15)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006031501001396
中国外交部報道官(秦剛報道副局長)のリアクションは次の通りです。
「東シナ海ガス田問題において、我々はすでに繰り返し日本側に中国の立場を伝えている。中国の東シナ海地区におけるガス田開発は日本との争議が存在しない中国近海で行われるもので、主権権利を行使する正常な活動だ。東シナ海における中日境界線に関する争いは、協議によって解決されるべきだと我々は主張している。日本がもし紛争地区で一方的な行動をとるのであれば、それは中国の主権権益に対する侵犯であり、我々はこれに断固反対する。我々は話し合いによって東シナ海に関する問題を処理することで、状況がより複雑化するのを避けようと呼びかけている。」
http://news.xinhuanet.com/world/2006-03/16/content_4309971.htm
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今朝の香港紙(2006/03/17)はこれを中共政権による警告だと揃って報じ、一触即発の雰囲気を匂わせています。日本が動いたら軍事衝突も辞せずと言わんばかりです。
秦剛も恐らく軍主流派の突き上げもあって強腰のポーズをとらなければならないのでしょうが、臆面もなく中華を自任する「ブライド高過ぎ&コンプレックス強過ぎ」な中共政権が、連中からみたら辺境の一島国に過ぎない日本の外相の一言一言に脊髄反射し、翻弄されている構図は面白いものです。
いや、時代は変わったなあ、と。10年15年前なら麻生外相はとっくに引責辞任で詰め腹を切らされていたでしょうから。
ただ今回の「中国の東シナ海地区におけるガス田開発は日本との争議が存在しない中国近海で行われるもので、主権権利を行使する正常な活動だ」としていることは注目しておくべきでしょう。これが尖閣諸島方面を含む「新提案」のことを指しているのであれば、尖閣諸島を「中国固有の領土」とする主張を下敷きに行われているようにも思われるからです。
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……どうもファンタジスタは主役を食ってしまいますね(笑)。主題に入りましょう。実は最近、党上層部の中で何か起きているのか、それとも軍部の台頭があまりに著しいので胡錦涛・総書記が少しブレーキをかけようとしているのか、ともあれ妙な奴が活発に動き出していることに私は注目しています。
「妙な奴」とは呉建民・中国外交学院院長です。その肩書が示すように、かつては豊富な経験を持つ外交官であり、現在は第一線から引退して後進の育成にあたっています。雰囲気は温厚そのもので李肇星・外相とは対極にあるといったところでしょうか。
しかし政治的にみれば、呉建民は常にかなり重要な役回りを演じさせられています。一言でいうなら胡錦涛の切り札、火消し役です。「反日」でも「反米」でもいいのですが、国民レベルで排外的民族主義が台頭してくると、いつもこの呉建民が出てきて『中国青年報』(胡錦涛の御用新聞)あたりでやんわりと説諭するという「型」が胡錦涛のセオリーになっています。
欠点はその物腰が示すように相手の横っ面に水をぶっかけることができず、やんわりと説諭する以外の手を持っていないところです。ですから火消し役として登板しても機能しないことがあります。一例を挙げれば昨年春(2005年3月下旬-4月)の反日騒動のときがそうでした。
で、その火消し役・呉建民が最近活発に「新華網」(国営通信社の電子版)など全国ネットのメディアに登場しては例によって諄々と説諭しています。いくつか記事を並べてみましょう。
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●いまこそ「弱国心理」の殻を破るとき……呉建民・龍永図・沈国放(新華網 2006/03/09)
http://news.xinhuanet.com/world/2006-03/09/content_4277891.htm
●平等で礼儀正しく包容かつ他者をも思いやる。そんな国民イメージの形成を(新華網 2006/03/15)
http://news.xinhuanet.com/politics/2006-03/15/content_4306975.htm
●中国の国際的地位向上を実見しての感想……呉建民・龍永図(新華網 2006/03/16)
http://news.xinhuanet.com/fortune/2006-03/16/content_4307802.htm
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これらの記事に共通している内容を身もフタもなく言ってしまうと、
「思い上がるな。謙虚であれ。等身大の自分をちゃんと見つめろ。それが大国の国民らしい態度というものだ」
ということになります。農村と農民に強烈な負荷をかけてようやく達成したという歪んだ経済発展。その歪んだ部分を見ようとせず軽躁に浮かれている、あるいはともすれば感情先行型のナショナリズムに走りがちな自国民を戒めている、とでもいいましょうか。漠然とした言い方なら、上述した「プライド高過ぎ&コンプレックス強過ぎ」という漢民族特有の病態の是正を試みている、といってもいいでしょう。
「平等で礼儀正しく包容かつ他者をも思いやる」
という点については、「協議で強硬姿勢をとることは容易だが幼稚だ」と、国連大使や外交部報道官を歴任したこれまた外交畑のベテランである龍永図が述べています。
「強硬姿勢は愛国を意味するものとは限らない。譲れない原則は何か、弾力的に対応すべきものは何か、妥協すべきものは何かをまず見極めなければならない」
というその発言も、呉建民のスタンスにぴったりと符合しています。いやその呉建民などは実例まで持ち出しているのです。それも他でもない中国で開催されたサッカーアジアカップ(2004年)。一部の中国サポーターの日本チームに対する過激な行為(あれって一部でした?)を例にひいて、
「こういったことは礼に反する行為で、中国の発展に対し他国が脅威を抱くようになる。我々は自らの行動で他人を傷つけたり、あるいは他人に悪いイメージを残すような振る舞いをすべきではない」
と批判しています。実にわかりやすい(笑)。さらに日本ネタが続きます。
「包容の精神は寛大な懐の広さと大度によって体現されるべきものだ。例えば日本の指導者がA級戦犯を祭る靖国神社を参拝したといった事件に際しては、合法的かつ適切な方法で自らの思いを表現すべきで、その対象もしっかりと区分けしないといけない。参拝したのは一部の日本の指導者だ。日本人や日本製品を目にして反発してはならない。日本人を殴ったり日本のものを壊したり略奪したりするのはもってのほかだ」
言い切ったものですねえ(笑)。他にも貿易摩擦問題で相手国を敵視するのはおかしい、大国の国民にふさわしくないといった発言があります。
ちなみに1本目の記事に左遷された沈国放が出てきてコメントしていることにも一応留意しておきましょう。
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いま呉建民が出てきてこういう話をする意図が奈辺にあるのか。「反日」に向けた動き、例えば民間による対日戦時賠償訴訟が活発化しそうな雰囲気はありますが、今回語られている内容はそれに向けられたものではなさそうです。
政争めいた図式を描くとすれば、胡錦涛が呉建民という手札を使って、アンチ胡錦涛諸派連合に属する疑いの濃い李肇星外相や、胡錦涛よりアンチ胡錦涛に近いスタンスといえそうな温家宝・首相を牽制したと言えなくもありません。
メディアによる「反日」に目を転じれば、いま現在はまとまりがない、流れを形成しない散発的な記事が多く、方向性が示されるのを待っているような気配があります。それで靖国問題のような特にいまが旬、という訳でもない分野やこれまたお約束ネタである小泉叩き、そして麻生外相への脊髄反射に終始している、という印象です。
例えば「李登輝氏訪日」といったような中核となる攻撃対象があればそれを軸にひとつの流れを創り出せる(=神光臨)のですが、そういう確たるものがないため、ネガティブに日本を捉えた記事が豊富に出てきている割には「反日度」を感じさせない、といったところです。中核となる攻撃対象が出現していないのであれば、それは党中央において意思統一が行われていない証左かも知れません。
他に考えられるとすれば、軍部に対する牽制でしょうか。軍主流派が外交面にまで口を出すようになった形跡がありますが、それが度を過ぎたため胡錦涛が呉建民を使ってそれを抑えようと試みたのか。
胡錦涛が汚職に対処する部門である中央紀律検査委員会の呉官正・書記(中央政治局常務委員)を使って汚職摘発の名目で軍内部にも査察の手を入れ、軍部に対する掌握度アップに努めている、という観測が香港筋にあります。実際に呉官正は軍内外に諸通達を発したり汚職撲滅に関しては根っこから切る(高級幹部にも容赦しない)という趣旨の重要論文を発表するなどしてそれを裏付けるような行動をしてはいます。
ただこの種の情報は一面、煙のように実体のないものですから参考程度にとどめておくべきかと思います。まあ東シナ海ガス田紛争をめぐる中国側の提案や外交部報道官の発言などからして、軍部の発言権が増大する一方、胡錦涛が持ち上げなだめすかしたりしながらそれを抑えていこうという動きがあるようにみえるのは事実ですけど。
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ともあれ、この一連の呉建民談話はその内容からして胡錦涛が何事かへ向けて一歩踏み出したことを示すものでしょう。あるいは早晩盛り上がることが確実な「李登輝氏訪日」への予防線なのか……まあ邪推はもう少し材料が揃ってからの方がよさそうですね。
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李氏来日問題:麻生外相が中国をけん制 参院予算委 (毎日新聞 2006年3月17日 20時33分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060318k0000m010096000c.html
麻生太郎外相は17日の参院予算委員会の外交・防衛集中審議で、台湾の李登輝前総統が5月の来日を希望していることについて「第一線で活躍している政治家でもないし、単なる年老いた老人が1人来るたびにワーワー言うのはいかがなものか、と言っている人がいる」と述べ、01年と04年の李氏来日に強く反発した中国をけん制した。
昨年の愛知万博以降、台湾からの観光客は90日以内の短期査証(ビザ)が免除されるようになったため、李氏の来日が観光目的なら日本政府が特別に拒否しない限りビザなし入国が可能。外相は「李登輝って人が来るか来ないか知らないが、それに直接かかわり合うつもりはない」と述べ、李氏の入国を拒まない考えを示した。【平田崇浩】
失脚せずに、未だ発言中となると確かな後ろ盾を得たのでしょうか?そもそも中国外交学院院長って、そんなエライ訳でもないんでしょう?
普通に調査、試掘するプロセスを踏むと2-3年は当たり前のようにかかるはずなのに、今回の件では突然建設を始めてあっという間に煙突から炎を吐いている。
こんな期間ではガス田は掘れないという話しです。
それと海底パイプラインも、大陸の拠点まで1000KM。
実は豊富なノウハウをもつアメリカも、ガス田を扱い慣れてるロシアにも、海底ガスパイプラインを1000KMも引いた例も技術も無いそうです。
もちろん中国にとっては完全なオーバーテクノロジーです。
海上に作業船を浮かべ、ロボットや潜水夫を使って地道にパイプラインをつなげていく過程で、必ず日本側に発見されるはずですが、そんな船が発見された事実はありません。
当然、そのように敷設していけば膨大な時間がかかり、中国側が言うような短期間で敷設するのは物理的に不可能。
通常、海底ガス田の場合はタンカーを横付けして輸送するのが基本で、その場合は当然巨大タンカーが発見されるはずですが、今までそんなものが発見されたことはありません。
要するに、微妙な位置にハリボテの施設だけ建てて煙突から火を噴かせて日本側を揺すってるだけな公算が強いと。
従来の日本外交のように、折れたる譲歩したりすることを狙った一種のパフォーマンスじゃないかと。
よろしければ出典をお願いします。
(こちらのブログには多くの方が訪問されていて、当然中国の方も閲覧していると思うんですが)中国の皆さん、あなた方の国の共産党の言う事、少し可笑しいと思いませんか?
馬英九主席の訪米と訪日が今日の産経で記事になっていますが、七月下旬の予定で訪日するようです。講演も行う予定とか。ワシントンへは主席、日本では市長の立場でくるというので、いろいろ具体的に準備しているのかと思っています。 昨年3月に続いて二度目の訪日となりますが環境の変化が目まぐるしいなかどういう発言をするか気になります。
連戦氏は中共と国民党として4月に経済論壇に参加するそうですが、馬主席は参加予定無し。
馬主席自身は表立っては中共と動くという姿勢が無いのですが今回の外遊でどうなるか。これはこれで気になる次第です。
ここのサイトはなぜか開けるんですがね。
むむむ、本当ならばパイプラインを引くまでの数年の時間稼ぎと言う事ですね。
(引けるテクノロジー有無は別として)
そして日本につけるイチャモンと海軍強化建前がサプライズ…ですか。
こうなると日本が出来る事はただひとつ。
騙されたフリして世界中に”領海侵犯大国・中国”として宣伝しまくるべきですね。
そして「ガス田あるからいいじゃん」と各国にガス田分だけ中国向けの燃料供給を絞ってもらうとか。
区分できるんですかね?
靖国神社を参拝した政治家は国民から選出されてその地位にあるのであって、国民と指導者(層)を明確に区別できる中共独裁国家中国と、議員や行政の長を民主的手続きで選出する日本は全く違うんですがね。
いい加減この“日本の指導者”という独裁国家特有の表現はやめて欲しい。中国語では“領導”という単語を使っているけれども、いずれにしても日本にはこの手の“優れた人間が上から民を導く”なんていう立場にある人間は一人もいないということを中国人も理解すべきだね。こんな表現をしている限り中国に民主主義は実現できそうにないような気がする。
「日本は朝鮮にいいこともした」これだけで首の飛ぶ時代があったんですから。隔世の感があります。
ローゼン閣下もここまで来ると、釣師というよりトロール船の船長だな、根こそぎですよ。
Dさんのガス田のコメント、私もネットで見たことがありますがソースが分かりません。
確かに言われてみればこれも納得ですが、ソースが知りたいです。
そこから大陸までは、既存のパイプラインがあります。
春暁ガス田は調査・試掘を含めれば、2~3年どころではない、10年以上の地道な活動の結果だった筈。日本が騒ぎ始めたのがここ最近だというだけの事です。
それとは別に、春暁ガス田の中間線から中国よりだけでは採算が取れないのでは?という話は以前からあります。今の春暁ガス田は数回の試掘の後でやっと自噴をみたものですが、日本側に侵入した試掘船は一発で自噴を当てています。欧米のメジャーが撤退したのも、中国側だけでは採算が見込めなかったのだろうという話もあります。
春暁鉱区の確認埋蔵量は天然ガス662億立方m、石油1,270万トンですが 最近の日本側の調査では、鉱脈の半分以上は日中中間線よりも日本側にあります。
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0603190020&cat=002CH
ああ・・・孔泉たん・・・(´・ω・`)
僕らのアイドルが一人遠くへ行ってしまう・・・
にしても、さすがに胡も麻生さんには参ったのでしょう。まさか正面から戦って、脅威論を体現するわけにもいかず、かと言って空気を読めない軍部を説得できるわけでもなく…。しかた無いので、賞味期限切れの人々を目立たせて、朝日あたりに融和記事でも書かせるでしょうな~。
しばらくは胡(&朝日)と麻生、軍部あたりで三つ巴のやり取りが続くのでしょうか。じゃんけんに似ていて、ちょっかいを出せる相手が決まっていますね。
http://www.fmprc.gov.cn/chn/wjb/zzjg/xos/default.htm
で、新聞司長は、今のところまだ空席。さてどうなるでしょう。ま、劉建超でしょうかね。
http://www.fmprc.gov.cn/chn/wjb/zzjg/xws/default.htm
今晩中にちびちび書きかわるんでしょうかね。
まあ、日本側の調査をちゃんとやらないと、正確な答えは出ないのかもしれませんが。
ここに来て更なる強攻派へポジション替えですか…。
負けまいとした気概なのでしょうが、強攻派だと一層ファンタジスタに釣られそうな…。
日本マスゴミ(特に朝■)にもフォロー出来ないような無様な釣られ方をしたりして…。(w
>三つ巴
今の胡錦涛は、軍部と麻生外相のどっちにも勝てない気も…。(w
電波小僧さんへ
>そこから大陸までは、既存のパイプラインがあります。
むむむ、なるほど。私もまだまだヲチが甘かったです…(反省)。
これはもう中共側が、より採算が取れない事になるよう祈るしか…。
例えば五輪バブルで開発費超高揚とか、価格暴落を恐れた炭坑経営側の妨害が入るとか…。
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<中国>胡錦濤政権初の「司令部条例」公布
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060320-00000061-mai-int
(前略)胡錦濤政権では初の公布で、軍内部での基盤固めが進みつつあると言える。
(毎日新聞) - 3月20日18時5分更新
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・・・(汗)。
流石毎■新聞、御家人さんのおっしゃるとおり『何を今更?』臭がプンプンします。
(というか軍内部での基盤固めではなく 胡錦涛の方が 固められてるのでは…(笑))
これでも媚中の朝■よりマシなんでしょうが、どうにも歩み自体が遅すぎる気がします…。
台湾の兵営に設置されている故・蒋介石総統の銅像をめぐって「不協和音」が鳴り響いている。
陳水扁・総統は、約100体の銅像の撤去を命令。しかし、軍内部には根強い不満がくすぶり続けている。
中国新聞社が伝えた。
中国新聞社によると、陳・総統の狙いは軍に残る故・蒋総統への個人崇拝をなくし、
軍隊の忠誠心を「国家」へと向けることだという。
李傑・国防部長(国防相)は個人として反対したが、総統府からの度重なる催促を受けて3週間前に撤去を命令。
しかし軍内部には、銅像撤去を「難しい任務だ」とするなど根強い不満の声がある。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
ソース:サーチナ 中国情報局
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0320&f=politics_0320_001.shtml
それに海底パイプラインが完成したとしてもそれを維持管理するのにまた金が掛かる訳で…
途中で欧米企業が手を引いたのは結局、そこまでしても採算が取れない埋蔵量だったということを表しているのでしょう。
もしかして、期待していい……?
あ、でも、漏れたらまた汚染が……。
うーん、どっちにしても迷惑です。
天気予報によると、東京は平年より7日も早い開花予報との事。標準木の有る靖国神社の桜はどんな具合でしょうか?
英霊の御加護が我が国に未来永劫有らん事を祈って、旨い酒を一升程神社にお供えしたいものです。
暫く東京に出向く機会の無い私は、近くの護国神社へと花見に出かけますが、比島で戦死した爺さんに宜しく言っておいて下さいませ。
爺さんは死ぬまでに靖国の桜を見た事が果たして有ったのかなぁと、この季節になるといつも思います。
爺さん達が一度として負けた事の無い山賊・野盗上がり共の末裔に、日本が脅かされているかと思うといと悲し。
わぁい♪
http://www2.jp/higashishinakai/
↑ これほど資源があるなんて、と夢を見たく
なりますね。日本国民すべてが8年間税金を
払わなくていいほど、とか。
チナヲチさんについては、下記のサイトで紹介されていて、知りました。
あまりの面白さに、初回から読み進めて、今日、ここまで到着しました。
ワイルド・インベスターズ・ブログ
竹島について
ttp://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/1_8ec4.html
ガス田、竹島問題など、特殊アジア同士が組んで
やってると邪推してしまいます。
竹島についても、調査をした結果を提出しないと
2008年以降に、合法的に韓国にブン取られて
しまうおそれあり、というので、それくらい回避
しろよ、政府! と憤っています。
つきあっても何のメリットもない、人口半分、
国力10分の1以下の鮮の国になんでヘコヘコ
するんでしょうね。
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